
子どもを育てるのは男女どちらでもできる。家事も同じ。片方を専業主婦…
子どもを育てるのは男女どちらでもできる。
家事も同じ。
片方を専業主婦・主夫にしようと思ったら、そこそこの大学を出てそこそこの会社に入って数年働いて、お給料をもらわなきゃいけない。
子どもを産もうと思ったら、自分が産まれるときにまで遡って、間違いなく女性に産まれなければいけない。
働いてる方が偉いわけではない。
働かずに家事育児をしている方が偉いわけでもない。
それなのに、一方的にどちらかに不満をぶつけたりする人が親になると、子どもにどんな影響が出るのか。
働いてる側に尊敬したり憧れたりする子どもに育つかな?
家事育児している側を敬ったり感謝したりする子どもに育つかな?
専業主婦の奥さんを見下すご主人は、確かに働いて奥さんを生かしているから偉いかもしれない。でも3食バランスの取れた食事を限られた予算内におさまるようにやりくりして、子どもがいるなら社会に取り残されたような不安感を持ちながら人を育てる重責を担い、毎日笑顔でお疲れ様を言って出迎えてくれる奥さんに感謝の気持ちを持てないのかな?奥さんがスキルも学歴も経験もあれば、ご主人と同じ収入を得られる。奥さんが自分と同じ立場になったときに同じ態度でいられるのかな?
ご主人をATM扱いする奥さんは、自分がご主人の代わりに働いてご主人とお子さんを養って、嫌な仕事でも家族の生活がかかってるから簡単に投げ出せない緊張感をもって働いたことがある?家事育児は男性でもできる。やる必要がないからできないだけで、経験を積めばできない人はいない。家事育児の代わりがきくなら、ご主人の代わりに働いて文句も言わず、クタクタで帰ってきてゲームに没頭したくても我慢して奥さんと子どものために時間を注げるのかな?
お互い様だと思うのに、片方にだけ感謝を求めたり、片方にだけ不満をもつなら、相手にも感謝しなきゃいけないし、相手からの不満も受けつけなきゃいけないと思う。
それができないうちは子どもを産まないか、せめて子どもの前では相手の良いところを思い出して子どもへの影響を考えて接した方が良いんじゃないかな、と思う。
- ザト(9歳)
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