祖母が認知症になり施設に入れた。会った時、私のこと分からないかと思ったが、私の好きなお菓子を覚えていて感動した。祖母は私を忘れても、心の中に私が残っていることが嬉しかった。
大好きだった離れて暮らす祖母が、おととしから認知症になって徐々に悪化していき、とうとう施設に入れることにした。と母からLINEが来たので時間を作って数年ぶりに会いに行きました。
認知症だからきっと私のこと分からないだろうな、と思いながら会うと思ったより元気そうで「おばあちゃん久しぶり。〇〇だよ。今はもう子どもも生まれてお母さんやってるんだ。」と話しました。
祖母は不思議そうな顔をしながら黙って話しを聞いていました。
母が昔から私が好きなお菓子を買って来てくれていたので、当たり前のように手を伸ばして食べようとしました。
すると今まで黙ってた祖母が急にハッとしたような顔つきになって「このお菓子は〇〇(私の名前)ちゃんが好きなお菓子だから少し取っておいてあげてください。」と私の顔を見ながら言ったんです。
その言葉を聞いた瞬間、わあと声を上げて泣いてしまいました。
祖母は私の顔を見ても私だと分からなかったけど、それでも祖母の心の中に私がまだいたことが、すごく嬉しくて涙が止まらなかったです。
こんなことってあるんですね。次に会う時にはもう完全に私のことは分からなくなっていると思います。最後の最後にちゃんと会いに行ってよかったです。
- はじめてのママリ🔰
ま
私も同じようなことがあり、読んでいて泣いてしまいました。
私の場合、コロナ禍で祖母が入所になってしまい面会も1年かかってやっとできたところでした。
最後には私を思い出してくれて、『大きくなったわねぇ、笑った顔は変わらないわぁ、、』と言ってくれて、本当に嬉しくて抱きつきました。
また絶対に会いにくると約束して、面会の順番が来る前に他界してしまいました。
私はすごくすごく後悔しているので、もし会えるなら、覚えてなくても会いに行ってほしいです。
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