新しく引っ越した家でエコキュートを検討中です。助成金がある都内で光熱費が安くなるとの営業ですが、まだ悩んでいます。家族は大人3人＋ベビー1人で、エコジョーズを使用中です。エコキュートにする場合はソーラーパネル＋蓄電池も必要ですか？実際の光熱費の変化について教えてください。

我が家はソーラーはメリットがなくてつけなかったので光熱費の差はわからないですが、エコキュートだけ換えてもメリットはないので、せっかく買い換えるならソーラーは必須だと思います！

そして今は売電価格が下がっていて売るより自分で使う方がメリットは大きくなるので、蓄電池もあった方が良いです。

ただ、そもそも論としてソーラーをつけることに本当にメリットがあるのかは自分でもしっかり計算した方が良いです！

設備購入代金は電気代の前払いと同じことなので、例えば150万かかって補償が10年だとしたら、毎年15万、月1万ちょっと電気代に上乗せされている計算になります。

ソーラー発電の電気で100%暮らせるとしたら冬の寒い期間に1万ちょっとで済むなら安いと思いますが、冬は発電量自体が減るので電気を買わなければならず、電気の使用量によってはソーラーがない場合と大して差額がなくなります。

そして関東は5月〜10月までは暖房不要で元々電気代は1万くらいなのでメリットはないですが、電気を一切買わずに余った分が売れれば少しはプラスになるかな？という感じです。
電力会社も夏場の昼間は電気が余りやすいので、どれだけ買ってくれるかは不明です。

ちなみに発電量が本当に業者が言う程あるかは疑問なので、試算の8割あればマシな方だと思っていた方が良いです。
そしてパネルの掃除をこまめにしないと発電量はすぐに減るのに個人で掃除するのは危険なので、定期的に有償で業者に頼む必要があります。

補償期間内は壊れたら修理は無料ですが、その間に発電できなかった分は補償してくれないので、修理が長引けば買電量は多くなりメリットが少なくなります。
(ご近所さんが2年目の冬に故障してしまって、発電量をしばらくチェックしていなくて1ヶ月後に気付いて業者に連絡したけれど修理に時間がかかって2ヶ月丸々発電されず全て買電したと言っていました。)
補償期間が終わったら全て自費になるので、壊れたらメリットゼロになります。

また、盲点になりがちですがソーラーを載せることを想定して設計された家と後から設置した家とでは建物の強度が変わるので、必ずしも災害時に使えるわけではないこと、屋根が重すぎて倒壊の危険性が高まること、機材からの火災の危険性も増えること、も検討材料に入れておいた方が良いです！

夫が消防職員で、大して安くならないのに端金で倒壊と火災の危険性が高まるのは無視できないと言ってつけませんでした😅

• 4月14日