
集団に苦手意識を持つ子どもについて、支援の方法や将来の進路について悩んでいます。特に交流級での困難や情緒面の成長が課題です。どう支援すれば良いかアドバイスをいただけますか。
人数の多い集団(交流級)がしんどい子。将来どうしていくといいのかなぁと悩みます……
1年生、情緒級、診断はハッキリついてませんがASDとADHDだと思います(必要ならつける考え方だそうで、地域柄、未診断でも支援を受けられるため)。知的には高めです。
園時代から集団や過密な場が苦手でした。
入学後も交流級での様子からして、大きな集団に困難が多いです。場所が変わると(交流級→支援級、デイ、習い事)困りごとが明らかに消えたり減ったりするタイプです。
クリニックの作業療法で感覚の調査を受けましたが、設問的にはあまり引っかかるものがなく。注釈で関連の困りごとなどを付記したりはしましたが、感覚過敏などには当たらないとのことでした。とはいえ、大きな集団が苦手な原因についてはかなり分析していただいて、発達検査結果書の文章とも似ていたため、納得です。※心理士と作業療法士、両方から同じようなことを言われた感じです。
大きな集団で一番大変なのが、息子は見えたり聞いたりしたものを全部そのまま受け止めてしまうというか、整理できないらしいです。普通、自分が見てる聞いてるもの以外は背景になると思うのですが、なりにくいのではと。
それと、過密が苦手なのは、パーソナルスペースが広めにほしいタイプなのかもと。人が多い所でボディイメージがうまく捉えられなくなってる可能性もあるみたいです(すごく近く、狭く感じるみたいな)。
具体的に交流級であるのが
・沸点が低い、狭量(他とものすごい差があります)
・机に軽くでもぶつかられるととても嫌な気持ちになる
・机周りを汚されたりすることも同上
・机を押したり椅子をガタつかせるなど動いてしまう
・話し合いで意見が下げられない(他と差を感じます)
・勝ち負けで乱れる(交流級でのみ出ます)
・課題拒否などが出ることがある(交流級でのみ出て、支援級に移動すると普通に取り組める)
こんな感じです。
感覚の問題以外に情緒が幼い、気持ちのコントロールが未熟(園時代からすると、かなり成長したが交流級ではまだまだ乱れるというのが正確です)、視野が狭くなりやすい、落ち着きがない、衝動性、不注意、友達がうまく作れない、などの特性があると思います。
どうしたものかと思いつつ、デイやスクールカウンセリングなどどこに相談しても「交流ゼロはよくないから、支援級に軸を置きつつバランスをとって。支援級で負荷を調整したり経験値積んだり苦手の練習をする形で」と言われ、支援級+交流(6対4くらい)という感じでやってきました。
うちの学校は行事などはどうしても交流級に入らないといけないので、支援級の先生の見守りで交流級に入ります。なので行事も交流級です。
安定する時期もありますし、ひとつひとつ見ていくと成長もみられるのですが、ちょくちょく色んなことが起こります。
今まで、どうしようかなぁと思いながら1年やってきましたが、昨日、交流級のグループ別話し合いの時間に、他グループが複数、開始早々にかなりワイワイ盛り上がったみたいで、息子はコンディションも悪かったのか「うるさい!」と怒ってしまい、担任がサッと支援級戻りな〜って言ってくれて戻ったみたいです。
うるさい!とハッキリ言ったのは入学してから初めてで、やっぱり大きな集団、特に四方八方が別の話でガヤガヤするのが当人にはストレスなんだろうなぁと改めて感じました……
二学期まではこういうとき、ワーッと怒って先生の手を借りないと支援級にいけないとかもあったんですが、今は息子自身、大きく乱れきる前に促されて自分ひとりで支援級に戻れています。
三学期からは、こうやって怒ったりせず先生に「これは今できない(※疲れてたりして課題拒否したいとき)」とか静かに言いに行くことができるようになっていて、成長したなと思っていました。でもやっぱりしんどすぎたら無理なんだと思います。
マンモスなので支援級もトータルだと25人くらいいて、集まって自立や給食などあります。それなりに賑やかだと思いますが、そっちは息子はストレスあんまりなさそうです。
普段の生活で、イオンとか映画館とかそういうのは特に問題ないです。人混みで並ぶなどは避けれるときは避けてますが、トイレやアトラクションなど必要なら並んでいて、それで不安定になるとかもありません。
35人がきついのか、1年生だけというのがキツいのか。とにかく大きな人数でゴチャゴチャしてると難しいみたいです。
学校とやりとりしてると、どうしても「交流級に適応させるには」みたいな話が多くて、それは息子が知的もないし将来高校に行きたいなら中学を普通級にしないと厳しい地域だからなのですが……私も入学当初は、転籍できればと思ってました。今も高学年くらいにもしできるならとは思ってますが、なんというか、すごく苦手なものに無理やり当てはめていかなくてはいけなくて、なんだかかわいそうで。
うるさい!と言った息子の様子を想像したら、なにか間違ってるのかな?やり方が違うのかな?と悩んでしまって。
やれる支援は大体受けてます。支援級、デイ、発達外来、スクールカウンセリング、OT、STです。習い事も体幹トレーニングなどできて20人くらいの集団経験が積めるものを選んでます。
精一杯やってるし、息子もすごく努力しようとしてるなと思うこともあるのですが、困難ばかりだし、普通はこんなこと努力する必要すらないわけだしと思うと……どうすれば……と。
算数が好きでよくできており(学年+2くらいの感じ)、ほかの勉強も学習面は課題なしと言われてます。課題は集団適応と情緒面です。
本人が大学に行きたがっています。それなら普通級に適応させるため努力させていくしかないのか。それとも、苦手なんだからもっと違う道、福祉的なルートを取るべきなのか。
クラスメイトから見ると困ったダメなヤツになるのも辛いところです。本当はいいところや優れた面もたくさんあるのですが……
こういう子はどうしてあげればよいのでしょうか。
- はじめてのママリ🔰
コメント

こっこ
すごくわかりやすい文章で、お母さんが息子さんの特性をよく捉えて向き合ってらっしゃることがわかりました。
私は療育を元々していて、今は大人の就労支援で働いています。なので子どもの困りごとへの対応から大人になってからの本人の幸せ、などよく考えます。
私の考えだと、知的に遅れがなくて勉強が得意なタイプのお子さんが、中学高校で色々と選択肢を広げられるためには、それまでに対人関係に自分の中で自信が持てることが大事だと思います。それは交流級の苦手な環境の中で時間を積み重ねても、苦手意識が積み重なるだけだと思います。支援級の中でも対人関係は学んでいますし、この中でうまく過ごせた、という成功体験を積んでいくことの方が本人にとっては良い経験になるかと思います。
いつまでに転籍する、とか普通級にするというのを目標にするより、今の息子さんにとっての過ごしやすさ、成功体験を積んでいくことが将来的に息子さん自信が幸せになれる選択をできることにつながると思います。
でも、今の時点で、自分が辛くなったらパニックにをおこさずに支援級に行けるようになった、というのはすごいことだと思います!!これから先の成長も今思っている以上にめちゃくちゃ伸び代があると思います!!

mei
支援級に通っている現2年生の母です。
知的には問題なく(境界知能でしたが追いついた)就学のためにASD診断を出してもらいました。
集団や過密な場が苦手。落ち着きがなくなるし集中力も続かなくなります。人前に出て話したりもできません。今でも5-6年生に普通級に転籍できればいいなぁと思い先生も勉強の遅れがでないようしてくれてます。
1年生からの2年生の一年でもだいぶ成長しましたが、2年生からの1年も凄かったですよ。私も1年生の1年間は凄く悩みましたが今となると1年生だからって部分もあると思います。上の方も書いてたように、成功体験を積むことで本人も自信がつくようで、すごく変わりました。そこは先生にお任せしていいと思います😊慎重にフォローしてくれると思います。支援級の高学年のママさんにもお話し聞いたりしますが、やはり少しずつですが、対人面でも自分なりに工夫して対処していくようになるみたいです。(落ち着かなくなったら、自分からクールダウンしに行くとか)
先を考えたら不安が募りますが、今を少しずつクリアしていきその都度そのときに合った支援をしていくしかないのかなと思ってます😊
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はじめてのママリ🔰
ありがとうございます。
似た特性のお子さんの様子を聞かせてくださりありがたいです。まさに同じですね、うちも過密や大人数で落ち着きがなくなります。
そうなんですね、それはめちゃくちゃ励みになります……!
具体的にどんな成功体験を積まれたのか教えていただくことはできますか?たとえば行事とかそういうものでしょうか。運動会に楽しく参加できたぞ!とか、支援級全員で〇〇して楽しかった!とかですかね。多分そこがすごくうちにも必要なところで、よかったらお伺いしたいです。
また、過密の苦手さについて、1年より2年のほうが適応度が上がったようなことはありますか?多少は過密でも大丈夫になってきたとか、苦手はそのままだけど自己対処がうまくなったとか、学校が把握して環境配慮してくれているとか、過密苦手についてどのように支援されていてお子さんがどんなふうに成長されているかも、よかったら聞かせていただけたら嬉しいです。
やはり高学年くらいになると、本人の自己認識や対応力も育ってくるのですね。そうなれば自分も周りもも楽になるだろうなと感じます。
励みになるお話を聞かせてくださってありがとうございます。うちも2年生の1年間で、ここから成長したり本人が楽になれる対応策が見つかることを祈るばかりです。- 4時間前
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mei
成功体験は日々の授業の中やほんの些細なことでもです🙂失敗にとても敏感で、勝ち負けには特に敏感なので1年生の時は、まず支援級でやってみて出来るようになったら交流の皆としてみるという形をとってくれてました。運動会の練習などもタブレットで映像を見せ、イメージさせてくれた上で参加してます。(うちも行事は全部交流です)
することが明確に分かってる状態で交流にいくので、黙々と取り組めてそうすると、交流でうまくできた!!と自信がついたようです。
もちろん調子が悪い日もあり集中できなくて支援級に帰ったりもあります。
交流ではあまり言葉を発さなくなるので、なにも言う事も出来ずですが。先生が気にかけて帰る?と聞いて調子悪いと頷くみたいです。それはそれでいいと思ってます。やはり発達ゆっくりなのは変わらないので、小学生になったから皆と同じようには難しいし、自分は自分。人は人。自分が出来ることは頑張ろう!と先生も本人に伝えてくれてるみたいで、それが凄く本人に響き、何かあると自分は自分だ!と言ってます笑
過密の苦手さは変わりません。ただ、交流とはそのような場所と本人が理解してきた?んだと思います。なので交流では頑張って、支援級が休憩場所になってるように感じます。デイ2ヶ所行ってるんですが、それぞれで様子がちがうので上手く使い分けてるんだと思います。それもいいことなんだよと相談員さんに言われたので、そのまま気にせずです^ ^
お子さんの為にできることは全てしているので凄いなぁ✨と思います
励みなると嬉しいです。- 3時間前
はじめてのママリ🔰
コメントありがとうございます。療育のお仕事されていたんですね、就労支援ということで成人後のこともよく知っていらっしゃる方からコメントいただけてありがたいです。
コメントの内容、そのとおりだなあと思いました。やはり対人関係で成功経験、良い経験、楽しさやうまくやれたという経験を積むことが大切ですよね。交流級の物理的な環境ではなかなか難しい、そのとおりです💦
支援級やデイでは息子の苦手なことを練習するのが難しいと言われてしまってはいて悩ましいところはあります。たとえば意見を下げる→下げられる、また支援の子は意見がそれほど意見が強くないことも多い(知的のお子さんとか)、異年齢のため上下関係が明確など……でも良い経験はたくさんさせてもらってると思います、当然日々小さないろいろはあるので学びもあるはずだし、対人の経験値としてはしっかりあるはずですよね。
そうですね、やはり普通級を目標にしてしまうと辛そうなので、少なくとも今は支援級に軸を置くほうがよさそうだなと改めて思って。
こっこさんは、こういう場合、交流自体もあんまりさせないほうがいいと思われますか?ここが悩ましくて、大抵のアドバイスだと、苦手だとしても多少は交流もしておくほうがいいというお話が多くて(支援級では学べないことが学べるのは事実と)いつもこの点に悩んでます。本人は交流を嫌がることはないのですが、そうやって問題が起こりやすいことを思うと……
ありがとうございます。これは本当に当人の努力と、それから先生たちが息子が何に困っているのかを正しく理解し始めてくださったことからグッと改善した感じがします。元のベースは割と理知的なタイプかなと思うので、年齢が上がって大人数の辛さが少しでも楽になってくるといいなと本当に思います。
こっこ
私も交流自体をあまりしない方がよい、とは思いません。例えば交流級で意見のやりとりがあって問題が起こり支援級に戻る←というのは失敗体験ではなくて「苦手な場面から自分でクールダウンできる場所に移れた」という成功体験だと思います。
問題が起こるのは親も子も苦しいですが、それ自体が悪いこととは捉えずに息子さんの苦手を見つけて改善策をお子さん自身も学んでいく場所、支援級は上手な対人関係の成功体験の場所、という風に捉えて両方経験していくのが良いと思います。
はじめてのママリ🔰
聞かせてくださりありがとうございます。すごく納得しました。私はこの部分がきちんと認識できてなかったのかもしれません。他でもらった助言がそれでも交流を進めていたのも、問題が起こること+その対処を模索することで対応策が見つかっていくことを成功体験と捉える考え方だったんだなと気づきました。違う表現ではありましたが他の助言でも同じような趣旨のことをおっしゃってた気がします。
そうなんですよね、問題が起こると私と息子は苦しいなと感じますが、でも確かに結局のところ問題が起きなければ、問題がなんなのか+対応策+環境の問題の分析+本人が改めるべきところを分析することもできないので、確かにそのとおりだなぁと感じます。
支援級やデイや習い事で成功体験を積むのと、交流級で問題や苦手を見つけて対応策を探すこと、今年1年がまさにそんな感じだったなと感じます。
そのように考えて支援級にしっかり軸を置きつつ交流も継続していこうと思います、ありがとうございます。