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産婦人科・小児科

・ポリオワクチン・三種混合我が家のかかりつけの小児科ではポリオワク…

年長さんの任意予防接種について悩んでいる方の参考になればと思い、調べた内容を書かせていただいてます。


・ポリオワクチン
・三種混合


我が家のかかりつけの小児科では

ポリオワクチン9,000円、
三種混合4,000円です。

(任意の予防接種は料金が医療機関によって異なります)



▶︎ ポリオ

・ポリオ(急性灰白髄炎)は、主に5歳未満の小児が罹かる疾患です。
・感染者200人のうち1人に不可逆性の麻痺が起こります。麻痺を起こした患者の5~10%は呼吸筋が機能しなくなり、死に至ります。
・ポリオに治療方法はなく、唯一できる方法は予防です。複数回ポリオワクチンを接種することで、小児の命を守ることができます。
 厚生労働省 検疫所 FORTH参照

※1981年以降、日本ではポリオ患者の発生はなし

※2016年ポリオ常在国はパキスタン・アフガニスタンの2カ国のみでしたが、2024年ウイルスの国際的な広がりを見せています。

●ポリオ発生国(アフガニスタン、米国、アルジェリア、アンゴラ、イエメン、イスラエル、インドネシア、英国、エジプト、エチオピア、ガーナ、カナダ、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、ジンバブエ、スーダン、セネガル、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、パキスタン、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ、南スーダン、モーリタニア、モザンビーク、リベリア)
 外務省 海外安全ホームページ参照




▶︎ 三種混合

・ジフテリア

※ジフテリアの最後の発生は1999年

※ワクチン接種により、ジフテリアの罹患リスクを95%程度減らすことができると報告されています。


・百日咳

百日咳菌が主な原因で長く続く咳が特徴です。感染力が強く1歳になるまでの赤ちゃん特にワクチンを接種していない3ヶ月未満の赤ちゃんが感染すると重くなり命の危険があります。

※含有のワクチンの4回目接種が完了していても、基礎免疫が低下してしまいます。
(そのため5〜15歳の罹患者が多い傾向)

※日本小児科学会は接種を推奨


・破傷風

感染して3日から3週間からの症状のない期間があった後、口を開けにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状があらわれます。その後、体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れたのちに死亡します。

※発病した患者には、治療のための血清や抗菌剤を投与します。傷口の治療や呼吸をしやすくするための治療が行われます。

※予防接種が最も有効です。正しい方法で接種を行うと免疫が10年間持続します。前回の接種後10年をすぎた人には追加接種をお勧めします。
 厚生労働省 検疫所 FORTH参照


ポリオは日本では流行っておらず、渡航予定もないから摂取しないという選択もあるかと思います。
しかし、よく調べると国際的な感染が拡大していて、また治療法のない病でもあります。

百日咳は免疫があっても家族間の感染率は20%と高く、免疫のない人の感染率は50%を超えるそうです。


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