
ASDには親族の集まりってなかなか大変そうです。一応説明はしてあります…
ASDには親族の集まりってなかなか大変そうです。一応説明はしてありますが、息子は知的もなくパッと見は普通の子なので理解されにくさがあります。
2年生の男の子です。身内に同世代の従兄弟とかはいないです。
私から見ていて、もちろん息子の特性による至らなさも多々あるのですが、
そもそも大勢で過ごすと比例グラフのように疲労度が上がっていく。最初は元気で愛想もいいけど最後の方はしんどそうになってくる。
何をするかハッキリしない大人数で座って雑談する時間が落ち着かなさそう→ソファでゴソゴソソワソワしてしまう。
普段話さない親戚の叔父叔母などに急に話しかけられると緊張するようで、いつもなら明瞭に答えられること(たとえば、大きくなったね!身長は何センチくらいになった?とか)をド忘れしてしまったりとか、そういう小さな不協和みたいなのを感じる。
数が決まっていないボンと出された果物をいくつ食べていいのか分からない、数えて割り算しようと考えていそうだが、その間に皆はバラバラで食べ始めていく、みたいな場面で、内心であわあわしながら何とか合わせていく、みたいな場面が割とある。
そろそろ帰るよと私が伝える。義母が「あとでケーキがあるから、息子君達は持って帰りな」と伝える。この流れを見ていなかった親戚たちがワイワイと「ケーキあるからみんなで食べよー!」みたいに声をかけたとき、臨機応変な返事ができないというか「僕は持って帰るよ」みたいにストレートにそのまま返してしまう。
これは2年生くらいだとまだそんなに目立たないですが、大きくなると空気が読めない人みたいになりそうだなぁと。
あとはASDあるあるかなと思いますが、好きなこと(ちょっとマニアック)の話には饒舌です。周りが適当に流してくれてるのでまあ困ることはないけど、ASDだなぁと感じます。
人から話を振られたらそれなりに受け答えして、相手の話にもそれなりには合わせて付き合ってますが(従兄弟の学校生活とか旅行の話、今だと万博とか夫の子供の頃の話など)好きな話になったときや好きな分野に話を持ちこめた時のテンションがあからさまに違うのと、その話がマニアックすぎるのでコミュニケーションとしてはやっぱり気になります。
数字に強く計算が好きなどの特性もあるため、こんな感じで過ごしてきて突然、計算が必要な場面とかになると誰よりも早くスパッと出したりもするので(2年生レベルではない計算)、皆も「まじか!?」となったりもします。
いいところもあって、食器を下げるとか、あいさつ、なにかしてもらったらお礼とか、そういうのはよくできているなと思います。良くも悪くも真面目で素直な子なので、ひねたところはなく、そのままの素がこんな感じなんだろうなって感じです。
そもそも集まりは得意ではないだろうからと、根回しはした上で、長々といることはせずに3時間くらいで切り上げたり、やることが分かりやすくなるように本を与えたりガーデニングの手伝いなど役割を振ったりと工夫しつつ、でもやっぱりこういうのがコミュニケーションの訓練にもなるからと思って、身内なら多少のことは許してくれるしと考えて短時間でも参加させています。
私が求めすぎているのかもしれませんが、集まりに行くとASD特性を感じてしまい、うーん、これからが思いやられるなぁと感じます。決してわがまま放題ってことはないんですが、細々とした不具合がたくさんって感じです。
支援級にいて大人数で過ごすことが苦手で情緒面に課題があることなどは説明しているので、上記のような細々した「ん?」は皆スルーというか、なにかあれば「障害だからか」「あーこんな感じなのね」と思ってくれているとは思いますが、パッと見が普通なだけに普通のコミュニケーションを期待されることも多く、なかなか難しいです。
- はじめてのママリ🔰

まろん
わかります😭
境界知能・ASDの子がいます。
周りは何気ない普通の会話をしてくれますが、我が子には難しいようです。
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