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はじめてのママリ
ココロ・悩み

【在宅医療の中でのワンオペ育児について】長男を妊娠中に病気が発覚し…

【在宅医療の中でのワンオペ育児について】

長男を妊娠中に病気が発覚して、産後すぐに手術、入院治療を受けました。手術後の我が子の傷を見て胸が痛みました。

退院後は医療機器メーカーから医療機器を借りて自宅で在宅医療をしていました。

初めての育児で右も左も分からず、旦那は出張がちで、自宅には常に不在で、家事・育児協力も満足に得られず、3時間おきの授乳で寝不足のなかひとりでワンオペ育児、常に医療機器と繋がっていることの不自由さ、子供だけでなく、医療機器にも気を配らなければいけない、決まった時間に薬を飲ませないといけない、病気ということや命を預かっている責任や、健康に産めなかった罪悪感に押し潰れそうな気持ちを抱えて過ごして心労がかかっていたと思います。

治療の甲斐もあり、一歳を迎える前に、医者の見込みより早く病気が治りました。医者も驚いていました。『子供の治る力はすごい』と言っていました。

病気が、治ったということもあり、治療から解放され、肩の荷が少し降りた気持ちになり、気が抜けたのか、私は泥のように眠りました。子供の授乳とオムツ交換など、必要最低限の世話のみで、自分はろくに食事を摂っていませんでした。

自宅で過ごすことが多かったので、体力もだいぶ落ちていると感じて体力づくりに散歩に出かけようと思いました。
病気の影響で外出も控えていたので、子供に外の空気に触れさせようという気持ちも半分です。
バスに乗って隣町にある商業施設へ行こうと思いました。
バスに乗るのでベビーカーは辞めておき、抱っこ紐に、荷物はキャリーカートを引いてバスに乗りました。
バスに乗っていると目的地の停留所に着き、バスの運転手さんが、『ベビーカーのお母さん、降ろすのを手伝いますよ』と車内放送で言ってくれました。「ベビーカーじゃないから大丈夫です」と言うと、車内放送までされてちょっとはずかしくて周りを見渡すと、たまたま通路を歩いているマダムと目が合って、『あっ!』とちょっとびっくりしたような表情をして、私のキャリーカートを持ってゆき、バスから降ろしてくれました。

妊婦は迷惑
子供は迷惑
ましてや病人、社会のお荷物
病人はすっこんでろ
と罪悪感をかかえていました

運転手さんやそのマダムの親切さに涙が出そうになりました。

世間って思ったより暖かいものなんですね

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