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コメント
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いつき
わたしの子ども時代はHSPやHSCという言葉はまだ一般的ではなかった頃だったのですが、一年ほど前に母から、あなたこれじゃない?と、HSCの記事を見せられたものです。
基本的には人よりも五感が鋭いのですが、特に音に対する感受性が強く、人の本音と建前のギャップを昔から肌感覚で、不協和音で感じます。
あまりに不協和音が酷いと頭痛になります😅
そのため、うちの両親はわたしには嘘がつけないと言い、子どもの頃からなんでも正直に話してくれていました。
他にも、共感覚が強かったり、音に繊細すぎて、強い言葉にたいして傷つきやすかったりなどがありましたが、父も母も、ほとんどの担任の先生たちも、そんなわたしのことを「感受性が高くて共感力が高い。人の気持ちがわかる」と、よいほうに評価してくれたので、特に自分を変だとは思わずに、そのまま育つことが出来ました。
まわりの友人やバイト先などでは変わった子、と言われることが多かったですが、人付き合いに苦手意識をそんなに持たずに育てたので、その評価がトラブルになることはほぼなく、むしろ個性ととらえられて強みになっていました。
仕事はバイトから会社員から個人事業までやりましたが、だいたい接客だとうまく行くことが多いです。
人との距離が近くなるといろんなものを感じて疲れやすいため、家族を持つのは無理かなと諦めていましたが、驚くほど無音の夫に出逢い、そのまま結婚、出産して今に至ります。
育児にまつわる様々なおつきあいは大変ですが、昔からのわたしを知るまわりのみんなの手助けや気遣いを頂き、なんとかなっています。
父と母には、わたしの好きなものを絶対にとりあげなかったこと(小さな頃、それがわたしの安心感でした)、そのままの感性を育ててくれたことに本当に感謝しています。
なんなら、大人になってから出逢った人たちに、わたしを生んで育ててくれてありがとう、と、両親は感謝されています。
わたしのまわりには昔から、LGBTQのかたや、発達障がい、不登校のお子さんをもつお母さん、性的虐待サバイバー、その他、様々な社会的マイノリティの方たちが多く見受けられます。
そういう方たちが少し自信をなくされたときに、そのままでしかいられないわたしをみて、これでいいんだ、と思い、わたしの両親に感謝をするようです。
世の中の多くのことはわたしにとって痛いことでしたが、絶対の味方が家族でいてくれたことで、壊れずに守られた、と感じています。
前述のマイノリティの方たちは、必ずしも家族が味方とは限らないので、これは本当に有難いことだと感じます。
ひとりひとり、違うと思いますし、たぶん、繊細ゆえのこだわりとかもあって(わたしもめちゃくちゃ頑固でこだわり強いので‥😂)、大変なこともたくさんあると思いますが‥‥
野生動物に近い子どもを育ててると思うと、様々な感覚の強さや繊細さも、すこし理解しやすいかもしれませんし、理解しにくい部分があっても、ご自身を責めなくていいと思えるかな、と思います。
現代は本当に、繊細な人にとっては、食べ物も、環境にある音や色も、差し込まれてくるエンターテイメントなども、様々な情報量が多すぎて生きてるだけでパンクしそうになるので、時々、人の生活音の届きにくい、標高1000メートル以上の環境や、人口が2000人以下の島とかにいってみるのもいいと思います。
それだけでも、ふだんひっきりなしに働いている感覚が休まって、感情も行動も穏やかになります。
ちなみに、情報量の多い場所だと何かに没頭している方が楽なので、うまく息抜きができずきいる子たちは、ゲームなどにはまるこも多いのかな?というきもします。
お子さんのHSCについて、参考になるか分かりませんが‥
寄り添ってくださっているあんこさんが、すこしでも穏やかな気持ちでいられますようにと願っています。
あんこ
コメントありがとうございます😊
さやさんが、周りの方に恵まれてここまでこられたんだなというのが伝わりました✨
たくさんのエピソードありがとうございます。
毎日手探りですが、
これからも娘と向き合っていこうと思います☺️