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ゆ
妊娠・出産

女性が無痛分娩から帝王切開に変わる経験をリアルに報告。手術中に麻酔効果が強すぎて苦しい状況になり、一時は死を覚悟するも、赤ちゃんの誕生で安堵。手術は成功し、母子ともに無事であり、赤ちゃんには「アカチャン」と名付けられた。先生も初めてのケースだったが、最終的には良い結果となった。

呟きです⑤。無痛分娩→帝王切開 リアルレポート。

16:30
かれこれ麻酔を入れ出して1時間経過。
旦那心配してるだろーなー、30分で終わるはずだったのになぁ。

先生同士の話が決着がついたらしい。
それと同時に、先生が看護師に指示を出す。

皆んなが慌ただしく動き出す。

え、なにがどう決まったの?!今まで先生は説明して全部処置してくれたのに、今度は何も言わない。

とにかく皆んなが急いでる。

手術台が変わった、なんだこれ、手足がベルトで三重に固定されるやつになった。

え、え?!まじ?!?

やだやだやだ!!もう我慢しろってか?!聞いてないよー!!!

酸素マスクも変えられる。

みんなの前で全裸にされて、緑の術着に変えられた。

あーけど、ちょっと意識がフワフワしてきた、
さっきまで何回も打ち直してたやつが頭の方にやってきた、

ふわ〜っとする。顎もゆるい。耳が塞がれた感じ〜

あれ〜 局所麻酔ってこんなになるんだっけ

ぼーっとしてる中、

じーちゃん先生がなんだかでかい麻酔を持ってきて

じー先生「ちょっと大きい麻酔いれるねぇー」

もう刺されてる感覚はない。

そうすると、それまであった感覚がみるみるうちに消えていく!!!!
すごい!なにこれ、めちゃきくやん!!!!


先生は猛スピードで手術の準備をしている
ガチャガチャ何かを書いたりしている。

あ〜よかった、これで痛みを感じなくて、、、
す、、、む、、、、

あ、、あ、、

何これ、麻酔効きすぎじゃない?

息が、息が、、、

じーちゃん先生が酸素マスクに着いてる風船を押して

はい、吸って〜吐いて〜て言ってる。

あれ、、タイミング合わない、、、

吸えない、、吐けない。

先生苦しいです!!!!

それを言う空気がない。

誰か気づいて!!!!!!!!





あ〜私、死ぬんだ、旦那ごめんね、チビもごめんね、
私の人生ってここで終わることになるんだ、

そんなことを数秒考えてた。

走馬灯ってゆっくりなるんだよねって意味が初めてわかった。

一瞬目の前が真っ暗になりかけた。


けどふと、は?死ぬわけにはいかんし、と我に返って
風船を見た。

その風船のタイミングに合わせて吸ったり吐いたりを必死にした。

ようやくパニックを抜け出した。

手術がはじまる。

意識飛びそう。、、、

あ、今切られた、痛くない。よかったぁ〜

眠い、眠いよ、

先生「しっかりして!!!赤ちゃん見るまで絶対に寝ないで!!」

そんなぁ、すごい眠いよ、、意識飛びそうだよ


あぁ、なんか赤ちゃんでたっぽい、

遠くてへその緒が足に巻きついてる、って聞こえる。

先生「もうすこしだからしっかりして!」

左向いて!!
と言われ左を向くと、赤ちゃんが見えた!!

あ、赤ちゃん、ほんとにお腹に入ってたんだぁ〜と意識遠のくなか考えてた。

見た、という合図で軽く頭でうなづく。

ふぅ、よかっった、、

と思ったと同時に意識を失った。



次に目を覚ますと、綺麗になったあかちゃんが目の前にいた。

あ、赤ちゃんだ〜
よかった無事で、、、

朦朧としながら、元気な赤ちゃんですか?男の子でしたか?ときく。

男の子ですよ、元気ですよ〜と言われる。
胸のところにつけてくれた。

不思議な感じ。
はじめまして、アカチャン。



後日、先生が様子を見にきて聞いたら、先生もこんなにかからないのは初めてのケースだったと言われた。

もう出産はいっときこりごりと思ったが、赤ちゃん自体はとっても可愛い。

色々あったけど、2人とも無事なら良しとしよう。

終わり

コメント

にゃんこ

大変でしたね、、、お疲れさまでした!!
お身体ゆっくりも休めないかもしれませんが
とりあえず無事でなによりです!
先程からずっと読んでました笑
ご出産おめでとうございます❤️