
末娘が先日、保育園を卒園しました。5年間毎日通った保育園ともうすぐさ…
末娘が先日、保育園を卒園しました。
5年間毎日通った保育園ともうすぐさようならです。
そんな娘への私の思いを綴りました。長文です。
自転車に娘を乗せて、晴れの日は「ママ、雲がくまさんみたいだよ!」見上げてみるとくまさんらしき形の雲と透き通った青空。空ってこんなに青かったんだ。空を見る余裕がなかった私は、空の青さを教えてもらいました。
雨の日のカッパはしんどかったけれど、カッパについた水滴が、「水玉模様だねー。○○ちゃんのお洋服みたいだね!」その言葉で、雨の日が楽しみになりました。
真夏の自転車は過酷でしたが、「あ!セミがミーンミーンって言ってる。セミさーん!ここにいるよー!」セミの鳴き声は鬱陶しいものからオルゴールのように聞こえるようになりました。
寒い日は、ゆうつつになりがちだったけれど、「は〜ってすると雲ができるよー!」一緒には〜と何度も息を吐いて心が暖かくなりました。
お料理の毎晩のメニューを考えるのはもう毎日悩んだけれど、食材を1度出して考えてると、食材をみて、「今日のご飯はオムライスだね!」そう言われると何故か作りたくなるパワーをもらいました。熱や嘔吐、下痢や感染症になり何度も保育園を休んで病院へ行き、薬を貰い飲ませ看病。心配でたまらなかった。そんな私の顔を見て、娘はしんどいはずなのに、「ママもお熱なの?ねんねしなきゃダメよ」そっとひざ掛けを肩にかけてくれ、娘の優しさに助けられました。
いつの間にか出来ないことよりできることが増え、今までやってあげていたことが、お手伝いになりその内1人でできるようになり、手を貸すよりも見守る事が増えていきました。
迎えに行くと両手を広げて胸に飛び込んできて笑顔で「ママおかえりー!」私の体を抱きしめる小さな手は力強く私を抱きしめてくれました。
それでもやっぱり寝る時は、私の体のどこかに触れていないと寝つきが悪い娘。あぁ。なんて可愛いのだろう。愛おしくてたまらない。ちょっと掠れ気味な声も、ツヤッツヤの長い黒髪も、濁りひとつないキラキラした目も力強くて小さな手も、逃げ足だけは早い足も、忘れまいと自分に言い聞かせ、今日の娘には明日は会えない。今日一日一日を大切に踏みしめて、娘の歩いた後に落ちているたくさんの宝物を拾い集めながら、毎晩眠りにつくのです。
娘を育ててくれたのは、保育園でした。心の優しい女の子にしてくれたのも保育園でした。娘を愛おしく大切に更に思わせてくれたのも保育園でした。
最後の子育ては、まだ6年半ちょいだけれど、この先の方が長いけれど、母娘で通った保育園での出来事を取りこぼさず胸に刻み、4月から小学生になる娘は心も体もきっときっとひと回り大きくなって、素敵な一年生になることでしょう。
ママをママにしてくれてありがとう。貴方のママになれてとても幸せです。これからも二人三脚で、色んなことに挑戦したり乗り越えたりしようね💕︎
- あーりん"(∩>ω<∩)"(6歳, 23歳, 26歳, 27歳)
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