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はじめてのママリ🔰
ココロ・悩み

実父が癌で亡くなり、母は緩和ケアの薬を後悔しています。父の意識が戻らず、母は医療用麻薬のせいだと思っています。母にどう伝えればいいか悩んでいます。やりどころのない気持ちにどう向き合えばいいでしょう。

今更しょうがないことなんですが、今年実父が癌で他界しました。
最後緩和ケアでせん妄を抑える薬とか、医療用麻薬を使ったもらったことを、母が未だに後悔しています。


癌とわかった時に偶然敗血症性ショックをおこして、手術、敗血症性ショックを治すための手術と原発巣の癌を一部切除したものでしたが取りきれず他臓器への癒着有り、ステージⅣ、転移もありよくよくでした。

手術したものだから、がん治療ではなくそちらの関係で何日も入院し、がん治療の開始がとても遅くなりました…。
一度退院し自宅で療養し、指定の日にがん治療を始めるため入院したら、もう出来ないところまで癌が進んでいました。(血が止まりにくくなってた)

緩和ケアしか道がなく…在宅で数日過ごしましたが、痛み止めを飲んでも強い痛みが出て、緩和ケア病棟へ入院しました。

決まりで泊まり込みの付き添いができず、毎日病院に通いましたが…1日1日目まぐるしく状況は悪化していき、
面会可能時間が短いものだから、病院側から“せん妄が出てきちゃったのでよく眠れるようにお薬を使います”
なんて言われると、そうなのか、と思うしかありませんでした。

その翌々日医師に、もうお話できるのが最後かもしれないと呼び出され、家族全員面会をしました。

父はひたすら「ありがとう、ありがとう」と言っていたけど、「あと2、3回家に帰りたい」とか、見舞いに来た孫達に「また来ればいいよ」と言っていたのに、本当に、その日、そのまま意識が戻らなくなりました。

意識が戻らなくなってから、24時間付き添いがOKになりましたが、父はもう寝ているだけで意識は戻らず…。

母は、医師がコントロールしてたんだと思ったみたいで、医療用麻薬のせいだ、とか、せん妄をおさえる薬のせいだ、と、何度もいうので私も何度も医師に確認したし、その都度母に伝えました。

でも結局、父が亡くなって何ヶ月もたった今でもそう思ってしまうときがあるみたいで、「医療用麻薬のせいで…」とか「せん妄なんて大して出てなかったのに薬を使われて意識が戻らなくなったんだ」なんて私に言います。
母はもっと父と話したかったそうだし、伝えられていた余命よりも亡くなるのが早すぎて、私達家族も父を介護する方向で手続きに追われていたので納得がいかなかったり、心が追いつかないんだとは思います。

でも、「病院のせい」のように言われると私も苦しくて…
「あの時先生に何度も確認したでしょ」とか「肝機能が停止しちゃったせいでしょ」とか何度も伝えました。

母には、なんと言ったらわかってもらえるのでしょう。
それからこの、やりどころのない気持ちはどうしたらいいんでしょう💦

長々失礼しました。

コメント

はじめてのママリ🔰

誰かのせいにすることで楽になるならその方が…と思うことはあります。

人それぞれ時間をかけてゆっくりゆっくり受け入れて行くしかないと思うので、何かのせいにして少しでも落ち着くならそれでいいのかなと思います。

イギリスで私もガンになってしまった親族がいるのですが、半年と言われてたのに3ヶ月待たずに亡くなりました。

抗がん剤や、手術で他の臓器にもダメージはありますし、それの修復ができるような体力がその方に残されていなければガンを取り除けても命は尽きてしまうのだ…と思いました。

義父も胃腸炎で入院したのに、2週間後敗血症になり、3日で亡くなりました。
本当に人の寿命というのは分からないものですし、お母様のお気持ちわかる気がします。

みい

なんの解決にもならないと思いますが、時間が解決してくれるかな…と思ったりします。
亡くなるまでに、ある程度時間があれば徐々に体調が悪くなっていく中で少しづつ受け入れていくことができると思いますが、それでも家族はこの治療で良かったのか、もっとこうしてあげられたのではないかと悩む方が多いです。
今回はじめてのママリさんとお母様は受け入れる時間も、お父様のために何がしてあげらるだろうと考える時間もなく、急激に病状が悪化してしまったため何かのせいだと思わなければやりきれない思いが強いのではないのでしょうか。
特にお母様は長年一緒に過ごしてきた旦那様を急に亡くされたので心の整理がつかないのもしょうがないと思います。
仕事上終末期の方で麻薬を使わない方など看てきましたが、やはりつらい、眠りたい、身の置き所がないといった方ばかりで苦痛を取り除いてあげられた点では苦しまなくて良かったのではないかと思います。(これも私の主観で実際のところはどうかはわかりませんが…)
長々とコメントしてしまい、なんの解決にもなってませんが、時間の経過とともに少しづつ受け入れられるのではないかと思います。

ぺこ

辛いですね。
辛い事が起こると、
誰かのせいにしたくなったりもしますよね。
悲しみや憤り、後悔と怒り……やり場がないんです。
お母様も、病院のせいでは無い事をわかっていると思います。
それでも、どこかに責任をぶつけないとやりきれないのかも……

薬のせい、確かに意識レベルに関しては影響があるかもしれません。
でも、その薬のお陰でお父様が痛みに苦しむ事が減ったはずです。

お母様は、きっとまだ受け入れられないんでしょうね。
質問者様の言う通り、心が追いつかない、その通りだと思います。

今はただ寄り添って、時間が経つのを待つしかないですかね……😭

たぬき

末期ガンの痛みは、陣痛のMAXくらい痛いです。
もちろん遺されるご家族のお気持ちも痛いほど分かります。私も同じ場面に直面したらもっとそばで看取りたい、そんな気持ちになると思います😌
でも痛みと戦うご本人はどうでしょうか。いつ終わるか分からず感覚もない陣痛MAXの痛み…死への恐怖。お家だと短期間ではなかなか準備が出来ませんよね…。そういった点ではきっとお父さまは病院にいたからこそ痛みがコントロール出来て苦しみが少なかったのではないかなと思います😌 どのような最期だったのか分かりませんが、中にはいきなり溺れるような苦しみに襲われて亡くなる方、ベッドの上で飛び跳ねながら亡くなる方、天井まで届く吐血をして…などなどどうかそんな最期じゃないといいなと思うものもたくさんあります。

とはいえ、ご家族に後悔が残ってるのは医療従事者によるご家族さまへの配慮不足も大きな問題点だと思います。
お母さまに仕方ないよ、というのも一つの手ですが、一緒にあの時もっと説明して欲しかったよね、とか看護師さんも慌ただしかったよね、とか共感して差し上げるのも一つの手かなと思います。

ななな

看護師です。
癌治療をしている患者さん、終末期の患者さんを多く見てきました。
文章から察するに、かなり転機が早い患者さんだったのだろうなと思います。ご家族も、受け入れる時間が足りないままだったのかな…と。

終末期のがん患者さんへ医療用麻薬を使用することは多くあります。痛みや苦しさと、意識レベルのバランスは、医療者側も常々見ながら調整していきます。その中で意識レベルが保てないというのは、それだけ苦しさがあったのでは無いかと推察します。
ご家族にとっては辛いかもしれませんが、お父様の苦しみは取れたのではないかな、と思います。

お母様はお父様との時間を十分に取れなかった事を悔やんでいらっしゃるのですよね。十分な時間を取れなかったこと、十分に納得出来る説明が出来なかったこと、医療者として身につまされる思いです。
いつか受け入れられるかもしれないし、受け入れられないかもしれない。今病院側を責めることで気持ちが晴れるなら、それでも良いんだと思います。
転機が早いと、十分な説明や支援が出来ない事もあり、ご家族を不安にさせてしまう事は申し訳なく思っています。
どうか、いつか、お母様の気持ちが落ち着き、お父様との楽しい思い出で満たされますようにお祈りしております。