妊娠・出産

21週で胎児水腫の赤ちゃんが死産。促進剤で産まれず、逆子も判明。陣痛苦しみながら出産。赤ちゃんは産声なし。家族でお見送り。

胎児水腫で質問をしていた者です。ママリを通してたくさんの方からのコメントやアドバイスに感謝しております。
長くなりますが、読んで頂けたら嬉しいです。

21週で赤ちゃんの心臓が止まり、そこから2週間
ずっとお腹にいてくれていました。入院してからはラミナリアのような拡張剤(ダイラパン？)を入れ処置を行い促進剤投与をしていきましたが…2日間したのに産まれて来てくれず😭「火葬の話をしたから、嫌がってるのかな」と思いなるべく火葬の話も控えていました💦
もう、体力も気力もない…辛過ぎる。痛い思いして、何で産まないといけないのか。死産という辛過ぎる経験なんて、できればしたくなかった。

入院前に逆子ということも判明。病院側は「膜に包まれたまま産まれてきてくれることがベスト。膜から出てしまって足から出るとちぎれる可能性がある」と恐ろしいことを言われ、何度も帝王切開を求めましたが赤ちゃんの大きさに比べて母体のリスクが高すぎるので無理だと言われました。精神的に辛過ぎて病院に対しても信頼が低くなり、診察と入院で先生や助産師さんたちに塩対応の自分。
けど、それでも優しく接してくださる若くて優しい女医さんや病棟の助産師さんたちに段々心が開いて、笑って話したり泣いて辛いと話せるようになっていきました。

促進剤の2日間を過ぎて、ちょうど土日を挟んだので土曜に半日外出許可が下り、一旦帰宅しました。本当は外泊がしたかったけど、子宮口3センチ少し開いていたそうなので許可は下りませんでした😞夜には病棟に戻りましたが、病棟の前まで見送ってくれた時に息子が泣き始め…私も涙腺崩壊😭「お兄ちゃんが別れる時に泣くんやから、赤ちゃんもお別れするの嫌なんだろな。無理にお別れするの辛いよな…ごめんなぁ」と思いました。けど、お腹から出てきた貴方に会いたいし、ママはもう痛い思いしたくないのよ😂💦だから、早く出ておいでと思いながらお腹をさすり、涙を流しながら声もかけていきました。

週明けから促進剤の種類を変えて、気を取り直して始めると、なんだか促進剤の効き目が早い。そして何か垂れる感覚…血かな？と思って見てみると水っぽいものが。「血じゃないや」と気にしてなかったのですが(←おい)助産師さんから「血とか水みたいなん出たりしてない？」と聞かれた時にはっと気付き「そういえば朝に水みたいなん出てました😅💦」と伝えると、助産師さんが先生に電話。
診察してもらうと「高位破水してるかも」と言われ、そこから少しずつ段々と強まる痛み。
赤ちゃん自身も横向きだったのが縦になり、産まれやすいように自分で動いてくれたよう。「赤ちゃんお利口さんやね、自分で移動してきたよ、すごいねぇ」と助産師さんに褒めてもらえた☺️いつもなら夕方16時には促進剤は終わるのに「このまま産まれてきてくれそうやから続けるね」と言われ、痛みの恐怖と産まれてきてくれる嬉しさの感情が入り混じり、どうなっていくのか不安でした。

私の血管が細すぎて促進剤の点滴がなかなか入らず入院中にトータル12本くらい刺され(失敗も含め)、陣痛の痛みと針の痛みとで本当に辛かった😭最後はもう「またー⁉️😂」と情緒が壊れてました💦
陣痛は強まり「もういやーやめたい😭いきみたい😭」と助産師さんに言ったりしながら、仕事で居ない旦那さんの代わりに助産師さんが手を繋いでくれて隣で優しく産みやすいように言ってくれました。「嫌よなー痛いよなぁ。もう赤ちゃん産まれてきてくれよるよ！いつでも産んでいいよー」「優しくきばってみてー、上手やねー！」「赤ちゃんも上手に出てきてくれよるからねー」

息子の時は思い切りいきんだけど、今回の子はそれをするのは難しいので優しく力を入れて出てきてもらえるように下に集中、息をふーっと吹いていきました。経産婦だからか、産む時は冷静になれました。
そして、つるんっ！と出て来て「出たよ赤ちゃん！膜に包まれてるよ」と教えてもらい、もう達成感が強くて「うわーおめでとうー😭」と言うと、手を繋いでくれていた助産師さんが「ありがとう〜！」と返事。逆やな😂と笑いながら達成感を一緒に味わいました。
そして、赤ちゃんを見せてくれました。お口が「ほー」という形で、可愛くて☺️❤️息子の産まれた顔とそっくりの男の子が産まれてきてくれました。
産声のない出産なんて辛過ぎると思っていましたが、痛みに耐え抜いた後の達成感と可愛い赤ちゃんとの出会いで嬉しさの方が勝ちました。ママリでもそう言ってる方が多く信じられなかったけどほんまや！と実感しました。抱っこをすると色々な感情が溢れて涙がたくさん出ました。産んで良かった、これは間違いないです。
仕事を終えた旦那さんも来てくれたので、抱っこしてもらいました。旦那は感情をあまり表に出さないので、どういう思いだったのか分かりませんが…
息子が待っていたので、しばらくして旦那さんは帰り、私1人になった後時間をおいて病室に戻ったのですが、出血量が多かったようでトイレには翌日まで助産師さんが付き添ってくれました。その晩はあまり眠れませんでしたが、横になってうとうと…。翌日の朝診察をしてもらい、退院許可が下りたので赤ちゃんより少し早めに退院。

そしてその翌日には私の母と息子とで赤ちゃんをお迎えに。赤ちゃんを初めて見た息子は「赤ちゃん❤️ちっちゃ！可愛い❤️」「◯◯くん(自分の名前)の赤ちゃん❤️よしよし❤️」と、赤ちゃんの頭を撫でて可愛がってくれました。弟が欲しかった息子。嬉しいという気持ちは本当だと思います。
そして、昨日朝一に私、旦那さん、息子、私の母、義父母、義姉で赤ちゃんをお空にお見送りしました。最後の最後、顔にチュッとして大好きということを伝えました。
そして入院中に書いた赤ちゃんへの手紙と、助産師さんが折ってくれた星やトトロの折り紙と、黄色のガーベラ１つを供えてお見送り。
終わった後火葬場の人には「週数の割に骨がしっかり残っています。しっかりした骨を持っていた子なんですね」と言って貰え、なんだか誇らしくなりました。
羊水が多ければ、、手も足も自由に動かせていたはずなのに。ごめんね…
息子も、「赤ちゃんどこ？」「また◯◯くん1人になった。寂しい」「早く赤ちゃん欲しい」と寂しい気持ちをはっきりと言っていました。小さいながら弟を失ったことは分かっているようです。
骨壷と共に帰宅し、やっと一緒に暮らせるね。ここがおうちだよと伝え、息子の臍の緒と一緒に赤ちゃんの臍の緒も骨壷と隣同士で置き 寂しくないように、折り鶴やお花と一緒に。何かあれば声をかけて、骨壷をつんつん。
本当に大好き。ママ、お父さん、息子のところに来てくれて、たくさんのことを伝えて教えてくれて本当にありがとう。今度は、元気に産まれておいで！！！

読んでくださって、ありがとうございました。ママリではたくさん相談にのってもらい、気持ちが救われました。
出産へむけて心の準備ができました。ママリがなければ、もっと辛くてもっとしんどかったと思います。
きっとこれからもっと気分が落ち込むことがあるかと思います。病院や助産師さん、旦那さんに聞いてもらいながら、自分の気分転換もしつつ自分の気持ちを受け入れていきたいです。

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