自閉症の息子を育てる疲れと実家のストレス。来年、息子との新生活に期待。

シングルで自閉症スペクトラム、ADHDの息子と二人暮らしです。
身の回りの事はできるのですが、ADHD傾向が強く、脱走、他害、癇癪が酷い子でした。
よく言う「育てにくい子」で、寝つきも悪く、夜5時間続けて寝るようになったのは3歳過ぎてから、イヤイヤ期は地獄でした。

私は産まなかったら良かったと思った事はないですが、死んでほしいと何百回も思っていました。
保育園にお迎えに行けば、いつでも怒られてるし、今日はお友達を叩いてとかそんな話が毎日で、椅子を投げたとか、お迎えに行くのが苦痛でした。

転職して、パートにして、自分一人でゆっくりする時間も作ったり、保育園の先生にも診断がついてからは相談しやすくなり、身内には息子の診断の事は言ってなかったけど、職場ではオープンに話していたので、だんだん気持ちも落ち着いてきました。

両親は近所に住んでるけど、会うとストレスになることを言われるので、あまり会わないようにしていました。
その方が子供とゆっくり過ごせましたし。

離婚前は元夫のモラハラDVに耐えていましたが、泣き止まない子供にもイライラしてなばかりで、離婚してからは子供が泣いても前ほどイライラしなくなりました。
自分に対するストレスになる相手が減れば、子供に対しても気持ちに余裕を持って接する事ができます。

以前は子供に死んでほしいとまで思っていましたが、今思えば完全に育児ノイローゼでした。
今はそんな事全然思わず、可愛いと思えます。

保育園の先生と療育で少し連携を取ってもらい、先生もお迎え時に子供をほめてくれるようになり、療育でも担当者の方沢山子供の事も私の事もほめてくれます。
ほめられる、っていうのが少なかったのも良くなかったのだと今では思います。

ADHDが酷かったですが、職場の飲み会は子供を連れていけるよう個室で夕方からにしていただき、子供を連れていっました。
いつもは問題児としてしか見られない言動が、飲みの席では笑いになり、職場の皆さんが息子を可愛がってくれたのも、問題行動だらけの息子を受け入れてもらえたようで嬉しかったです。

自分にとってマイナスになる相手との関わりを減らし、一緒に楽しく過ごせる相手を増やす事で、自分も子供も生きやすくなるのかなと思います。


子育ては誰かと比べるものではないので、もっと大変な人もいるのにとかは思わない方がいいです。
余計に自分を追いつめるだけだと思います。
できれば、育児の悩みとか話せる相手を増やして、くだらないことで笑えるような時間を増やすといいですね。

うちは子供とアニメを見るようになり、アニメにはまってしまいました。
本、映画、漫画、ドラマ、アニメ、ゲーム等現実逃避できるものがあると、脳内のストレスを少しはリセットできました。

子供と二人暮らしになれば、家事も手抜きして、ご飯もうどんとかすぐできるものにして、自分もだらだら過ごす時間を作れます。
毎日仕事に育児に家事に時間に追われていると気持ちに余裕もなくなって、子供が可愛いと思えなくなります。
ゆっくり過ごす時間ってすごく大切です。
二人暮らしになれば、そこはいろいろ工夫できると思うので、生活が落ち着けばすごく気持ちは楽になると思います。

• 3月21日