子育て・グッズ

息子がオムツの色について父と似た感性を感じ、父の最期までの闘いを思い出し感謝している内容です。

今日、息子（４）がトイトレ中の弟（２）のズボンをめくってオムツを見て、「パンツにオシッコ出てるで！黄色くなってる！」と言いました。確かにオシッコは出てたのですが、線が青くなってはいますが、え？黄色く？黄色いってどこが？って感じでした。
それでふと思い出したことがありました。
私の父は息子（４）が生まれたとき、初孫で何もやり方がわからず抱くのにもビクビクしてるのに、それでも産後の貧血がひどい私のために一生懸命ゲップさせようと縦抱きを代わってくれました。
ある日父に、「息子（４当時０才）のパンツいけてる？オシッコ出てない？」と聞くと、「替えてあげて！オシッコ出てるわ。」と言いました。
私はオムツを替えようとしたのですが、オシッコが出てなかったのです。父に「ん？出てないけど？」と聞くと「なんでや。でてるやないか。線が黄色くなってるぞ。」と。
「線は元は黄色くて、オシッコが出たら青くなるんやで。」と父に説明すると父は「わかりにくいなぁ。オシッコなんやから、出たら黄色くなる方がわかりやすい！」と不満そうでした。そして、同じやり取りが何回かありました。笑
オシッコは黄色い。私の父と息子は似た感性なんでしょうか。つい思い出して笑ってしまって。笑
父は去年、癌で亡くなりました。
見つかったときには末期で、それでも生きようと毎月抗がん剤を打ち、父の癌に合う薬が見つからず、毎月毎月医者がこれは？と言うものを試し、１年間で１０種類以上の抗がん剤にチャレンジしてくれました。薬ごとに副作用が違い、痩せたり太ったり剥げたり吐いたり。。。辛くても諦めず、最期まで闘いました。
亡くなる直前まで家族を想い、優しく逞しかった父。
そして、少し天然で、すっとぼけたところが可愛かった父。
息子の中に父の見つけたようで、少し嬉しくもなりました。
ただそれだけのことで、質問じゃないんですけど、ちょっとこの気持ちを書き綴りたくて投稿しました。
以上です。

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