全前置胎盤での帝王切開出産レポート。妊娠中の経過や手術の様子、入院生活などを詳細に記録。結果は母子共に無事退院。

全前置胎盤発覚〜帝王切開出産レポです。

５月３０日に全前置胎盤の帝王切開で、出産しました！



前置胎盤の出産を控えている方と自分のために、残しておきます！

※帝王切開に不安がある方は見ないでください









妊娠初期の頃から、胎盤の位置が低めだと言われるが、大体は子宮が大きくなると共に上がるのでは心配はないかな。なるべく安静にと言われた。
（安静にはできませんでしたが、、💦）

28週になっても、部分前置胎盤から辺縁前置胎盤くらいかな？と言われ大きい病院に紹介状が出た。

29週頃転院先の病院へ受診に行くと、全前置胎盤との診断。
そして、子宮頸管が、2.8cmとの事で、自宅安静の指示。都内通勤もドクターストップ。

先生は出血を恐れ、早めの管理入院をお勧めされたが、なんとか34週まで待ってもらって、ありがたい事に出血もなく、管理入院当日へ。

上の子と約1ヶ月離れるのがとても耐えられなくて、朝から涙を堪えるのに必死。
朝からトイレに行った私を必死で探す子供に、胸が痛くなり、、保育園の送りで、我慢できず涙を流してしまい、余計不安にさせてしまった自分を責めました…。

入院生活は毎日3回の血圧、心音確認。
週３回のNSTと週1のエコー。
400ml✖️2の自己血を採取。


幸い出血することもなく、ひたすらベッドの上生活。
意外とご飯が美味しかったのが良かった。
子供とは、毎日のテレビ電話。
パパと子供が2人で生活してるのに、なんだか切なくなり、絶対健康であるべきだ。と誓う。

36週6日。いよいよ帝王切開日。
前日21時から絶食。朝から剃毛。朝にシャワーを入れさせてくれ、7時から絶飲。点滴開始。

8時半に旦那が病院に到着。9時前に手術室移動。
旦那と行ってきますの会話をし、手術室へ。

手術室では、名前をたくさん聞かれ、なんの手術がを聞かれた。
麻酔科の人たちがあれよあれよと麻酔の準備を開始。
痛みは全く感じなかった。
アイスノンで、「ここは冷たいですか？」と何度も聞かれ、麻酔の効きを確認。
「まだちょっと冷たいです」と伝えると、
「大丈夫。いまものすごく痛い事したのに大丈夫だから」と言われる。

不安になる私に麻酔科の人が手を握ってくれる。　

担当看護師、助産師、麻酔科、担当医たくさんの人が集まり、いよいよ手術開始。

先生が「全員前置胎盤による、帝王切開。予想出血量は2リットル。自己血800 状況により輸血開始。」と話し、手術が開始。

ここからはまな板の鯉状態。
メガネもかけれないので、天井のライトを見ても良くわからず、押されて、ゆすられて、ひっぱられ…
手術開始15分後？くらいに、「赤ちゃんでてきますよ」と言われ、膜に包まれた赤ちゃんが一瞬見え、そこから膜を切り、臍の緒を切り…大きな産声と共に誕生！
2530グラムの赤ちゃん誕生。

赤ちゃんはすぐ、看護師、助産師さんのもとへ。

そこから赤ちゃんに会えるまで15分くらい？
意識のある中の手術がとても恐怖。　
医療ドラマが好きでよく観てたのがいけないのか、、まさか自分の身体でリアル医療ドラマを体験するとは思ってもみなく…
ガーゼ下さい
血もっと吸って　
クーパー下さい
血が止まらない
バルーン入れる？
自己血戻そうか？

もう怖くて怖くて…
でも赤ちゃんに会うまでは寝たくないと頑張り…やっと赤ちゃんに会えて、触って涙。
でも恐怖の方が先で、、身体の震えが止まらなく、吐き気もあり、吐き気止めと眠くなる薬を入れてもらい、なんとか落ち着く。。

目覚めた頃にはお腹を縫ってる最中で、もうそろそろ終わるとのこと。

約３時間。出血量は羊水込みで1.8リットル。自己血800戻し。止血バルーン使用。

無事手術が終わり、色んな人に処置をされ、ストレッチャーに「1.2.3」で移動笑　　

旦那と会った第一声。「怖かったー涙」でした😂　　

そこからナースステーション近くの個室で、一日過ごしました。
何度も看護師さんによる悪露や傷薬、子宮収縮や諸々の確認、点滴交換などがありました。
熱も38.4くらいまで上がり、血圧も脈も高くなり、何より身体の震えが何故だか夜中までずーっと止まらず…電気毛布で温められ、大量の汗をかき、アイスノンをした。
血圧は意識すると高くなるからと、私に見えないように機械を隠された笑

痛みはと言うと、麻酔が聞いてるから思ったより痛くはなく、耐えられる程度。
足にポンプの機械もついて、足思ったよかった動かせるようになった。
寝返りは大変で、どのポジションが良いか看護師さんに手伝ってもらう。

不安でおかしくなりそうな私に眠剤が処方され、少し眠りにつく。

翌日は気持ちが落ち着き、まだ痛みも大丈夫な程度。
膣にあるバルーンとガーゼを取る。
痛みはなく、違和感のみ。
麻酔が終了し、効いてる間に、歩行練習開始。
思ったより歩ける自分にびっくりし、歩いていると、血の気が引き、車椅子に。

自分の部屋に戻り、落ち着いたら母子同室開始。　
尿の管も抜けて、自力でトイレにも行くようになる。

喉が渇くので、めちゃくちゃ水を飲んでいて、トイレが近いのが厄介、、。
何とか、リクライニングベッドを使い、トイレにいく。

傷は痛い。ロキソニンとカロナールをうまくつかう。

２日目からはシャワーにも行けるようになる。
傷の痛みは私的には、2.3.4日目が特に痛く感じた。歩けないことはないと言う感じ。
お腹切ってるのにすごいなあと自分で自分を褒める。

血圧が高いため、退院までの夜は無理せず眠ることにして、日付が変わる頃には新生児室に預けました。

私の血圧も高く、赤ちゃんの黄疸も高く、入院が伸びそうだったけど、何とか母子共に退院。

長い入院生活も終わり、母子共に無事に🏠に帰り、上の子とお互い大号泣し、感動の再会を果たす。


最初は意地でも豪華な産院で産みたかったけど、、
やっぱりきちんと管理してなんかあったとき素早く対応してくれる大きな病院はとても安心感があり心の底から転院してよかったと思いました。
何より、たくさんの子どもが産まれでバタバタしてる産院より、看護師、助産師さんが手厚く、優しクーパーお世話してくださるのもとてもありがたかったです。

逆に、もう一度産むとしたら、もう大きな病院じゃないと嫌になりました。

ベッド上での生活なのに、体重も入院してから増える事もなく、妊娠前より9キロ増しで落ち着いたのも良かったです!

入院費も1ヶ月入院、2週間MFICUで保険適用で個室、その後2週間は1日8800円の個室と、帝王切開で、一時出産金５０万以外に、１０万の手出しで済みました！

という長い備忘録でした！

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