女性が入院中、家族との面会で息子や主人の思いや、自身の病気に対する複雑な気持ちが描かれています。
入院5日目
少しだけ外の空気を吸いたいと、看護師さんに許可をもらって、主人と息子が面会に来てくれた時に外に連れ出してもらった。
「僕がママの車椅子を押してあげる」と、一生懸命に私の乗った車椅子を押してくれた息子
私の目線に合わせて、かがんで私と話しをしてくれた主人
腎臓移植をして、去年の夏には乳がんの手術も受けて、
乳がんがわかった時には、息子も私の異変に気づき、思いきって、私の身体の話しを息子にした。
「いつまで、ママの体が元気でいられるかはわからない。
弱っていくママを、見せなければいけない時もくる。
けれど、そんなママでも、目を逸らさずに見て欲しい。
一日でも長く、○○(息子)とパパのそばにいられるよう
に、がんばるから」
9歳の息子には、まだ早かったとは思う。
面会時間を終え、私を病室に送り届けてくれて、いつもの笑顔で
「ママ!また来るね!しっかりご飯は食べなきゃダメだよ。退院したら、美味しいご飯をパパと作ってあげるからね。楽しみにしててね」
と言ってくれた息子
「家のことは気にしなくていいからね。二人で協力し合ってやってるから。君が退院する日までがんばるから」
そっくりな笑顔二つを見てると
「ここで泣いちゃダメだ」と必死にこらえた。
二人が病室を出た瞬間、涙が止まらなくなった。
カッコよく「弱っていくママをありのまま見て欲しい」なんて言ったけど、こんな姿を見せるのはやっぱり辛い。
車椅子に乗っている母を見て、息子は何を思っただろう。
そんな妻と息子を見て、主人は何を思っただろう。
結婚する時「君の身体も全部、俺がずっと守って支えていくから心配するなよ」
その言葉通り、今日までずっと守って支えてくれてきた
でももし、私と出逢っていなければ、主人の隣には、こんなに入退院を繰り返す私と違って、健康でいつも側で支えられる人がいたはずだろう。
ただただ、健康な身体が欲しい。
家族に心配かけることない、健康な身体が欲しい。
- ペンママ🐧(10歳)
コメント
ママリ
もし、ペンママ🐧さんと出会ってなければ、そんなに素敵な優しい心を持った愛息子と出会うことはなかったですよ☺️
健康な奥さんかどうかよりも、家族への慈愛に満ちた心を持ったペンママ🐧さんだからこそ、ご主人は好きになって、大切にしたいと思てるんですよ🌟
体の弱いお母さんを持つと、それなりに行動制限や不安を与えてしまいますが、それ以上に人としての大切なことを身につけて大人になるので、息子さんはこの先とても素敵な人生が待っていると思います👦🏻✨
優しいご主人と共に、肩を並べてその姿を見守り続けることを目標に、休み休みしながら闘病生活を頑張られて下さい🍀
ちなみに、私自身は独身の頃に下肢の障害者認定されており、その後に主人と出会ってスピード婚しました。
「俺の扶養に入って安心して手術を受ければ良い!」と言ってくれたのは忘れません🥲
体にリスクを持っていると、周りに迷惑を掛けてしまったり、申し訳ない気持ちにもなりますが、人の優しさに気付けることや、自分が元気な時は人を励ませる立場にもなれるので、悪いことばかりではないと思います☺️
何もできなくても、病気があったとしても、笑顔でいてくれたら家族としてそれ以上の願いはないですよね🍀
自分が逆の立場でもそう思います🌟
ペンママ🐧
心優しいコメント
本当にありがとうございます🥹
涙が溢れてきました🥹
家族の為に、今の自分がしなければならないこと。
してあげられること。
前向きになれたと思いきや、
やっぱり辛くて苦しくて…。
なかなか気持ちも安定しなくて…。
ただ、また家族の側に戻ることができるように、現実から目を背けずに闘病をがんばろうと思います😌
本当に
ありがとうございました🥹