ふるさと納税、住宅ローン控除、医療費控除は併用できるのでしょうか。住宅ローン控除を受けると医療費控除ができないと聞き、詳しい方に教えていただきたいです。

住宅ローン控除で控除しきってるなら、それ以上は控除出来ないので、医療費控除を申請しても意味ないってことです。
なので、住宅ローン控除でまだ控除できる枠が残ってるなら医療費控除もできますよ

• 9月5日

大事なところを書き間違えたので
投稿し直します。

上の方の回答は税額控除と所得控除をごっちゃにしてるので整理したほうがいいと思います。

医療費控除は所得控除で住宅ローン控除やふるさと納税は税額控除ですが、順番は所得控除の医療費控除が先です。

所得控除→課税所得を下げるので連動して払う税金も下がります。

税額控除→所得控除から算出された税金そのものを控除する

順番は所得控除からなので医療費控除からです。 医療費控除で課税所得が減るので、その年の所得税と翌年の住民税が減ります。

課税所得を確定させたら所得税と住民税が算出されます。

そこにふるさと納税 住宅ローン控除の順番ではめていきます。

確定申告だとふるさと納税の一部は所得税で控除になります。その分、住宅ローン控除分の所得税を取ってしまうわけですが

住民税のほうで控除できる余力があるならすべて併用可能。

よほど収入に大して借り入れが多くなければ 3つとも併用できますよ。

• 9月5日

基本的に併用できますよ！
ただ、住宅ローン控除には上限額があるので、住民税まで満額控除している状態で医療費控除をやると住宅ロン控除が減ることはあります！

• 9月5日

併用自体はできます。
併用する意味があるかないかという問題なだけです。

確定申告する前提で説明しますが、予備知識としてそもそも税金は利益に対してかかります。
会社でいえば売上−経費＝利益でわかりやすいですが、個人の場合売上に当たるのは諸々引かれる前の総支給額(年収)だとして、経費って何？って感じですよね。
そこで国は経費の代わりに所得控除というのを作って、例えばお給料から社保引かれて手取り減ってる分は社会保険料控除が使えたり、養う家族がいるならその分出費があって大変だから扶養控除を使ったりして収入から差し引くことができます。
医療費控除やふるさと納税(寄付金控除)はこの所得控除の一つで、収入から差し引いて利益(所得)を小さく見せることができる控除です。

年収(売上)−所得控除(経費)＝所得(利益)と計算したら、この所得に対して税率を掛けて所得税を計算します。
住宅ローン控除はこの計算した所得税からさらに引くことができて、引いたあとの所得税が払うべき所得税となります。
所得税は実際には前払い制で月々のお給料から天引きされてすでに払ってるので、その天引きされてた所得税と払うべき所得税を相殺して、残った天引きされ過ぎてた分が還付されます。

まとめると、ふるさと納税や医療費控除は所得税の計算元となる所得を少なく見せるための控除で先に計算、住宅ローン控除は最後に出てきて払う税金そのものを減らすという効果の違いがあります。

ここで併用する意味あるなしの話に戻りますが、例えば医療費控除やふるさと納税でわざわざ所得を小さくしなくても計算した所得税の全額住宅ローン控除で相殺できるなら、わざわざ所得小さくして所得税少なくすると住宅ローン控除使い切れなくなっちゃうからもったいないと感じる人がいます。
(具体的には普通に所得税計算さしたら20万だとして住宅ローン控除が20万使えるなら払う所得税は0円だけど、医療費控除やふるさと納税で所得税が15万で済むことになったとしたら住宅ローン控除使って払う所得税が0円なのは同じなんだけど住宅ローン控除5万使い切れなくてもったいない💦みたいなことです)

実際には住宅ローン控除は所得税で使い切れなくても住民税に一部まわせますし、もし所得税が少ないもしくは住宅ローン控除が多くてもともも使いきれてなかったら別に気にしなくても良いのでは、と思います。

• 9月5日