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はじめてのママリ
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N-NOSEという線虫のがんリスク検査について、がん患者と非患者の判定確率が知りたいのですが、正しい理解でしょうか。

N-NOSEという線虫のがんリスク検査?をしたことある方いらっしゃいますか?
調べると、
「がん患者を「がん」と診断する確率は86.3%」
「がん患者ではない人を「がんではない」と診断する確率は90.8%」
「実際のがん患者さんを本当にリスク陽性と診断してくれる確率はわずか約8%」
と出てきたのですが、

これって
ガンの人がN-NOSEの検査をしたら86.3%、DとかE判定が出る。
ガンでない人が検査をしたら90.8%、AとかB判定が出る
ってことですか??

コメント

ママリ

1年前くらいに旦那が検査しました。
結果はリスク中程度?みたいな感じで可能性はあるけどガンではないという判定でもないみたいな曖昧な結果でした。
詳しく調べずに検査申し込んで、「ガンの可能性が高い」と出れば精密検査しよう、もしガンではないときは「可能性は低い」と出るものだと思ってたのでどっち付かずな結果は意味あるの?って感じてしまいました💦

結果が出て「?」と思って詳しく調べると高リスクと出ても精密検査ではガンではなかった、またはガン患者が検査を受けてもリスクなしの結果が出たなど制度はあまりよくないそうです💦
どこのガンなのかも分からないし、陰性陽性だけでなくリスク中程度のような曖昧な結果ならうちはもう受けないつもりです🥴

りつき

大体そんなイメージであってます

長々と補足で、こういったスクリーニング検査の数値についてお話させてください☺️

例えば膵臓がんについていうと有病者率はたったの0.000335%です
つまり単純に計算すると100万人の中に335人の患者さんがいるのですが、この確率で計算した時、検査を受けた100万人のうち約289人は正しくがんと言われ、約46人はガンを見逃されます

実際にはがんじゃない99万9665人のうち約90万7695人は正しくがんじゃないと診断されますが、約9万1970人は間違ってがんと診断されます

この人数で「実際のガン患者さんを正しく陽性と診断した確率」を出すとたった0.31%になるんです💦

今は有病者率が調べて出てきたがん1種類についてで計算しましたが、有病者率が高ければ高いほど陽性的中率はあがって、有病者が少ない程陽性的中率は下がるので、他の罹患者の多いがんで計算するとまた数値が大きく変わります

なので、この検査を受けてがんリスクありと言われても実際はガンでなかったという人が多くなるのは当然なんですよね😮‍💨

そもそもがんって、その組織を構成する細胞がちょっと変な形て生まれて、ちょっと変な形程度なら悪性度は低く、めっちゃ変な形になると悪性度が高い細胞ということになるんですが、そういう変な細胞って基本は細胞自体の自己処理能力で消されるんです
ところがそれが消されず更には増殖し続けると臓器自体がおかしくなっちゃって、更には他の場所の細胞もおかしくなって体がおかしくなっちゃうといったイメージの病気なんです

なので、変な形の細胞自体はあっても、そこまで変じゃないからがん化しないかも…でも増えたらがんとして悪化するかも…という感じなら曖昧な結果も来るだろうし、定期的な検査がオススメされてるんだと思います

そういう検査なので、どう捉えてどう検査するかはご自身の判断になりますが、なんとなくイメージが伝わったら幸いです☺️

試験以来久々に計算したので、計算ミス等はご容赦ください
また久々に計算したら楽しくなっちゃって、深夜テンションも相俟ってアホみたいに長くなってしまって大変申し訳ありませんでした💦