息子は卵アレルギーとアトピー性皮膚炎で、ステロイドを使わないと湿疹ができます。保湿や食事に不安を感じています。同じような経験をした方いますか？

気になりますよね。肌は、、納得しようとしてもなかなか納得できないこと。

• 2月3日

誰のせいでもないですよ。
個性の一つ。あんまり嬉しくない個性かもしれませんが、
アトピー性皮膚炎は胚が分裂始めて遺伝子構造を作る過程で既に決まっています。アトピー素因肌といって、もともと、乾燥しやすく肌に水分を保つのが苦手なタイプの肌質なのです。乾燥するとどうなるか？私たちは汗と皮脂が混ざり合って皮脂膜という天然の保湿クリームをつくり、自己防衛できているため、多少の摩擦やほこり、ダニなどが直接肌に触れずに済むし、私たち大人の方が殺菌力もあるので同じ条件でも発症を抑えられるようになってくるから、小さい時アトピー酷くて、、という方がいる。だから、発症するとまず炎症が起き、痒みやただれなどほかの症状を引き起こします。
アトピーの治療はまず、炎症を抑えることから始まります。それが、ステロイド剤の塗布です。
ステロイドは炎症を抑えるものですが、アトピーを治すものではないので、炎症が落ち着いたらやっと原因の治療へと移行します。保湿クリームで人工皮脂膜を作るだけでも効果があるお子さまが多いのですが、重度の場合はまた別の治療となります。

卵アレルギーに関しても
もともと赤ちゃんは動物性タンパク質をうまく代謝できない腸の仕組みをしています。胃腸で分解できないものは、異物として体外へ排出しようとして発熱、湿疹、痒みがでたり、命を守る反射をおこしています。

症状にでるってことは、きちんと生きてるってこと。対応方法があるっていうこと。

病状ではなく、お子さんの表情を！今ない表現をみてあげてほしいなと思いました。

わたしがかつて、病状のことだけ気になり、見た目を気にして

気付くとその時期の、一番可愛いはずの時期の記憶がなくて、、、
無意識に見ないようにしてしまった自分が申し訳なくて、、、同じ思いをして欲しくないので、
お子さんの心の成長を感じ、喜ぶ日々を大切にしてください！！

• 2月3日