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ろこもこ
妊娠・出産

稽留流産 手術について(痛みのことも書いています。苦手な方はご注意を…

稽留流産 手術について(痛みのことも書いています。苦手な方はご注意を⚠️)

11週にて稽留流産の診断を受け、その約2週間後に吸引法にて手術をしました。
診断後はとても辛くずっと泣いていましたが、夫の献身的な支えで今はなんとか前を向けるようになりました。
初めての妊娠で、流産を経験し右も左もわからずネットやママリで沢山調べました。
手術の詳細があまりなく、手術に対して漠然とした恐怖と不安がありました。
私のこの経験が誰かの糧に、漠然とした不安を払拭できる材料になればいいかと思い、記録することにしました。
個人差も大きくあるかと思います。1意見として誰かの役に立てばいいなと思い書きます。

2025/3/28
11週にて心拍確認できず、大きさは34.3mmと週数通り育っていました。
出生前診断のため来院した際の超音波検査で心臓が止まっていました。

2025/4/7
分娩予定の産科へ既にかかっていたため、そちらで子宮内容除去術(吸引法)をすることになりました。

10:00
入院
10:30
前処置1回目(ラミナリアをいれ、子宮口を広げる処置)
⇒とてつもなく痛いです。膣を器具で広げ、子宮を摘みラミナリアをいれぴっぱり押される感覚が強く悶えます。私自身痛みに強い方なのですが、悶絶しました。必要な処置だから耐えるしかないです。処置は大体5分ほど。
前処置を終えると、下腹部に鈍痛が残ります(少し重い生理痛の痛みの程度)。我慢は出来ますが、座ることで圧力がかかるのかお腹に違和感が走るので中々座れませんでした。
12:00
お昼ご飯(立ったままだと食べられました。笑)
16:00
前処置2回目(ラミナリアの入れ替え、追加)
⇒前処置自体、初産婦は特に痛いらしく、尚且つ出産に向けての体の準備がなにも出来ていないため子宮口が固いとのこと(友達が初産婦で同じ処置をやっていますがその子は全身の力を抜けば、少しの痛みだったとのことで個人差も大きくあるようです)先生が見かねて予め座薬+鎮痛剤の内服をさせてくれましたが、正直1回目よりも痛かったです。暴れることなく耐えましたが、涙が出てくるほど痛いです。(怖がらせるつもりはありませんが、赤ちゃんのため自分のために耐えなければいけないことです。そう思ってなんとか頑張りました。)処置5分ほど。
処置後も痛み止めを飲んでいますが、鈍痛の波があります。痛み止めを飲んで我慢は出来る程度です。ガーゼ等も詰めているので違和感があり尿意をすぐに感じて頻回にトイレに行きます。少量しか出ませんがスッキリはします。
18:00
夜ご飯
22:00以降は絶食
夜は、寝たり起きたりを繰り返しました。

4/8
8:30
点滴開始
⇒点滴の針を刺す痛さは、前処置に比べればなんのこっちゃないです。
9:30
手術
⇒静脈麻酔を点滴から入れてすぐ、喉が少し熱くなりましたがすぐに眠ってしまいます。私は体質的にお酒が強いため、途中で体が動いていたようで適宜麻酔を追加してくれて途中で起きることも無く、夢を見ていました。覚えてはいませんが、ホワホワしていた感じです。
10:30
病室へ車椅子で戻ります。
⇒麻酔を多く使ったのもあり、受け答えは出来ていたようですが全く記憶はありません。
10:40
⇒看護師さんが血圧を測りにきてくれ、トイレまで付き添ってくれます。少しふらつくものの歩けます。少し胸焼けがある程度で気持ち悪さもありません。
携帯も触れますし、ここで夫へ電話して報告できるほどでした。手術後は少し重めの生理痛が波で繰り返される痛み。
12:00
お昼ご飯
13:30
⇒子宮内確認しガーゼ除去。先生からの説明。
病理検査の結果が2週間後に出るため、その結果で正確に妊活開始を決めましょうと。3回見送れば十分だと思うととのことでした。
14:00退院
座ることで、お腹を下から押される様な違和感があり、おしりの側面にクッションを入れ違和感が少ない姿勢で過ごしていました。
ずっと立ちっぱなしだと、貧血のようなクラクラする感じがあり長時間は立っていられませんでした。


これが、入院から退院までの一連の流れです。
今は夫と一緒に子供が戻ってこられるように夫婦で体づくりを頑張ろうと前向きに考えられています。
人生で1番と言っていいほど辛い出来事でした、今でも考えると涙が出てきます。
それでも、神様は乗り越えられる試練しか与えない、この経験は私たち夫婦にとって必要なことだったと思い、赤ちゃんが戻ってきてくれる事を願えるようになりました。

備忘録のような、私の決意表明のようなものになりました。
赤ちゃんが私たち夫婦の間にまた戻ってきて、パパママみんなで手を繋いで笑顔溢れる幸せな人生を一緒に送れますように。

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