私は今日頭がおかしい。疲れてるのか、怒ったり泣いたり悲しくなったり……
私は今日頭がおかしい。疲れてるのか、怒ったり泣いたり悲しくなったり…。
とりあえず疲れた。
うちのお婆ちゃんは、毎日毎日、畑仕事に家事育児、おじいちゃんの介護、家のほとんどをしていた。そんなお婆ちゃんは、いつも何かに忙しそうで、いつも私達兄妹のケンカに怒っていた。時々、大好きな針仕事に夢中になっていたり、ゆったりとした時間を過ごしていた。
お婆ちゃんが、笑う姿は目に焼き付いている。涙を流しながら笑う姿を見たことがある。普段は無表情な感じでご飯を作る姿が印象的だった。
田舎だから、コンビニもスーパーもないし、近くの小さな小さな何でも屋さん?しかない。時々、足りないものをそこで買ったりしていた。
だから、惣菜なんてもちろんないし、お弁当もないし、外食も行ったことがないんじゃないかってくらいだった。
今、お婆ちゃんのことを改めて尊敬している。
大好きなお婆ちゃん。
弱音をはいたことは数えるくらいしかなく、頑張っていた。
何事にも一生懸命で、私に教えてくれたのは、辛くても頑張れ頑張れ頑張れ!って自分に言い聞かせること。人より優れないのなら、人の何倍も頑張ること。
きっとお婆ちゃん自身がそう自分に言い聞かせてきたのだろうなとしみじみ思う。
私は甘ったれだ。
こんなに頑張って一生懸命な姿を見てきたのに、私は何を甘ったれてるんだろう。
お婆ちゃんのことを思い出すとそんな気分になる。
ありがとうお婆ちゃん。
今は、私のことなんか誰か分からなくて誰のことも分からないけど。
無邪気な笑顔は変わらないんだね。
私は、歳を取ったらそんなお婆ちゃんになりたいな。
たくさん、たくさん、愛情をもらって育ててもらったのに、本当の感謝の言葉は、結婚式に簡単にしか伝えられなかったな。
本当に有難う。
お婆ちゃん、有難う。
昔は、お婆ちゃんと毎日一緒な時間がずっと続くと思っていたけど、今思えばあっという間だったね。もっともっと喋りたかったな。あの頃に戻って若いお婆ちゃんと今の私で喋ってみたいな。
尊敬するお婆ちゃん。
大好きなお婆ちゃん。
私は、旦那の帰りが遅くて頼れる人もいなくて、甘ったれで今、辛いんだ。
きっと、お婆ちゃんに言ったら、ぉおぉお〜そぉかそぉか〜って言ってくれるんだろうね(笑)それだけで泣きそうだわ。それから、お婆ちゃんの昔話がはじまって、最後には頑張れ!頑張れ!頑張れ!って言うんやって、言うんやろな。
あー会いたいな。
とりあえずもう寝なくちゃね。
明日も仕事と育児と家事、頑張ろ!
- えみ
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