退会ユーザー
総合病院の循環器で勤めておりました現役看護師です。
だいぶ長文となってしまい申し訳ありません。お伝えできる範囲で回答させていただきました。
読み辛く分かりにくい説明で申し訳ありませんが、何かお役に立てればと思います。
徐脈は1分間の脈拍数が60回以下の脈のことを言います。
なんらかの原因で脈拍数が正常だった人が徐脈になると、血圧が下がるため、めまいや立ちくらみなどの症状が現れます。
また、心臓の病気によっては突然徐脈になることで意識を失ったり、心臓の機能が低下して、長距離を歩いたり階段の上り下りなど労作時に息切れを起こしてしまう、何をするにも疲労感があり休憩を挟まないと体を動かせない、などの症状も見られます。
しかし、徐脈であっても何も症状がない方もいらっしゃいます。治療を必要とせず経過観察で良いことが多いです。
生まれつき脈拍が遅いけれど、症状もなく血圧も安定、特に不整脈も見られないため経過観察している方も多いです。
投稿者さんの症状と徐脈が関係しているかどうかは判断できないのですが、
安静時の脈拍数がいつも60回以下なのか、脈のリズムが一定かどうか、血圧はどうか、どのような症状があるかが大切です。
気になるようであれば、朝晩起きる前・寝る前に血圧を測ってみることをおすすめします。
脈拍数が40〜50回台で血圧が80〜100mmHgであれば、徐脈による低血圧で朝起きれない、疲れやすいといった症状が出ているのかもしれません。
10代〜30代の若い方は血圧が80〜90台と低めの方が多いです。
これだけであれば特に治療は必要ありません。
規則正しい生活や適度な運動、朝起き上がる前に布団の中で背伸びをする、急に起き上がらずゆっくりと体を起こして深呼吸をするなど、体を目覚めさせてから活動すると症状が軽減されやすいです。
ただし、脈拍が一定のリズムではない、急に遅くなったり速くなったりするなどの症状があれば、循環器のクリニックや病院にご相談されることをお勧めします。
あれこれと書きましたが、朝起きれないことや疲れやすさといった症状は、徐脈・低血圧以外の病気や、生活習慣やストレスなどでも起こり得る症状です。
まずはゆっくり体を休めて、日常生活で支障があるようであれば、早めに医療機関へ相談してみてください。
投稿者さんが健康に日々を過ごされることを願っております😌✨
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