息子の自己中心的な行動を改善する方法について悩んでいます。交流級での課題が多く、周りを見る力を育てるにはどうすれば良いでしょうか。
情緒支援級1年生の息子のことです。周りを見る力をつける、自分自分とならないためにどうしていくといいか。
支援級で面談があったのですが、悲観的になっています。
息子について話す中で「交流級での自己中心的な言動」という言葉がありました。そのとおりで、言葉の綾もあると思いますが結構グサッときました。
息子の自己中心的な言動は、その大半が交流級で起きています（支援級でもゼロではないのでしょうが、ほとんどそういう報告もないし面談でも特に出ませんでした）。
息子は自分を「35人の中の1人」とか「グループの中の1人」みたいに上から見る視点が抜けやすくて、「皆で1つのものを作ってる、1つの動き（たとえば班行動）をしている」ということをうまく捉えられず、自分自分自分ってなりやすいんだと思います。交流級に入ると周りを見る力が下がるのかもしれないと言われています。
人数が少なかったり求められる協調レベルが高くなかったり（支援級やデイ）、息子にとって親しみのある相手（家族や支援級の友達など）だと様子が変わります。それなりに相手の意向を尊重できているし、寛容さもあるし、支援級でペア行動する行事などもうまく相手と合わせて動けてたみたいでした。
デイや支援級の範囲で協調性の問題や周りが見えず自己中心的という話は出てきません。
でも交流級になると、そこが一番の課題になっています。
交流級には先生の付き添いなどがほぼないので、支援薄い→特性が出やすいのもあります。
写真を撮ると一番前に前に出たがる（写りたい）
発表では後列にいると前に出てしまう（見せたい）
こうした行動を先生に指摘されて苛立つ
班行動で意見が通らないと怒ったり泣く
自分のやりたい役割に当たらないと活動を拒否する
友達のミス（お茶をこぼされた等）に不寛容 など
普段、特性による諸々で周りに迷惑をかけることもよくあるので、余計に自己中心的に見えると思います。
大きな集団にいると疲れやすくて許容量が下がって、イライラしやすくなったり狭量、身勝手になるみたいなところもあると見立ててますが、どうすればと頭を抱えてしまいます。
もうひとつ、面談では「本人が意図しない行き違いもありそう」と言われました。なまじ学力があるため、ある程度色々とできそうに見えることから、凹んでいる部分（たとえば全体を見る視点が皆より発達が遅くて年齢相応じゃない、感覚由来でピリピリしていて狭量になりやすいなど）が分かりにくく、ワガママ、反抗している、ふざけてからかっている、おちょくっている、など見えやすいこともありそうだと。さらに、どの先生に言われるかでも反応（怒る、怒らず耳を傾ける）が違ったりもすることがあるみたいで、そういうのもあります。
支援級以外の先生だとムッとしてキツく叱責、突き放してしまう人も割といる、だから交流級、また普通級でやっていこうと思った時に苦労があるかもと言われました。支援級では、この言動には何か背景があるんだろうと考えたりするけど、たとえば次年度に新しい先生から見て……
視野の狭さや周りの見えにくさなどから自己中心的に見えやすく（もちろん実際、視野が狭く自分のことが前に立つ、衝動性で主張が強いとかはあると思います）悪く思われやすい、損をしやすいという特性について、これって成長していくのかな、性質はずっとこのままなんじゃない？、ずっと嫌われて生きてくのかなとか、面談の日から色々考えてしまいます。
家でも振り返りとか大事にしていて、結構それは成果を感じるのですが（学習面には秀でており、落ち着いて個別に客観的に状況を捉え直すなどはある程度できます）息子が伸びた分は周りの子ももっと伸びていくし、なんかもう、支援級から転籍できる気がしません。
先生の話も厳しめのワードも、交流級から普通級に入っていく想定があるがゆえ（ずっと支援級という意向なら、もっと緩い目標にもできるとは言われました）です。でも無理かも、と少し思います。
本人は相当がんばってるのに交流級に入れば折に触れて自己中心的なやつみたいになってしまうとすれば、親として見ていられないというか……どうすれば？と思います。
交流級には友達という友達もいません。友達をうまく作れないのも息子の特性で、だから余計に交流級で狭量（大切な友達だと思えていないから）なのもあるのかなという気がしたりもします。
下校グループで友達数名がワイワイ騒いで帰る中、息子はその周りでなんとなく入りたいけどうまく入れない、入り方分からないし向こうからは声をかけてくれないという感じでヘラっと笑いながら歩いてたりします。皆に合わせて走ってみたりするけど相手にされていない。息子がうまく関係を作れないのもあるし、交流級での行動がアレなのもあるし、周りも息子がなんとなく普通じゃないのが分かるんだと思います。切ないです。
国語算数などの学習は全く問題ないと言われていて、支援級で得意科目は先取りしはじめたそうです（もうやることがない場合の方針だそうです）。検定試験など合格したり作品募集で賞を取ったり図書室の多読賞をもらったり、結構がんばっているのですが、そういうところは誰にもあまり見てもらえなくて。
支援級面談では交流級でできてない所の話
交流級懇談会では困っていることの話
デイでは「デイではそういう姿はないです。でも困ってるならもっと通っては？」という話
※医療系療育と協調性を学びつつ苦手を補強できる習い事もしていて、これ以上増やせないと伝えていて平行線。
医療療育や発達外来など医療の範疇になるとアドバイスはありますが「成長をみていきましょう」という感じ。薬とかの話は出ません。
なんかもう、どうすればという感じで。
スクールカウンセリングは寄り添いを感じますが、でも解決策はないって感じです。
ずーっと悩んでるので疲れました。
不適切な行動を後からキツく責めたところで解決しない、どころか余計不安定になることは経験済みで、だから本人にぶつけることもできません。
本人には、理性的に、分かりやすく、理屈も示しながら、世の中こうなっているという感じの話をしてきましたが、一体いつまで続くのか。交流級での自己中心的な言動のひとつひとつに、それはなぜダメでそれをするとどうなるのか、息子には何が欠けているのか、という感じの話はします。でもそんなので直るなら苦労しません。
ストレスでチックになったり、興奮して寝付けなくなったり、疲れすぎて腹痛や嘔吐して夕飯食べずに寝たり、みたいな危うさもある子なので、すごく気をつけて見ています。周りが見えなくなりやすいからと登下校も途中まで離れたところから付き添ったり。でもそういうのが、なんとなく周りからは過保護みたいに思われている気がします……お母さんが過保護で寄り添いすぎてるから息子が自己中心的と思われてるような気がすることも結構あります。ネガティブすぎるかもですが。
- はじめてのママリ🔰
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