妊娠・出産

22週で切迫早産になり、赤ちゃんを亡くした経験から子宮頸管縫縮術を受けた女性の入院生活を紹介します。手術は無事終わり、退院後は1ヶ月の自宅安静が必要です。

子宮頸管縫縮術（子宮頸管無力症のための予防的手術）について記載します。少しでも誰かの役に立つと嬉しいです。

前回の妊娠で切迫早産になってしまい、22wで赤ちゃんが産まれてしまい亡くなりました。感染症ではなかったので子宮頸管無力症の可能性が高く、今回赤ちゃんが戻ってきてくれたため予防的に子宮頸管縫縮術を受けることにしました。15wで手術しています。

・入院1日目（手術前日）
朝から入院手続きを済ませ、病棟にあがり、まずは体温測定と昼食でした。その後、お腹の張りを確認し、シャワーを浴びます。数日浴びれないとのこと•••。その後、夫にも来てもらい手術の詳細な説明がありました。
夕食は普通に食べ、夜中0時からは絶食、翌日6時から絶飲の指示がありました。

・入院2日目（手術当日）
手術は10時半からだったので、起きてすぐ手術着に着替え、血栓予防の弾性ストッキングを履き、9時頃から張り止めの点滴がありました。
その後徒歩で手術室に移動し、自分で手術台に上がります。手術台の上に乗ったら、暖かい毛布をかけてくれ手術着を脱がされました。心電図と血圧計、血栓予防のフットポンプをつけ、脊椎麻酔をします。脊椎麻酔の前の予備麻酔が痛かった•••。感覚的にはインフルエンザの予防注射（筋肉注射）と同じくらいです。予備麻酔後の脊椎麻酔は特に痛くなく、麻酔を入れてすぐ足が暖かく痺れた感じになり、数分で感覚がなくなりました。右側と左側に均等に麻酔が回るよう、多少ベッドを傾けたりして調整していました。それから尿カテーテルを入れ手術開始です。意識はしっかりありますが、下半身の感覚は全くなく30分程度で終わりトータル1時間半手術室にいました。
病室に戻って、約2時間で下半身の感覚が戻り、水を飲むのはOKの指示を貰いました。この日は術後数時間に1回、NSTでお腹の張りを確認していました。私は、幸運なことに張りはあまりひどくありませんでした。ただ、下腹部が少しズキズキする感じ（生理痛より全然マシ）はありました。大きな痛み、気持ち悪さは全くなかったのでよかったのですが、点滴とフットポンプと尿カテーテルはついたままなので心地悪い感じはありましたが•••。約6時間後に食事OKと、寝たきりから角度45度まではベッドを持ち上げていいと言われました。一日前の夜から何も食べていなかったので、ご飯がおいしかったです。ご飯は通常のご飯が食べられました。就寝前にナプキンを確認しましたが、出血は生理のはじまりかけのような赤っぽいおりものが5cm程度ついていただけでした。
それから就寝です。点滴とフットポンプと尿カテーテルが付いたままなので、寝付きは良くなく夜中も何度か起きましたが、何とか寝られました。

・入院3日目（術後1日目）
今日からご飯は通常通り3回食べれます。数時間に1回、NSTでお腹の張りを確認していました。張りは前日と変わらず問題なかったです。午前中に歩行訓練をし、特に立ちくらみや下腹部の張りがなかったので、フットポンプと尿カテーテルが取れました。嬉しかったです。普通の生活って快適なんだなと改めて思いました。ただ、基本ベッドで安静指示、動いていいのはトイレと洗面時のみでした。張りは多少あるもののひどくなく、点滴の量も変えず過ごすことができました。また出血もほとんどなく、多少おりものが赤いなというレベルです。この日も体調は良好でした。フットポンプと尿カテーテルがないので、よく寝れました。

・入院4日目（術後2日目）
基本的には3日目と同じで、行動範囲がフロア内の移動OKになりました。

・入院5日目（術後3日目）
シャワーOKの指示が出ました。非常に嬉しかったです。シャワーの時だけ点滴を外し、入りました。もう、出血は全くありませんでした。

・入院6日目（術後4日目）
朝からNSTでお腹の張りを確認し、問題なかったため、点滴が取れました。昼食後から飲み薬になりました。夕方エコー検診があり、とくに問題なく退院OKとなりました。

・入院7日目（術後5日目）
午前中に退院し、1ヶ月の自宅安静となります。退院の際は、重い荷物を持たないよう家族に来てもらうよう言われました。

以上です。

無事に産まれてくれるまで、頑張ろうと思います😊

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