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夜食のホヤ(略して肉子)
雑談・つぶやき

映画、カメラを止めるな のあらすじをネタバレしてくださる方いませんか…

映画、カメラを止めるな のあらすじをネタバレしてくださる方いませんか😅気になってたのですが金曜ロードショー見れず。。

コメント

うーさん

ゾンビ化した恋人に追いつめられ、泣きじゃくる女性。
手に斧を持っているものの、恋人に振り下ろすことができず、女性は首筋を噛まれながら悲鳴をあげる...

しかしここで「カットぉぉー!!!」と、監督のストップが入る。「俺が欲しいのは、本物の恐怖なんだよ!!」と、激怒し怒鳴り散らす監督。
とある廃墟で、ゾンビ映画の撮影が行われていたのでした。
女優の演技に納得いかない監督からOKが出ず何度も撮り直し、このシーンはすでに42テイク目。気立ての良い姉御肌のメイクさんが、疲弊した女優を気遣い、休憩を挟むことを提案する。
休憩中、主演女優とゾンビ役の青年(ふたりは実際にも恋人同士)、メイクさんの3人は、「この廃墟、曰く付きらしいよ。戦時中、何かの人体実験をした場所だとか......なーんてね」など、他愛ない会話で和んでいたがその頃、廃墟の外では大変な事態が起きていた。

タバコを吸いに出たクルーのひとりが、何故か本物のゾンビとなったクルーに襲われた。
外の騒がしさに気づいた女優たちが、恐る恐るドアへ近づくと、ゾンビに襲われ片腕が千切れたクルーと、ゾンビ化したクルーがなだれ込んで来て、3人はパニック!ゾンビに追いかけられ、廃墟内を散り散りに逃げ回る。
どこから現れたか、カメラを手にし「そうだ!それだよ!本物の恐怖だよ!」と、嬉々として女優を撮りながら着いてくる、ハイテンションの監督。常軌を逸した監督とゾンビに追い回され、女優は逃げ続け...。
その間、他のクルーやメイクさんが次々と命を落とし、青年はゾンビ化してしまう。

ついに、屋上に追いつめられた女優。泣きじゃくる女優に詰め寄るゾンビ青年。カメラを向け興奮する監督。
女優は、静かに「愛してる...」と呟くと、逃げる途中に拾った斧でゾンビ青年の首を一刀両断。大喜びの監督。何かがプッツリ切れた女優は、叫び声を挙げ、斧を振り上げて監督を追いかける。倒れた監督に馬乗りになり、何度も斧を振り落とす女優。監督は「やればできるじゃないか...」と嬉しそうに最後の言葉を残す。
クルーは全滅し、ひとり残された女優は、返り血に塗れた姿で茫然と空を見上げ、エンドロールが流れて終劇となります。


...ここまでのドタバタゾンビ劇は、30分間、ノーカットのカメラ回しっぱなしでした。
ストーリーは変わりここからは、上記ストーリーが実は、ゾンビチャンネル開局を記念して作られた『ONE CUT OF THE DEAD』という生放送映画で、この映画制作の裏側のお話になります。

ゾンビチャンネルから生放送映画の依頼を受けたのは、映像監督の隆之。
元女優である妻の晴美は、役に入りすぎて台本を無視することが問題で女優業は引退したが、隆之の書いた脚本を読み漁るのが好きで、サバサバしつつも隆之の良き理解者。娘の真央は大学生で、映画制作の世界に興味を持ち下積み中であるが、やるにはこだわり切りたい真央は、父の「質より低予算」という価値観を好まず、父への尊敬は薄れている。

どこか軽薄な女優やアル中克服中の俳優など、不安の残るメンバーで段取りは進んでいき、いよいよ生放送の日。
ひょんなことで晴美と真央は『ONE CUT OF THE DEAD』の撮影を見学することに。

撮影当日、本来の監督役とメイクさん役の演者、撮影機材が、交通事故などで来れなくなるというアクシデント。
上映時間が迫る中、かつて俳優経験のある隆之は、監督役代役をつとめることを決断。そして、隆之の脚本を読み漁り台本が頭に入っている晴美が、メイクさん役の代役として抜擢される。機材不足はアングル変更などで補い、つぎはぎだらけで生放送に臨むことになった。

こうして生放送撮影が始まったが...
案の定、役に入りすぎて暴走する晴美や、差し入れのお酒に手を出したアル中俳優が酔い潰れて演技どころでなくなって撮影中に本物のゲロを吐いてしまったり、カメラマンがずっコケて脚本に無いアングルが出来てしまったりと、トラブルが続出。
しかし生放送なのでカメラは止められない。撮影クルーと演者は機転を聞かせながら撮影を続ける。裏方でもあり演者でもある隆之は奔走し、いよいよラストシーン。ラストは、主演女優を見下ろす形の空撮予定だったが、機材不足のためアングル変更するしかない。しかし、何かを思いついた真央が「ちょっと待って!動ける人は何人?」と切り出す。

真央が思いついたのは、手の空いているクルーと演者で組体操の三段ピラミッドを組み、その上に、カメラを持った真央を隆之が肩車して立ち上がることで、高所から引きのアングルを作り出すというものだった。
女優にゾンビ青年が詰め寄るシーンの傍らで、ピラミッドが組み上がる。グダグダながらも、こうして無事に、ラストを変えずに放送を終えることができた。

一安心している隆之の元に真央が歩み寄り、一枚の写真を差し出すとそれは、幼い真央を肩車して笑っている隆之の写真だった。
真央が父と同じ世界に進む原点となったその思い出がアイデアになったのだった。価値観のズレですっかりすれ違っていたと思われた父と娘は、しっかり繋がっていた。
ふたりは微笑み合い、隆之の笑顔で、本編が終わる。




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うろ覚えで相違があるかもしれませんが、ざっとこういうストーリーです!
『撮影をする撮影の、撮影』という構成になっていて、冒頭は30分に渡るゾンビ映画。後半は、そのゾンビ映画を制作する裏方のハプニングと奔走が描かれています。
後半を観ていると、「ああ、あの変な間はそういうことか」「ここは演技じゃなかったのね」と、前半30分の答え合わせになります。
本編事態も撮影なんですが、どこが本物だっけ?と不思議な気分になります😁
がっつりネタバレですが大丈夫でしょうか...(笑)

  • 夜食のホヤ(略して肉子)

    夜食のホヤ(略して肉子)

    なんと!!こんなに詳しく教えてくださるとは素晴らしすぎます!
    とてもわかりやすく読みやすかったです🌟映画評論家の説明みたいです😆

    そういう内容だったんですね!それであの監督が監督役で出てたんですね🎥面白そうです😄

    これ打つの時間かかりましたよね💦感謝します!ありがとうございました❗️

    • 3月11日