【レポのようなものです】切迫早産により休職したことでボーナスが不支…
【レポのようなものです】
切迫早産により休職したことでボーナスが不支給となった件について、労働局に相談し「紛争解決援助制度」を利用した経緯をまとめます。
同じような状況で悩む方の参考になればと思い、個人が特定されないよう一部ぼかしつつ記します。
■経緯
切迫早産のため医師から自宅で安静にするよう指示が出たため、有給を使用して休養した。
その後、有給が尽きたため私傷病扱いの休職となり、そのまま産前休業へ入る。
賞与査定時期が近くなった頃、査定対象になるか会社に問い合わせた。
社内の賞与担当者から
「休職した場合は理由に関係なく賞与の対象外」という説明を受ける。
ただし、規程上には明記されておらず、口頭・慣習的に運用されているものだった。
規程に書かれていない点を指摘して再確認したが、依然として「社内の運用として対象外」と回答をされる。
疑問を感じ、労働基準監督署の窓口にこれまでの経緯をメールで相談。
後日、労働局から連絡があり、
「切迫早産を理由に賞与を不支給とするのは、男女雇用機会均等法に触れる」との説明を受ける。
この内容を会社側に伝えるよう指示されたため会社へ連絡したものの、回答に変化はなし。
そこで労働局より「紛争解決援助制度」を勧められ、利用することになった。これまでのメール履歴・賞与の参考資料・社内規程などを提出した。
制度の正式な手続きが始まり、労働局から会社側へ連絡。
労働局と社内担当者が面談し、社内で再検討するとの回答があった。
何度か進捗確認があったが、会社からの回答が滞る時期もあり、やり取りが断続的に続く。
最終的には、労働局から「支給の方向で調整が進んでいる」と連絡が入り、2ヶ月ほど経って会社から賞与が振り込まれたことで手続きは終了。
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■感想
まず、規程の確認は非常に重要だと感じました。
賞与がカットされた場合は、就業規則や人事制度の賞与規定に「休職者は対象外」と明記されているかを確認することをおすすめします。
もし対象外と明記されている場合は規定が優先されるそうです。
また、会社とのやり取りは全てメールで行うのもポイントです。
正直ものすごく疲れました。最初に会社へ査定対象かどうかを確認したところから支給までは半年以上かかり、育児をしながら「本当にボーナスあるかな……」と不安がよぎるのが辛かったです。
最初相談窓口に連絡したときは、レスポンスがあるとは思っていませんでした。紛争解決援助制度を利用する前も利用中も、労働局は親身になってくれましたし、色々と質問にも答えてくれました。
マタハラや育休復帰の際に不利益な取り扱いを受けた時は、労働基準監督署の相談窓口に連絡すると良いと思います。
- めめむむ
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