
妊娠中に病気が見つかり中絶をすることになったのですが、婦人科の先生…
妊娠中に病気が見つかり中絶をすることになったのですが、婦人科の先生に言われた言葉が今でもフラッシュバックします。
私は20代前半で血液系のがんに罹りました。
病気が発覚したとき妊娠中だったため、15週で中期中絶手術をすることになりました。
喉に腫瘍ができており、痛みで声が出なかったので診察の際は筆談で主治医とコミュニケーションをとっていました。
中絶の時は主治医ではない婦人科の先生の診察を受けたのですが、そのときの先生にこう言われました。
「普通、こんな週数で中絶なんかしないんだけどね。はぁ。」
私だって、中絶したくて選択したわけではありません。
主治医に、「ドラマみたいに、私の命より赤ちゃんの命を〜みたいなことはありえないからね。あなたが生きててこその赤ちゃんでしょ。まずあなたの病気を治すことに専念してください。」と言われて、泣く泣く決断した結果です。
私が病気になんかならなければ、という気持ちでいっぱいになり、診察中ボロボロ泣いてしまいました。
その後、入院前のアンケートに先生の名前名指しで悪口を書きまくったら(なんで書いたか覚えてないくらいです😂)すごく大きい個室に案内され、関係ない助産師さんからフォローをいただきました。
手術後に見せてもらった赤ちゃんは、手のひらサイズの綺麗な顔と手足をした赤ちゃんでした。
まだ赤く、透き通る身体をしていました。
小さな指が並んだ手を見た助産師さんが、ママに似て指が長くて綺麗ね。と言って泣いてくれたのを今でも覚えています。
しかし最初の診察での先生の言葉のダメージがすごくて😂
どんな事情があるにせよ、赤ちゃんの命を奪った私が悪いとは思っていますが、未だにあの診察室での空気を思い出します。
- ちゅーのん(5歳1ヶ月)
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