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のこのこ
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近年は発達障害について理解が深まってきてますよね。私が子どもの頃は…

近年は発達障害について理解が深まってきてますよね。
私が子どもの頃はそこまで認識されていなかったように思います。現在30代半ばです。
脳自体に違いが見られると本にありましたが、脳内を見る以外にどうやって見極めるのですか?
例えば勉強が単に苦手なのと発達障害はどのように違うのでしょうか。

コメント

ママリ

勉強が多少苦手でも人生を歩むのに大きな問題がなく、本人が困っていなければ健常です。
たとえば文字の読み書きがものすごく苦手な人がいますが、彼らは無文字社会で暮らしていれば普通の人です。
発達障害かどうかの判断は社会のあり方に大きく関係します。たとえばADHDの人は狩猟採集社会ではむしろ有能とされます。

で、現代日本社会での生きづらさが顕著な場合、たとえば勉強ができなくて進級できないとか人生に大きな支障が出た場合はまず認知テストというのを受けます。
それで能力の偏りを見てサポートをします。
字の読み書きとかは視力障害が見落とされている場合があるので必ずしも認知の偏りがあるとは限らないです。

  • のこのこ

    のこのこ

    詳しく教えて下さり、ありがとうございます!
    社会の在り方に大きく関係するというのは理解しました。
    ただ医師監修の本に発達障害は脳自体が健常と違うと書いてあったので、脳が発達障害の脳ならば社会の在り方云々は関係なく発達障害になるのかなと思いまして…
    世の中に適応出来ていれば、脳が発達障害の脳?でも疑問にさえ思わないって事なんですかね。
    無知すぎてすみません。
    回答ありがとうございました
    😃

    • 4月14日
  • ママリ

    ママリ

    自閉症なんかは脳機能に違いがありますが、それもグレーゾーンの人がたくさんいます。
    一応診断基準はありますが実際は健常との境目はグラデーションになってると思います。多くの人に何かしらの発達障害的な傾向があります。
    それは個性とも呼ばれます。

    現代社会は高いコミュニケーション能力が求められるので自閉傾向のある人には生きづらいです。
    昔だったら決まった人としか話さなくて済んだし、選択肢も今ほど多様ではありませんでした。どうしてもコミュニケーションが嫌だったら出家してお寺にでも入ればアスペルガー症候群の人は理想的な修行僧として尊敬されたでしょう。嵐が来ても自分で決めたルールを曲げない人たちですから。

    狩猟採集社会では現代日本で健常とされてる人が障害扱いされるかもしれません。
    ルールを守って毎日同じことしかしなかったら獲物を取れずに飢え死にでしょう。
    この場合あっちこっち落ち着きなく歩き回るADHDの人の方が「健常」なのです。

    こう見ていくとどの社会でも普遍的に障害とみなされる障害は重度の障害を除けば少ないかもしれません。
    発達障害とはちょっと違いますが、統合失調症ぽい人だって予言者として役割を果たしている社会もありますからね。
    おかしいのは発達障害の人ではなく現代日本社会のほうなんじゃないのという見方もできます。

    • 4月14日
  • のこのこ

    のこのこ

    凄く解りやすく説明して下さりありがとうございました!
    診断基準はあっても境目はグラデーションのような感じなのですね。
    脳で違いがわかるならば本人を見たり問診だけでの判断って意味がわからなかったんです。
    脳の違いで明確に違うと思ってたので、脳を見なければ誤診に繋がりそうですしどう判断するのかなと。
    ですがママリさんの回答をみて理解できました。
    普通って一体なんだ?!と思えてきますね。
    回答ありがとうございました😃

    • 4月15日
ままり

私は発達障害です。発達障害は知能と関係ないので勉強ができてしまうけど、集団生活がだめで友達ができない方もいます。発達障害の脳は神経伝達物質が通常より足りなく集中力やコントロールや対人関係に問題おきます。私は授業中、集中力が足りず学習についていけませんでした。