久しぶりの家族での温泉旅行まだ、主人と息子が寝てる間に朝風呂へ。毎…
久しぶりの家族での温泉旅行
まだ、主人と息子が寝てる間に朝風呂へ。
毎日見てる自分の体を、大きなお風呂に浸かりながら、じっくりと見た。
息子を帝王切開で出産した時の傷跡
実母から提供してもらった腎臓移植の傷跡
私の体に残る二つの傷跡
腎臓移植の傷跡を見ながら、普段めったに怒ることがない主人に、結婚して初めて怒られたことを思い出した。
術後、自分のお腹に思ったより大きな傷跡が残ったことにショックを受け、私は泣きながら
「こんなに傷跡が残るなら手術を受けないほうがよかった」と、主人に言ってしまいました。
その時、主人は私に
「君のお母さんがどんな思いで娘である君に腎臓を提供してくれたか…。自分の体にメスが入る。どれほどの恐怖か、それは受けた者しかわからないだろう。だけどね。君に泣きながら「健康な身体にあなたを産んであげられなかったこと、ごめんね」と謝って腎臓を提供してくれたお母さんの気持ちを、誰よりも一番君が受け止めてあげないといけないんじゃないか?正直、俺も君のお腹にできた傷跡を見てショックを受けたよ。けどね。その傷跡は、君のお母さんが命かけて娘の君を助けようとしてくれた何よりの証拠だと今は思ってる。だから、手術を受けないほうがよかったなんて、絶対に言わないでほしい。君を思う全ての人の為に。お母さんの為に」
そう言って、私を叱ってくれた。
そして昨夜、徐々に迫る、乳房の葉状腫瘍乳腺摘出手術を受ける私に、主人はこう言ってくれました。
「今度の手術で、君の右胸に傷跡が残る。女性として胸に傷跡が残ることがどれほどのショックか、俺は男だから全てを理解してやれないのがもどかしい。けれど、これだけは忘れないでほしい。胸に残る傷跡は、君が俺達家族、君を思う人達の為に、君が生きようとしてくれた何よりの証拠だと…。そして、どんな君も、母親としても妻としても、一人の女性としても変わらずに俺は支え続けていくことを。手術を決断してくれたことを心から感謝してる」
産まれてきて、物心ついた時から今日までずっと、自分の身体の不安と向き合ってきた。
それは、主人と出逢い結婚しても変わらずだった。
度々、入退院を繰り返す私
けれど、主人はそんな私を見放すことはなく、ずっと見守り支え続けてきてくれた。
主人と息子。同じ顔の二人の寝顔を見ながら、この二人に私はどれほどの愛をもらってきたのだろう…と思った。
まだまだ、返し足りない気持ちを、無事に手術を終えて落ち着いたら、ゆっくりと返していこう。
感謝の気持ちを込めて。
私の家族でいてくれて本当にありがとう。
右胸に残る傷跡も全部が私自身…そう思える日が来ますように…。
さぁ。美味しい朝食をいただいて、お家に帰ろう。
- ペンママ🐧(10歳)
コメント
40kuumaa!🐻🚲💨🐔HKM
傷跡、お風呂の鏡みたりするたびに受け止めなきゃいけないですもんね。。。
本当に旦那さま素敵ですね。
お子さんも、だからペンママさんもなんでしょうね😭素敵なご家族です!!
美味しいご飯堪能してくださいね❤
ペンママ🐧
こんにちは😊
いつも、お優しいコメントをありがとうございます😊
この週末、ゆっくりと過ごさせてもらいました😌
パワーを蓄えて、手術に備えて行こうと思います!!