息子を寝かしつけながら、ふと妊娠した時の事を思い出してみた。妊娠初…
息子を寝かしつけながら、ふと妊娠した時の事を思い出してみた。
妊娠初期。つわりは結構軽い方だったんだけど、それでも匂いで気持ち悪くなる事が多くてあんまり食べられなかったな。ご飯は匂いがだめ。冷めたやつ食べてたしサンドイッチとかばっかりだから常に空腹でお腹が空いて気持ち悪いのかつわりなのか分からなかった😱
そんな中、見たい映画があって見に行った帰り、移動販売の車からフライドポテトの匂いがして「めっちゃ胃もたれしてるけど、めっちゃ食べたい…!」って旦那にお願いして買ってきてもらって食べたわ。
「めちゃくちゃおいしい~!」って半泣きしてたら旦那がニコニコしながら「妊婦の体って不思議だねぇ。今のうちにいっぱい食べなよ」って笑ってくれた😁
安定期に入ってからが天国だった。
とにかくご飯が食べられる!お菓子とかコーヒーはなるべく制限したけど、好きな物が食べられて幸せだった。
旦那も赤ちゃんの為にってお小遣いから高級フルーツ買ってきてくれて、二人で少しずつ大事に食べたな~。
夏場だったから仕事中とか暑くて、でもお腹を冷やす訳にはいかない!って気をつけて、妊娠線出ないように手入れしたり、ママさん教室通ったり、一番妊婦として楽しいシーズンだった。
妊娠後期に入ってお腹がだんだん重くなり、通勤がしんどくなった。
パートの中では一番若手で、おばちゃん達が腰痛くならないように力仕事は自分でしてたんだけど、「お腹に赤ちゃん居るんだから持っちゃダメ!」って叱られたなぁ(笑)
退職してからは、1日を過ごすのが辛くなってきた。体重いしやることあんまり無くて、家の掃除して、買い物して、書類整理とか家計簿つけたり、赤ちゃんの為にもって散歩して、ママさん教室たまに行って、病院行って…家ではゲームとマンガを読んでたな。
あれ?意外と忙しかった???(笑)
当時アパートに住んでたけど、階段が危ないのと産後が不安だからと義両親から半同居しようと言われた。初めは断ってたんだけど、旦那も段々不安になってきたらしく、仕方なく同居する事に。
引っ越し準備をしつつ、病院で検診を受けに行った。
しかしここでトラブル!
正産期間際になって、検診したら出血!
子宮口が開いているってことで急遽入院!しかし翌日は引っ越し当日!どうしよう?!って義両親と旦那に電話。
急いでかけつけてくれて。「引っ越し作業出来なくなっちゃった。まだ終わってないのに」って言ったら旦那に「それどころじゃないから。作業くらい俺が家帰ってやるから!」ってちょっと怒られた…解せぬ
結局入院したものの、産まれず退院。更には胎児に不整脈の疑いありって事で家から一時間もかかる大学病院に転院。それ以降なかなか産まれず、ついに予定日を越えて年が明けてしまった…。
この頃は足をすぐつるのとお腹の重みがやばすぎて、毎日鬱々してた。
近所のコンビニに行くのでさえ、足つって動けなくなって何十分もかけて行ってた。
更には「産まれてこなさそうだから、計画分娩にしましょ」と先生に言われ、頼むから早く出て来てくれと毎日思ってた。
そして計画分娩当日の深夜…家でなかなか寝付けずスマホをいじっていたら
お腹のなかで破裂音がした
ぱちん!って音がしてめちゃくちゃ痛かった。
「え、何?何?」って狼狽えてたらズキンズキンと痛みが
(あれ?まさか陣痛?)とアプリを起動して間隔を図ると既に5分を切っていた。
「やばい…旦那、起きて!陣痛きたかも…!」
旦那飛び上がり、急いで病院に連絡。距離が遠いのと陣痛間隔が狭いので救急車で行くことにorz
痛みに耐えながら救急車に乗ろうとした瞬間破水。更にひどくなる陣痛。
何とか病院につき、分娩台へ。
グロいのが苦手な旦那の為、私自身が陣痛や出産の痛みで旦那に八つ当たりしない為に立ち会いは無しにしていた。はずだった。
看護師「旦那さん来ましたよ!」
私(え?!なんで???なんできたん?)
旦那(あ、これ、奥さん呼んでたわけではなさそう…)
もうね、お互い目を見て色々悟った。看護師さん…話聞いてなかったんかな…
でもおかげで、余計な力が抜けて、気持ち的にも安心して、出産出来た。結果としては居てくれてすごく助かった。
息子が無事に産まれた瞬間、(あ、赤ちゃんなのになんかデカイしガタイがいい)と夫婦揃って思った(笑)
ついでに言うと正直、分娩出産の時より股縫うときのが激的に痛かった。泣いたし叫んだ。麻酔は効かなかった(涙)
出血も多くて(旦那曰く500㍉ペットボトルくらいの量が出たらしい。よく気絶しなかった。褒めよう)らしい
貧血がひどくて、2日くらい立てなかった。
ようやく、まともに座れた時に息子におっぱいをあげた。出産後の初乳をあげられなかったのは、今でも悔いている。
なかなかお互いが満足する抱きかた&吸わせ方が出来なくて、退院前日に縦抱っこで飲ませてやっと上手く出来るようになった。
何度もおっぱいをあげたりおむつを変えたりしていたら、手荒れがひどくて、手や指から出血してたいへんな事にもなった。新生児に血がついてたから、看護師さんがびっくりしてて、言われて初めて手荒れに気付いた。
産後は結構ギリギリの精神状態だった気がする。全然笑えなくて、自分でもヤバかったと思う。
息子が生後3ヶ月くらいになってから、やっと気が抜けてきて、笑えるようになった覚えがある。
こうやって思い出すと、なかなか波乱万丈な妊娠生活だったなぁ(笑)
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