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おにく
B型肝炎治るんですか?(・・?)
以下ネットからの引用です。
妊娠の際のB型肝炎の検査の目的
自分では気づかないけれど、B型肝炎ウイルスに感染している人(キャリア)を見つけ、母子感染予防対策で赤ちゃんへの感染を防ぐことが主な目的です。キャリアの多くは、お産の時に母親から感染したケースです。1986年(昭和61年)から、出生後に赤ちゃんに免疫グロブリンのワクチンを打って母子感染を予防するようになりましたが、それ以前に生まれた人は対策がとられていません。また、対策が万全ではなかった可能性もありますし、乳幼児期にきょうだいや友だちから感染する可能性もあります。自分がキャリアと知らないまま結婚し、夫に感染しても夫に症状が出なかった……などで、妊婦健診までキャリアと知らずにいる人は、結構いるのです。
感染原因
お産のときに母親から感染した人がほとんどですが、なかには、最近の感染も考えられます。B型肝炎ウイルスは、主に血液を介して感染しますが、血液の混じった唾液や汗、男性の精液や女性の腟分泌物などの体液でも感染します。ですから、パートナーが陽性の場合は、性行為で移った可能性があります。また、医療関係者は患者の血液に傷のある手で触れたり、患者の針を誤って自分に刺す事故で移った可能性があります。輸血や血液製剤はB型肝炎の検査をしてあるので、このことで感染することはほとんどありません。
感染割合
厚生労働省によると、19歳以下で0.23%、20~29歳で0.52%、30~39歳で0.84%です。出生時の母子感染予防対策のおかげで、若い人ほど陽性率は下がっています。ただし、妊婦健診で陽性に出る人の割合は約1%、100人に1人ぐらいです。厚生労働省データより高いのは、最近は若い年齢層で性行為による感染が増えているせいかもしれない、といわれています。
感染が分かったらどうするか
母子感染の予防、本人の体調管理、周囲とくに医療関係者への感染予防が柱になります。
●母子感染の予防
現在は、出生直後、赤ちゃんにB型肝炎ウイルス(HBV)専用の免疫グロブリン(HBsヒト免疫グロブリン=HBIG)を注射します。その後、2ヶ月後にワクチンとグロブリン、生後3カ月と5カ月にワクチンを注射します。母親が持っている抗原の種類(HBSかHBeか)によって接種回数が少し違いますが、いずれにしても、きちんと注射することが大切です。この方法は諸外国に比べると煩雑で、抜ける可能性が高いことが分かってきており、投与法の検討が行われています。
●本人の体調管理
B型肝炎ウイルスに感染している人(キャリア)の10~15%の人は将来、B型肝炎を発症する可能性があります。肝臓の専門医を受診して、肝炎になる可能性を含めて体調管理を相談しましょう。
●周囲への感染予防
一番感染の可能性が高いのは出産時や産後の悪露などの血液です。病院ではさまざまな感染防止対策を立てていますが、B型肝炎ウイルスを持っているとわかると、さらに慎重に対処します。感染がわかった場合は、悪露の始末の仕方など、病院からの注意事項を守りましょう。
また、パートナーに感染していないか、念のため検査してもらうことをおすすめします。
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おにく
母乳はあげられるか?
母乳は禁止しなくて大丈夫です。ただ、赤ちゃんにワクチンを打ってもしっかり免疫ができるのは生後6か月頃です。それまでは免疫が不完全なので、乳首に傷ができて出血しているような時は、治るまで母乳をやめます。
赤ちゃんのお世話での注意
B型肝炎ウイルスのキャリアだとわかったら、血液がついた手で赤ちゃんに触らないようにします。トイレのあとや下着・生理用パットなどを始末したあとはもちろん、それ以外にもまめに手を洗いましょう。怪我や鼻血など出血した時はとくに注意します。口移しで食べ物を与えたり、濃厚キスをするのは控えます。
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