兄はいつでも私の味方でいてくれる。厳しめだった父に怒られると、すぐ…
兄はいつでも私の味方でいてくれる。
厳しめだった父に怒られると、すぐ「お兄ちゃん〜」と甘えていた私
自転車がなかなか乗れなくて何度もこけて泣く私にずっと付き合って練習してくれた兄
23歳の時に癌で父を亡くしてからは、父親がわりとなって、主人と結婚を決めた時に、主人と主人のご両親に「妹をよろしくお願いします」と、頭を下げてくれた兄
結婚式で「お前、綺麗になったな。忘れるな。どこに行ってもお前は俺の妹だ。助けてと言えば、兄ちゃんはいつでも飛んで行ってやる。幸せになれ」と、一緒にバージンロードを歩いてくれた兄
息子を出産した後、急激に持病の腎臓病が悪化し、母から腎臓を提供してもらい移植手術が決まった時
「俺の腎臓をお前に提供してやれれば一番よかったのに…。ごめんな」と、何度も私に謝った兄
その一年後、父と同じ癌で母は亡くなった。
母の通夜「父さんも母さんもいなくなったな。。俺とお前だけになったな。。約束してくれ。お前は絶対に俺より長く生きてくれ」
そう私に言って、兄は私の前で号泣した。
数日前、胸にしこりがあることに気づいた。
すぐに診察を受け、マンモグラフィーとエコーの検査をすると、それとわかる白い影が写っていた。
「組織検査をしましょう」
しこりに直接針を刺され、細胞を取り出してもらった。
どうか、良性でありますように…そう願いながら検査を受けた。
昨日、両親亡き後、実家に住んでいる兄家族のもとへと行ってきた。
検査を受けたこと。水曜日に検査結果がわかることを兄に話しをした。
黙ってただ聞いていた兄は「何でお前ばっかり辛い思いをしないといけないんだ。何で俺じゃないんだ。いつもお前ばっか…。変わってやれたら…」と、泣いてくれた。
「まだ、悪性だと決まったわけじゃないよ。早期発見かもしれないし、本当に何もないかもしれない。ちゃんとわかってから話そうかとも思った。けど、お兄ちゃんにだけは先に話しておきたいって直感で思ったの。いつだって、お兄ちゃんは私の味方してくれるもん」
「どんな結果であろうと、僕が命かけて○○(私)のことを守ります。支えます。約束します」
隣りで、そう言ってくれた主人に、兄は少し笑い
「頼もしいな。○○くんがいてくれるなら安心だ。けれど、一人では抱えきれないこともある。その時は俺を頼ってくれ」
「お兄ちゃん、歳取ったね。私が39歳だから、歳取るのも当たり前か」と言ったら
「まあな。でも、これでも毎日ランニングしてるし、気だけは若々しくって思ってる。将来、カッコいいじいちゃんになりたいからな！」
白髪も増えて、笑い皺も増えた兄だけど、私の中では小さい頃と変わらず、カッコイイ兄のまま。
検査結果まであと２日
ずっと不安しかない毎日だったけど、兄に話しをしたら何故か「ここまできたらなるようにしかならない！」と心の準備ができた気がした。
けれどやっぱり、もし神様がいらっしゃるなら。。
「良性であります様に…」と、良い方に導いて欲しい…と願う。
家族ってやっぱりいい。
息子にも心からそう感じてもらえる「家族」を、まだまだ作っていきたい。
- ペンママ🐧(10歳)
コメント
ちゃま🦄
ペンママ🐧さんの投稿いつも読ませていただいてます。
とてもとても感動もしますし、なんというか泣けてきます。
うまく言えずすみません😭
どうかどうか良性でありますように！
ママリ
ペンママさんの投稿を度々見ています😊以前、検査入院か何かの時にコメントさせていただきました😌
どうかどうか、良性でありますように。心から祈っています。
ペンママさんのご家族は皆さん素敵な方ばかりですね✨
そんな皆様が心から笑って幸せな日々を送れますように。
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ペンママ🐧
いつも読んでいただき、ありがとうございます😌
以前も腎臓の組織検査で入院した時、検査手術の前日に「がんばってください」と、励ましのコメントをいただいたこと、覚えています🥹
そして、今日も温まるコメントをいただき、とても嬉しいです🥹
どんな結果になろうと、どんな私であっても受け入れ支えてくれる家族の為に、私も逃げずに結果を受け止めようと思っています。
病院とはこれから先もずっと長い付き合いが続きそうです😌- 8月15日
ペンママ🐧
いつも読んでいただき、ありがとうございます😌
そして、心温まるコメントも本当に嬉しいです🥹
家族だったり、お仕事してる時は考えることも忘れるんですけど、一人になると、やっぱり考えてしまって、ついついママリで呟いて気を紛らせてしまいます😌
怖かったりするんですけど、ちゃんと結果を受け止めなきゃなぁ…と思っています🥲