
息子が五年生の終業式で嬉しい通知表を受け取り、成長を実感した母親の心情が描かれています。息子の努力や友達との関わりを通じて、成長を見守る母の思いが伝わります。
五年生最後の終業式
息子は大事に通知表を胸に抱きしめながら帰って来た
そして、私の顔を見た瞬間に号泣した
ヒクヒク泣きながら
「今までもらった通知表で一番嬉しい通知表…」
そう言いながら、私にその通知表を渡してくれた
通知表を見ていくと、成績はグンと伸び、何より息子が一番力を入れて学習してきた図工と外国語が共にA判定だった
そして、担任の先生からのメッセージ
「一番印象深いのは体育の走り幅跳びです。
勢いのついた助走から力強い踏切りでの跳躍を見て
〇〇くんがいつも物事を全力で取り組んできたことが先生にはよくわかりました。
マラソン大会では、自分の一番より、転倒したお友達の隣りに寄り添い一緒に歩いてゴールをした〇〇くん
いつもと様子が違うお友達に優しく声掛けをしていた〇〇くん
だから自然に〇〇くんの周りにはお友達がたくさんいることに先生は胸を打たれました
先生に「将来は海外で勉強して家具職人になる」と教えてくれた〇〇くん
いつか、〇〇くんが作った暖かい家具を先生は買いたいと思います。
一年間、ありがとう」
去年の4月の初めての個人面談
「高学年の担任を持つのは初めてなんです
保護者の方々にはご迷惑をおかけするかもしれませんが
全力で僕も子供達と一緒に学びがんばります!!」
そう言っていた担任の先生
息子へのこのメッセージを読んで、一年間、先生がよく子供達を見ていてくれたんだなぁ…と胸が熱くなり、息子がこの通知表を抱きしめながら帰ってきた意味がよくわかった
「小学校生活も最後の一年になるよ
悔いなく、思いっきり楽しんで、来年の今頃は笑顔で卒業の日を迎えられるように、がんばろうね」
私の言葉に、最後は元気に「うん!!」と返事をした息子
息子が小さい頃は、早く大きくなって手が離れて、私の自由な時間が増えたらなぁ…なんて思ったこともあった
でも、風がスーッと横切る速さで、息子はあっという間に成長し、私達親と良い意味で距離感を持つようになった
少年から青年へと成長していく過程で、何から何までそばにいて助けていた時間から、後ろからそっと見守る子育てになったんだなぁ…と実感して寂しくも感じる
これ以上、大きくならないで…と矛盾した気持ちにもなる
息子よ
最後の小学校生活一年はどう過ごす?
忘れないで。
苦しい時辛い時、楽しい時嬉しい時
あなたの周りにはお友達がいてくれるはず
そして、その後ろには母も父もいるから
別れもあれば、新しい出逢いもある春
慣れた環境から飛び出し、新しい環境へと飛び込んでいく全ての子供達へ
不安だけど、ちょっとその新しい扉を開けてみて
きっと、楽しいことが待ってるよ
扉の先にいる、お兄ちゃんとお姉ちゃん達と手を繋いでみて
楽しいことたくさん教えてくれるから
息子よ 小学五年生、お疲れ様!!
あなたの未来に幸あれ…と、心から母は願っています✨✨
- ペンママ🐧(11歳)
コメント

いしよわっちゃん
とてもいいお話です。
息子さんも先生も、そしてご家庭も。
私も息子としっかり話してみたくなりました(^^)
ちゃんと見ていてくれる先生ってほんとありがたいですよね(^^)
ペンママ🐧
こんばんは😊
コメント
ありがとうございます😊
本当ですよね😌
ちゃんと見ててくれる…
その安心感で子供達も伸び伸びと学校生活を送れることに親として感謝しかありません🥹
いしよわっちゃん
そうですそうです、見てくれる安心感って子供が自分を出せるってことですよね。
ウチも今日、修了式だったのですが、2年間担任してくれた先生から手紙をもらってきました。読んだら、子供でも忘れているエピソードが書かれていて、よく見てくれてたんだな、と嬉しくなりました。来年度はその先生にはなることはないと思うので、次の先生にドキドキしています。