1〜12月の収入は1〜3月に1万ずつ、4〜12月に100万でも可。毎月の収入は85万以内にすべきですか？

扶養と一口に言っても、税扶養と社保扶養とで意味が違うので、いろんな角度から確認する必要があります。

ご質問の税扶養103万(旦那さんが配偶者控除を受けられるラインという意味での扶養)の話であれば、年収で考えるので月いくら稼ごうが0円の月があろうが、年収103万以下ならOKです。配偶者控除の考え方は所得税法で決まってるので、日本の法律が届く範囲であれば会社ごとに違うとかはあり得ません。

それでも103万が会社によると仰ってる方は、税扶養の話ではなく旦那さんが会社から家族手当など貰えている場合の扶養の条件の話をされてるかと思います。家族手当はそもそも会社独自の給与規程ですから出るところと出ないところがありますし、もらえる基準は会社によります。税扶養や社保扶養と同じ考え方であることが多いですが、結局は会社次第です。

また、税扶養と社保扶養は別物なので、こちらも気をつける必要があります。
社保扶養とは旦那さんの会社の社保にタダで入れることを言う、いわゆる130万の壁のことですが、社保扶養は実際には月収判定で、月108333円超えると年収130万超え得るよねと判定します。ただし1ヶ月でも超えたらアウトだったり、3ヶ月平均でみたり、年収130万超えてなければOKな会社もあるので、判定方法は旦那さんの会社に要確認です。

さらに社保は厄介なことに扶養条件と加入条件が違うので、扶養条件満たしててもご自身の勤務先の加入条件に当てはまるなら加入しないといけません。原則は週30時間以上勤務で加入ですが、従業員100名超の会社に勤める場合は年収106万から社保加入です。

なので、税扶養103万は月いくら稼ごうが年収でみるので良いですが、だからといって突然月10万以上稼いでしまうと家族手当や社保扶養の条件を超えてしまったり、勤務先の社保加入条件を満たしてしまうことがあり得るので、いろんな角度から確認が必要です。

• 4月18日