2月2日に2278グラムの男の子を出産後、大出血で緊急手術。退院後も痛みで育児が難しく、精神的にも疲れている女性。

吐き出させてください。

2月2日に2278グラムの男の子を出産しました。

前日から始まった陣痛。回旋異常、心音異常のため個人の産婦人科から総合病院へ緊急搬送され、吸引分娩で息子を出産した私はこれで終わりだと思いました。

ですが、私のお産は少し違いました。
血が止まらないんです。産んだ時点で1.4リットルの出血があったようで、産まれた息子も私の血で全身真っ赤になって出てきました。出産後、先生が1時間かけて出血箇所を縫合してくださいました。これで一安心と思いました。けど、違和感がありました。陣痛が続いていたんです。お産は終わったのにお腹や腰が痛いんです。後陣痛があるのは知っていましたが、それにしては本陣痛並みに痛いと思いました。看護師さんに言って痛み止めを打ってもらっても変わらなかったです。あまりの痛さに先生を呼んで診てもらい、今度は輸血をされながら再度処置をしてもらいました。この間も陣痛は続きました。再処置後、輸血をされつつ経過を観察されていたときにとても大きな陣痛の波がきました。私は思わずいきんでしまったのですが、その瞬間、股の間から大量の止血用ガーゼと悪露が出てきました。(私の中では実質2回目の出産です) 経過観察をしていた看護師さんも驚いた様子で急いで先生を呼んで、全身麻酔を使った緊急手術になりました。輸血、同意書、家族、麻酔、オペ室…色んな声が飛び交っていたのを覚えています。このときには陣痛のような痛みは消えていました。たぶん止血用ガーゼが原因で痛かったんだと思います。

ボーッとした意識の中、先生が今からする手術を簡単に説明してくれました。
「膣の奥の出血が酷いから全身麻酔を使って縫合します。今から造影剤使って検査するけど万が一、子宮内に出血が確認されたら貴女の命を優先するために開腹して子宮を摘出します」
このとき初めてコトの重大さに気がつきました。これ、普通じゃないんだって。色んなこと考えながら検査室に向かいました。検査の結果、子宮内の出血は確認されなかったので摘出は免れました。麻酔をかけられる前に教えてくれたので、泣きながら安心したのを覚えています。

手術は4時間近くかかったようです。出血はトータルで10リットルほどあったそうです。後々、母子手帳に書いてあった「産科DIC」という単語をググってヒヤッとしました。総合病院じゃなかったら恐らく死んでました。少し時代が違っていたら私は死んでたかもしれません。私自身、こんな出産になってしまうなんて予想もしていなかったです。

その後無事に退院できたものの、正直、今も会陰切開したところとそのほかの傷が痛くて育児の半分もできてないです。（里帰りしててホントよかったです）調子が良いと動けますが、ほぼ寝たきりです。痛み止めも飲みますが、効いてるか微妙です。退院してから一度、悪露が大量に出てきたときがあったのですが、膣内の傷が開いてしまったのかと思いパニックになりました。もう痛いのは嫌です…。いつかこの痛みも終わるとわかっていますが、この痛さもいつまで続くんだろうと考えたとき、精神的に参りそうです。先日病院へ行ったとき赤ちゃん抱えてサクサク歩いているお母さんを見かけて羨ましく感じました。

なんだか、何もしてないのに身体的にも精神的にも疲れてます。溜め込むのもつらいので、とりあえずここで吐き出させてください。

• 産婦人科
• 里帰り
• 悪露
• 会陰切開
• 吸引分娩
• 後陣痛
• 母子手帳
• 赤ちゃん
• 育児
• 男の子
• 出産後
• 先生
• 息子
• 家族
• 体
• 総合病院
• お産
• 心音
• 回旋異常
• 看護師
• 単語
• 出産しました