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ココロ・悩み

情緒級1年生、同世代との話し合いで意見が合わない時に譲る力の育み方。…

情緒級1年生、同世代との話し合いで意見が合わない時に譲る力の育み方。

情緒級の1年生の息子です。支援級、交流級を大体半々で受けています。典型的な情緒で、学習面の困りごとはなく、指示はよく通るのですが、感覚過敏と衝動性や不注意、同世代とのコミュニケーションに課題が多いです。服薬なし、デイとOTと発達外来ありです。

感覚過敏や不注意についてはやむを得ないところで環境調整をしています。衝動性は随分と自制が効き始めてる部分も増えました。

今の課題として見えているのが、これは園時代からなのですが、同世代とのグループでの話し合いで意見が合わないときに譲る、妥協する、折れることを、大人の仲介なしでできるようになっていくことです。

交流級での行事に向けて、交流級にてグループ活動をしています。支援級の先生も少し様子をみてくれています。

息子にはよくあることなのですが、
・自分の意見がハッキリとある
・やる気は十分で役割なども積極的に担いたがる
・意見を強く押し出しすぎる
・意見が合わないときに、折れる、譲る、下げることがとても苦手

園時代は、絶対折れない!となってしまい、
・周りの子が空気を読んで折れてくれる(申し訳ないことですが実際そういうことが割とありました)
・先生が選択肢を示して渋々その中から選ぶ(妥協しやすくなるよう仲介)
・怒りだしてしまったらクールダウン

こんな姿で卒園しました。加配つきで手厚く見てもらっていました。

1年生になり、昔よりは自制力もついて、話し合いの中でクールダウンほどに怒り出してしまうことはほぼなくなったかなと思います。

それと、昔よりも物事の道理を客観視する力はついてきたので「折れないとうまくいかない。皆も折れている。グループ全員の意見が通ることはありえない。自分の意見ばかりだと周りを嫌な気持ちにさせる。喧嘩になったり、心のなかで嫌われて人が離れていく。次は同じグループになりたくないと思われてしまう。」というような話も、昔よりしっかり入るようになりました。

年中くらいまではそもそも「嫌われても困らない」というような雰囲気もあったのですが、そのあたりが年長くらいで変わってきて、今は本人も「友達とうまくやりたい。自分は友達がうまく作れないし、あまり周りから仲良くしてもらえていない」と思うようになった感じがします。そういう意味でも、昔よりは、なぜ折れなければいけないのかは認識がありそうです。

また、これは当たり前だし学びのため良いことでもあるのですが皆も大きくなって「息子くんばっかりはダメ!自分勝手!自己中はいけないよ!」とハッキリ拒絶というか、周りが折れてくれることもなくなったような印象です。

しかしやはりまだまだ難しく、先生の助言(たとえば息子はA、周りはBという場面で、BにしてもAも部分的にはできそうだよ〜みたいな視点の転換)があってなんとか折れているようですが、意見を強く押すような態度を取っているので、やっぱりグループから「息子くんばっかりはダメだよ!」という発言もみられるようです(行ってもらえてありがたいのですが、多分みんな息子とはもう組みたくないと思ってる気がします…)
支援級の子ということで、苦手なことを理解してくれていそうな子もいるらしくありがたいのですが、たとえば引き算が苦手とか文字が書けない、手が使えないとかとは違って情緒の「苦手」は周りにも影響するのでとても難しく感じます…

家では叱らずに話を聞いた上で、上のような「なぜ折れないといけないか」という感じの話や、勉強がどれだけできても、つきたい仕事があっても、人と一緒に楽しくなにかをすることができないと周りから人がいなくなって寂しいことになる、自分の意見を下げることで楽しい時間が増えるし周りから「息子くんの意見は?」と気にかけてもらえたりもするよと話したり、北風と太陽の話を引き合いに出してみたり……しつこくなりすぎない程度に向き合っているつもりです。
デイなどにも共有していますが、やはり支援級やデイなどではグループ活動や意見交換のようなシーンが少なく、特性がある同士濃い交わりにならないこともあって、交流級以外で意見を押しまくってうまくいかないみたいなシーンが起こらず…練習は難しい感じです。

一人っ子で兄弟がいないことも影響してるかもしれませんが、基本的には特性の問題です。

普段の生活の中だと、誘ったけど1人でやりたいと断られたから離れたりとか、何か作っていてお互いの意見を組み込むとか、そういうのは割とできていそうです(デイや支援級の話によると)。一対一や少人数遊び(ずっと団体行動しなくても済む)だと妥協するといっても限られているので、それほど問題にならないのかもですが、交流級全体での話し合いやグループ活動(がっつりと話し合いして活動、ずっと団体行動)になるとまだまだ難しく…

親としては、この性質が穏やかにならないと友達ができない、せっかくちょっと仲良くなっても離れていくだろうなということが本当に気がかりです。たとえば2年後に成長してもうそんなことはなくなったとしても、1年生のころからの積み重ねで「あいつは自己中」となったら誰も相手にしてくれない、声もかけてくれない、グループ決めなどで避けられる、そんなことになるだろうなと…
その子たちは当たり前の反応をしているだけなので、ここは息子がどうにか頑張って力をつけていかざるを得ないのかなと思うところです……

基本的に受けられる支援は全部受けて、環境も調整して特性で難しいものは無理させなかったりスモールステップしていますが、こういう力は知的なしの子だと先々に必須かなと思い(どんな道に進むとしても)また大人の目や手はどんどん減っていくので、どうにか今、力をつけないといけないと思っていつも悩んでいます。

同じような困りごとのあったお子さんのいるママや、学校関係の方から、なにかヒントをいただけないでしょうか。特性とはいえ我が子の自己中に見える部分はとてもしんどく思います…知能指数は高いのですが、本当に育てるのが難しい子です。

コメント

はじめてのママリ🔰

我が家も同じような様子で、支援級にいます。
我が家の場合は、学校生活で優しさの分け合いが出来るようにポイント制にしてくれて、それが功を奏したようで、周りにも優しく過ごせるようになり、その様子を見た周りの態度も変わり、優しさの分け合いが出来るようになりました^_^
1回優しくしたら1ポイントみたいな感じでゲーム感覚でポイントが増えていきます^_^満タンになったら、綺麗なイラストが貰えるというゴールを決めてましたが、ポイント以上に優しい行動が出来るようになりました^_^
以前あったトラブルもなくなりました^_^
我が家も一人っ子なので、同世代との協調性や関わり方は学校やデイでしか経験させる事が出来ないので、とても良い経験させられました^_^