
映画「父親のたちの星条旗」を観て思ったのが、戦時中の日本と命に対す…
映画「父親のたちの星条旗」を観て思ったのが、戦時中の日本と命に対する考え方が真逆な事。
劇中には怪我して担架で運ばれる仲間に「国で待ってる恋人の為に生きて帰るんだろう」と励ましたり、小隊長も部下達に生きて帰すと約束したと話す場面等があります。
それを観て思ったのがいかに戦時中の日本が死を美化していたこと、お国の為に命を捨てて奉公するのが当たり前、上官に命令されたら自決する等、あまりに命を蔑ろにし過ぎててアメリカ人から見たら確かに理解不能だよなと思いました。
もちろん日本はアメリカのように物資が豊富でもなかったから、特攻隊という肉弾戦を行使したり、国がその様な教育・方針を掲げていたからそれに反する者は非国民とされ牢獄に容れられ鞭打ちの刑にされたりと洗脳が大きかったから致し方ないとも思うのですが、それらがなかったら生きていた人間も大勢いただろうに…と考えてしまいます😔
水木しげる先生の「総員玉砕せよ!」という自身の経験も盛り込んだ戦記漫画に、兵隊の命は虫けら同然と綴っています。全員玉砕したはずの部隊に生き残りが居ることを知った別部隊の上官がもう上にも報告してるのに、お前達が生き残ってるのは何故だ!恥だと思わんのか!どう責任を取るつもりだと各隊長に問うて、自決を促してた事、そしてまた残りの部隊を玉砕に向かわすことにして自分だけはおめおめと逃げてる姿(漫画上では上官も死ぬ設定になってますが実際は逃げたそうです)を読んで、貴重な人材(命)を無駄死にさせて何の意味があったのか…アメリカ視点の映画を見てより深く考えさせられました。
- ママリ(6歳)

はじめてのママリ🔰
そんなアメリカの視点も、今のパレスチナに対する米国民の言動を見ていれば、戦時中の日本と大して変わらず、結局、偽善なんだなー残念な気持ちになります。
ウクライナだって、自由主義の欧米諸国がもっと足並み揃えて初期に早急に自国軍の派遣もふくめて軍事支援をしていれば、こんなに泥沼化しませんでした。
あれだけ日本が卑屈になってでもなりたがった国連の常任理事国だって、プーチンの前には国連なんて何の役も立たない。
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