『病気』というプレゼント子供達を図書館に連れてきましたが、DVDブース…
『病気』というプレゼント
子供達を図書館に連れてきましたが、DVDブースでDVDを見始めたので私はブラブラ。
そしたらこの絵本をみつけました。
産まれる前、神様とお友だちとみんな雲の上にいて。
ある日、神様が『お母さんを決めようね』と言い、色んなアドバスを貰ってお母さんを決めます。
お母さんを決めるとみんな体をもらいます。
そのあと、プレゼントが沢山置いてあるところに行って『このなかから、ひとつだけお母さんにもっていってあげなさい』と神様といいます。
いろんないろのプレゼント。
なかにはキラキラしてるプレゼントもあって。
『これは〝びょうき〟というプレゼントだよ』と。
勇気のある子はそれをえらぶんだって。
産まれるとみんな忘れちゃうけど、〝忘れない〟ってプレゼントをもらった子は忘れない。
これを読んでて、5月に天国へ還った三女を思い出しました。
あの子は〝びょうき〟というプレゼントを自ら選んだのかなって。
ただでさえ500gにも満たない小さな小さな体で、更にみんなが欲しがらない〝びょうき〟を敢えて選んで生まれてきた。
産まれてから天国へ還るまで、1度も保育器から出ることもないまま。
ろくに抱っこもしてあげられないまま。
ずっとずっと苦しんで、毎日毎日痛いこともされて、それでも頑張って耐えた。
そして、元いた神様とお友だちのところへ還っていったのかな。
〝よく頑張ったね〟って誉めてもらって、今ごろ楽しく遊んでるのかなって思えました。
外出していると、身軽な自分にハッとすることが多いです。
本当なら、生後10ヶ月…予定日通りだとしても7~8ヶ月になっていた赤ちゃんをだっこして、荷物も沢山持って出掛けるのも一苦労な時期だったろうに。
サイフとスマホが入っただけの小さなバッグで事足りてて。
抱っこ紐で赤ちゃん連れてるお母さんを見ると、つい自分も抱っこ紐で我が子を抱いてるときみたいな体勢になってたりして。
家でも、上2人寝かせたらある程度自由。
先生や看護師さんから『●●ちゃん夜全然寝ないんです。夜めっちゃ元気で日ノ出と共にウトウト~としてきて(笑)』ってよく笑われてたっけ。
『●●ちゃん、私達と一緒に夜勤してるんだよね~(笑)』なんて言われたり。
普通に家にいたら、夜泣きで大変だったのかな…
コウノドリも普通に見れてるけど、内容というよりはNICUの赤ちゃんたちが映るたびに胸が締め付けられる。
終わってみると内容覚えてない…見てる間、無になってたみたいです。
でも大分前向きに考えられるようにはなってきて、仕事して全然ない貯金を頑張って増やそう❗資格の勉強もしてみよう❗という気持ちが増してきました。
赤ちゃんはまた抱きたいけど、また妊娠したいわけじゃなく。
あくまでも抱きたかったのはお空へ帰ってしまった娘。
だから今は、妊娠することは考えてはいなくて、とにかくあの子が心配しないように頑張ろう❗と思いました。
何か急に思い立ってズラズラ書いてしまいました…失礼しました。
- まっこ(5歳1ヶ月, 7歳, 12歳, 15歳)
みみい
とても素敵な話で読んでみたいと思いました。
娘さんを亡くされて辛かったですよね。お悔やみ申し上げます…
娘さんは本当に勇気がある、立派な赤ちゃんだったと思います。
誰だって病気は嫌なのに本当に頑張ったんだなって文章を読んで思いました。
私の娘も小さく生まれNICUにいました。私もコウノドリでNICUが映ると苦しくなります。
今でもあの時の娘の姿が忘れられないし、同じ時期に入院していた赤ちゃんたちは今はママと一緒だろうかっと思う時があります。
娘は無事に退院できましたが、きっとまだママの元に帰れない子や一緒に暮らせなかった子がいるんだろうなと思うとわが子がそばにいてくれることに感謝の気持ちが湧きます。
育児ストレスでイライラしたり落ち込んだりすることが最近ありましたが、まっこさんのおかげでまた頑張れそうです。
コメント