小学生の頃、3年生から6年生まで、隣に座る子は、障害のある男の子だっ…
小学生の頃、3年生から6年生まで、隣に座る子は、障害のある男の子だった。
2人いて、その子たちを受け持った先生がたまだ私の先生だったっていうこともあったのかもしれない。
けど、なぜか、私の隣の席に着かせていた。
偶然なのか、必然なのか。
みんな、その子たちとは仲良く過ごしていて、理解もあった。
小学校を卒業するとき、みんなで色紙を渡した。
当時は、その子たちが、どんな症状なのかは分からなかったけど、説明しなくても、みんなその子たちのことを大事にしていた。
私は、声が小さく、友達も少なく、よくからかわれていた。一人でも平気な性格だったけど。
そんな小学生を生きたから、社会人になり、介護の仕事をしたのかなって感じる。人とのつながりを大切にしたいって思っていたから。
- 彩香(5歳10ヶ月)
彩香
小学生のころの出来事って、一番濃い気がする。
彩香
どの時期もいろいろあって、早く30代になりたいって思っていて、今年、30になるから、過去を振り返ってみたけど、小さいうちに人格形成されていたんだなって感じる。
彩香
特にやりたい仕事がなくて、早く結婚して子ども育てて、ってのが夢だったけど、その先はなんの夢もなかった。
彩香
介護の仕事をして、看取りを経験して、もういいってくらい経験したから、介護はやりたくないって感じる。
彩香
人の命を預かるのは、とても大きなことだって感じた。
彩香
子供が産まれて、人の命を預かってるって気持ちになって、大事に育てなきゃって感じる。一生懸命生きてるんだから、自分が死ぬまで守らなきゃって。
コメント