父が末期癌で余命わずかと診断され、家族が対応に苦悩しています。女性は県外に住み、娘の手術も控えており、父の急変に対処しきれず後悔の念に駆られています。現在は娘の入院と父の看病の両立に悩んでおり、正しい選択がわからない状況です。
末期癌で余命わずかな父に対して後悔ばかりです…
私は一人っ子で県外に嫁いでおり、実家には60代前半の両親がいます。
実父が夏の終わり頃から体調不良(肩と腰の痛み)を訴えるようになりました。力仕事をしているのでそのせいではと思い、整形外科に通院して治療を受けていましたが良くなるどころか悪化する一方でした。食欲不振などは薬の副作用でしょうと言われ様子を見ていましたが、食事ができず、ほぼ寝たきりで排泄も1人でできなくなったためさすがにおかしいと思い転院、そこの先生から紹介状を書いていただき大学病院にてありとあらゆる検査を受けました。ここまでが、寝込むようになってから1カ月ほどの出来事です。
検査の結果、肺とリンパの複数箇所に腫瘍が見つかり癌であることがわかりましたが、原発がどこなのかは断定できず…。原発がわからなければ治療方針が決められないとのことで、生検(というのでしょうか?)にまわされることになりました。父の体調は更に悪化していたため、検査結果が出るまで入院させてもらいました。
そして10日以上が過ぎてようやく出た結果は想像以上に深刻なもので、主治医から「肺もしくは大腸を原発とする癌で、複数箇所に転移しているうえ、患者の体力が抗がん剤などに耐えられる状態でないため治療はできない。緩和ケアのある病院への転院、もしくは在宅医療の手配を進めましょう」と言われました。
母と父の兄弟たちで話し合い、父の「妻にそばにいてほしい」という希望を叶えてもらう形で、母が付き添ってこのまま大学病院で終末医療を受けることとなりました。これが3〜4日前の出来事で、「余命はわずか、日単位でしょう」と言われています。
私は父の体調が悪いと聞いた時点ですぐに帰省したかったのですが、娘の心臓手術を控えていたためにできませんでした。手術を延期してもらったほうがいいのだろうかと悩みましたが、生まれてから1年経ってようやく手術日が決まったこと、父も含め家族みんなが娘の手術を心待ちにしていたこと、何より娘の身体的負担をようやくゼロにしてあげられることを思うと、延期という選択肢はありませんでした。(まさかこんなに短期間で父が急変するとは思っていなかったというのもあります)
先日無事に娘の手術は終わり、今はまだ入院中で私も付き添いしています。(実家がある県でも、自宅がある県でもない所の病院です)娘の容態が安定したら一旦帰省しようと思っていたところ母から余命わずかとの連絡を受けたため、義母と娘の付き添いを交代して昨日夫と父のいる病院へ行ってきました。
「まだ意識はしっかりしてるし、会話もできるから」と聞いていましたが、2カ月ぶりに会った父は別人になっていて…。長いこと食事をしていないため痩せこけて、痛みがひどく、酸素マスクをしていても呼吸が苦しく、こちらの話すことは聞き取れても、短い単語を発するのが精一杯の状況でした。父を不安にさせたくないから絶対泣かないと決めていたのに、顔を見た瞬間涙が溢れて、「なかなか帰ってこれなくてごめん」と伝えました。
辛く苦しく、口を開くのもしんどいのに、父は娘を残して県外から来ている私たちのことを心配し、病室の時計を見ては「時間は大丈夫か」「もういいから、暗くならないうちに帰りなさい」とジェスチャーまじりで言いました。最期になるみたいで言うのをためらいましたが、意識がはっきりしているうちにと思い、帰り際には優しく抱きしめて父さんの娘に生まれて良かった、自慢の父さんだよ」と伝えておきました。
…本当に心苦しいです。毎日泣いてばかりいます。1番辛いのは言うまでもなく父ですが…
「どうして気付いてあげられなかったんだろう」「はじめに体調不良と聞いた時、整形外科じゃなくて内科を…大きい病院での診察をすすめておけばよかった」「こんなことなら娘の手術を待たずに1度帰省すればよかった」「私が一人っ子なのに県外に嫁いだから寂しい思いをさせてしまった」「父が溺愛していた娘(孫)の成長を見届けてほしかった」「お盆に帰省したとき、もっといろんな話をしておけばよかった」「コロナ禍であるために面会ができず、検査結果が出るまで1人で不安な時間を過ごさせてしまった」「もっと親孝行しておけばよかった」「私が何も手伝えず、母1人に全てを背負わせてしまった」
…もうどうしようもないことなのですが、後悔ばかりです。
毎年健康診断とマーカーでのがん検診を受けていたのに…それだけでは不十分なのは承知ですが、とくに気になる点や自覚症状がなかったため安心してしまっていました。
末期癌での余命宣告は短くとも3カ月とかで、進行を遅らせるため何かしらの治療はできると思っていたのに、それすらできず検査結果が出た時点で余命数日かもしれないだなんて。
今日はせん妄がひどいようで、夜は薬で眠らされたようです。付き添いの母は父が寂しがるからと、この数日ほとんど寝ずに看病しています。(余命わずかなので親族の面会は許されていますが、付き添いは母以外できないそうです)
私はというと未だ娘の退院の目処が立っておらず、父を看取れるかはわかりません。母親である以上、私は娘のことを優先すべきですし娘は私を必要としているのでそう簡単に病院を離れることもできません。看護師さんたちには事情を話しているので、いざという時にはどうにかして帰るつもりですが、なにせ県外で時間がかかるため間に合うかどうか…
どうするのが正解なのか(だったのか)わかりません…
長々と失礼しました。
- ちこママ(5歳3ヶ月)
コメント
わか
すごく大変な状況ですね。。
ちこママさんは体調崩されたりしてませんか?
私も状況は全く違いますが
娘妊娠中に大腸癌の父の病状悪化し、産後1ヶ月の頃に亡くなりました。
勝手な想像ですが、娘さんとの時間を大切にしてください。きっとお父様もわかってらっしゃるのではないでしょうか…。。
うちの父もいつも私の娘のことを気にしていました。生後1ヶ月なのに申し訳ない、と。。
あまり自分を責めないでください。。
ままま
もし自分がちこママさんの立場だったら...と考えたら涙が溢れてきました。大切なお父様がそのような状況だととても辛いですね。
お父様が癌になってしまったことは誰のせいでもなく、とても辛いですがそれがお父様の運命なんだと思います。そしてちこママさんが立派に成長されて結婚されてお孫さんの顔を見せてあげることができたことは最大の親孝行です。
もし可能ならお母様にテレビ電話でつなげてもらってお父様に声をかけてあげたらどうでしょうか?きっと声が聞けるだけでお父様は嬉しいと思います。
娘さんのこともあって大変かと思います。今はたくさん周りの人を頼ってくださいね!
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ちこママ
お返事遅くなりまして申し訳ありません。優しいお言葉ありがとうございました。
亡くなる前日までテレビ電話や動画を送ったりして、娘の姿を見てもらいました。母曰くとても嬉しそうに携帯の画面を眺めていたそうです。
寂しさはしばらく拭えませんが、前を向いて頑張ろうと思います!- 11月22日
はじめてのママリ🔰
お辛いですよね。
私も母を癌で亡くしました。子供が生まれるちょうど2ヶ月前に亡くなってしまい、子供の顔を見せることも抱っこさせてあげることも出来ませんでした。
癌が見つかったときはステージ4でした。
会う度に痩せていく母を見て仕事忙しいのかなぁ〜?とそんな程度に思っていたのですが、時すでに遅しでした。
私も上京しているため、実家には中々帰れず心苦しい日々でした。
もう救いようがないと医師から言われてからは自分が後悔しないように生活していました。
とにかく病院に通って朝から夜までずっと母のそばにいました。母が好きだった食べ物などをたくさん持って行きました。
実際亡くなってみて、今でも悲しみや苦しみ、辛さは癒えません。思い出しては泣いての繰り返しです。ただ、健康でいることがどんなに大切なのかを知ることができました。なので父には毎年誕生日に人間ドックギフト券を送って受けてもらっています。
ちこママさんのお母様も絶対に健康でいてもらってくださいね。
ちこママさんは娘さんのこともありいっぱいいっぱいだと思いますが、
周りの人にたくさん頼って今ある後悔が少しでも和らぐ方法を見出せると良いですね。
私もいまだにどうするのが正解だったのが分かりませんが、きっとちこママさんが選んだ道が正解ですよ。
娘さんもこのタイミングで手術をしていたことに意味があると思います。
お父様のことも、娘さんのこともちこママさんのことも心配です。
どうかちこママさんの気持ちが軽くなりますように。
支離滅裂な文章を
長々とすみませんでした。
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ちこママ
お返事遅くなりまして申し訳ありません。ご自身のお辛い経験をふまえてのコメント、ありがとうございました。
私も残された母には父の分まで長生きしてほしいので、早速人間ドックを受けてもらうよう手配しました。寂しさは拭えませんが、家族みんなが元気に…とくに手術を乗り越えた娘が元気に成長していけるよう頑張りたいと思います✨- 11月22日
yu
全てが明らかになったときには日単位の余命だなんて、急すぎて心の整理がつかないですよね…
私も原発不明の癌で父親を50代で亡くしているので、気持ちお察しします😢
お父様の初症状からして、内科を勧めるのは医療従事者であっても難しいのかな…と思います。
急な余命宣告なので、色々なことを後悔してしまいますよね。
娘さんのこともあるなかで、とてもお辛いと思います。
はっきりとした正解はないと思うのですが、ちこママさんと面会出来たこと、抱きしめて伝えたメッセージ、お孫さんの顔を見れたこと、ちこママさんが元気でいてくれること…など、お父様にとってとても嬉しいことだ思います。
私も直接何かしたくても出来ない状況だったので、少しでも痛みや苦痛が軽減するように毎日祈っていました。
お父様が少しでも安楽となりますように…
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ちこママ
お返事遅くなりまして申し訳ありません。先日は優しいお言葉をありがとうございました。yuさんもお辛い経験がおありなんですね。。
県外にいましたので看取ることはできませんでしたが、母曰くその瞬間はあまり苦しまなかったと聞いて少しだけ気持ちが軽くなりました。最後の面会で感謝の気持ちを伝えられたことも、今となっては良かったと思っています。- 11月22日
a.ss
以前質問されていた時にも拝見し、気になっていました。
ちこママさんもお辛いですよね。
無事にお父様に会えて良かったです。
ちこママさんの気持ちはちゃんとお父様に伝わっています!
まだお若いですし、心残りもあると思います。
でも1番はちこママさんとお孫さんが元気に幸せでいてくれることだと思います。
大した事も言えずに申し訳ありません…
でもあまり自分を責めないで下さい!
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ちこママ
お返事遅くなりまして申し訳ありません。あたたかいコメントありがとうございました。
父の分まで家族みんなが元気に過ごせるよう、前を向いて頑張っていこうと思います🌈- 11月22日
ゆり
お辛いですね。。
私も四年前、自身が28のときに父を亡くしました。父は58で、余命一年を宣告され、宣告通りの最後でした。
ご事情が許す範囲で可能な限りおそばにいてあげてください、また、恥ずかしがらず伝えたいことはお伝えいただくのが良いかと思います。
私たちは一年という期間があったのですが、気持ちの整理と言うには、あまりに辛く、長い期間でした。家族で一緒にいる時間がとれた、という良さもありますが、体の変化、死への恐怖を父が感じるには長すぎたようにも思います。痛みがひどい時期などには、父によく生きてるのが辛いと言われました。
勿論比べるべきものではないのですが、そんな時私は、事前に余命を知らなければ父は楽だったのか、と思うことがありました。今でも本人にとってどちらが良かったのか、分かりません。楽しむよう家族全員でいろいろ頑張りましたが、あまりに辛い一年でした。
まとまりのない文章で恐縮ですが、私は父と共にいる時間を長くとることはできたのですが、それでも伝えきれない気持ちがありました。手紙にするなりしてきちんと表現すれば良かったと後悔することがあります。
具体的には、娘の前で気丈に振る舞う父に、死なないで欲しい、寂しい、などが言えず、、。今思えば、泣いて抱きつき、甘えれば良かったと思います
少しでも安らかな時を、お父様、ご家族が過ごせることを祈ります
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ちこママ
お返事遅くなりまして申し訳ありません。あたたかいお言葉をありがとうございました。
ゆりさんもお父様を亡くされたとのことで、お気持ちお察しします。。
父の場合は病名が確定してからあっという間だったので大好きな自宅に帰ることも愛犬に会うこともできず…また私も県外に嫁いで会う機会が少なかったこと等、後悔はいろいろありますが、父の分まで家族みんなが元気でいられるよう前向きに頑張っていきたいと思います😌- 11月22日
ちこママ
皆様、優しいお言葉を本当にありがとうございました。
中には同じようにお辛い経験をされた方からのコメントもあり、事情は違えどそれぞれ辛い時期を乗り越えて(乗り越えようとして)いらっしゃるのだと思うと励みになりました。
残念ながら今朝父が亡くなったとの連絡が入り、いま地元へ帰る準備をしているところです。恥ずかしながら朝から過呼吸を繰り返して、娘ではなく私が看護師さんのお世話になってしまいました…
娘には幼くして辛い手術を経験させたうえに母親が何度も病院を出入りすることになり寂しい思いをさせているため本当に申し訳ないのですが、父が最期まで気にかけていた娘をしっかり育てていきたいと思います。
長々と一方的な想いを書いてしまい失礼致しました。
お一人ずつお返事したいところですが、感謝の気持ちをお伝えしたく取り急ぎコメントさせていただいた次第です。
また落ち着いたらお返事させていただきます。
退会ユーザー
辛かったですね😢読んでいたら涙が出てきました。
お父様も優しい娘さんがいて本当に幸せだったと思います。
きっと天国で見守ってくれてるはずです。
ありきたりの事しか言えませんが、娘さんのこと守ってくれると思います。
無理せずいつか楽しいお父様との思い出話しが出来て沢山の幸せが訪れます様に。
ちこママ
お返事遅くなり申し訳ありません。先日はあたたかいコメントをありがとうございました。わかさんもお父様を亡くされたのですね…お気持ちお察しします。
父が見守ってくれていると思って、これから頑張っていきたいと思います😌