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はぴ
お金・保険

生前贈与と相続について、法的な面や課税について教えてください。

税金に詳しい方、
かかる税金について、または法的にokなのか教えてください。

生前贈与の方法について模索中です。

①今住んでいる分譲マンション(約4000万の価値と仮定)を妥当な額で母に売る

②父から非課税上限ギリギリの贈与(1000万と仮定)をうけて、そのお金とマンション売ったお金を資金にして土地購入&住宅を建てる

③時が経ち母が亡くなった時に母に売ったマンション(価値が下がった状態)を相続する

こういった方法での生前贈与&遺産相続は法的にokか
どの様な課税があるか
その他1番かかる税金が少ない贈与方法等
教えてください。

コメント

ぴっぴ

契約自由の原則が民法で保障されていますので、どのような取引であろうと当事者間が納得していれば、それをNGとする法律はありません。
税法はその上で、特定の取引に課税するもので、取引そのものは自由です。

①子→親にマンション売却
妥当な金額とかけ離れて安く売却した場合は買主に贈与税。
高く売却した場合は売主に贈与税。
売主は、取得額と売却額を比べて利益があれば譲渡所得税課税。居住用住宅の特別控除や他の所得との損益通算は受けられませんので、利益がでたら出た分だけ所得税15.315%住民税5%の課税です。損失が出たら納税はありませんが他の所得と通算できません。

②住宅取得資金贈与の非課税はとりあえず2023年までは延長されていますのでそれまででしたら、特に課税なしです。必ず贈与税申告をしてください。

③親の持ち家の相続として他の資産と同様に扱われます。すでに②の住宅があるので小規模宅地等の特例は使えないかと思います。

どんな資産が全体であり、だれにいくら贈与を考えているかにより、何が有利かは変わります。

ただ居住用住宅の特別控除や損益通算特例、小規模宅地の特例はいずれも非常に有利な特例です。
なので、マンションについてはそのあとずっと保持したい理由がない限りは、他者に売却するというのも手だとは思います。
それも実際の利益の額を見てみないとなんとも言えません。

はぴ

詳しくありがとうございますm(__)m
とても分かりやすくて勉強になりました。
具体的な話は税理士さんと話して進めることになりそうですが、自分がどうしたいか、向かう方向を決めるのにとても役立ちました!