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スワン
議会は多数決なので、同じ党の人が多い方が多数決に有利ですよね!党の目指すことが実現しやすくなります!
はじめてのママリ🔰
日本は国の会議をする議会が2つあり(衆議院と参議院)、それぞれで予算や法律など国全体の決めごとを話し合って多数決を取り、2つともで賛成多数になった場合、可決になります。
2つに分かれているのは権力が集中しないためです。
この2つの議会にはそれぞれ定員があり、さらに数年ごとに会期(契約期間のようなもの)があります。
この会期がきた年に、選挙をして議会に所属する議員を選び直します。
昨日の選挙では参議院が会期を迎えたため、新しく議員を決め直しました。
たった1人で戦ってもなかなか自分の意見を通すのは難しいため、多くの議員は同じ考えを持つ人たちが集まってグループとして活動しています。これが党ですね。
ただ、国として決めることはとても幅広いため、全ての意見が一致するということはなかなかなく、党の中でも派閥があったり対立したりします。
特に規模の大きい自民党などはいろんな考えの方が属しています。
とはいえ組織である以上、党としてのだいたいの方向性は決まっており、多数決を取った時に同じ党の人はだいたい同じ意見になるわけです。
議会にはさまざまな党の人が所属しますが、同じ党や近い考えの党の人々=仲間を増やすことでより意見を通しやすくなるのです。
この仲間が一番多くいる政党が「与党」、議会に参加しているけれど与党ほど仲間が多くないそのほかの政党が「野党」になります。
なので、選挙によってそれまで野党だった政党がたくさん仲間を議会に入れることができれば与党と野党が入れ替わり、政権交代が起こったりもします。
選挙は単純に勝ち負けではないのですが、同じ党からいっぱい選ばれた方がその党のやりたい政治は叶いやすくなります。
具体的には定員の過半数を仲間にしてしまえば多数決では勝てるので、とくに与党はそれを狙いにいくのです。
私たちが選挙に行くと、小選挙区と比例代表の2種類の票を入れます。
選挙区には人の名前、比例代表には党の名前ですね。
選挙区は、地域ごとに立候補した議員を個人名で応援します。
比例代表では、応援する党に投票し、党ごとの票の比率に合わせて各党の候補が繰り上げで当選します。
議会の定員を選挙区と比例代表で分けて、それぞれの結果を合わせて議会に所属する議員のメンバーが決まります。
私たちが個人名で投票できるのはあくまで議会の選挙区のみです。
アメリカなどは大統領を直接国民選挙で決めたりしますが、日本では与党の代表がそのまま日本の代表である総理大臣となり、総理大臣とその周りの人々で大臣を決めます。ここで決めた総理大臣・各大臣のグループが「内閣」と呼ばれ各分野を取り仕切るリーダーとして国を引っ張ります。
今は与党が自民党、自民党の総裁が岸田さんなので岸田さんが総理大臣というわけです。
ちなみにこの党のトップである「総裁」は党内の選挙で決まります。つまり、今でいえば総理大臣は自民党に所属する人々の投票で決まっているって感じです。
なのでやはり議会で過半数取れるような強い与党がいるとその党の意見が強くなる傾向はあります。
ただ、あくまで議会に属する議員は国民が選挙で決めた人々なのでそれも含めてあくまで民意となりますし、議会が2つあったりとなるべく権力が一極集中しないような仕組みが設けられています。
また、与党が強いと話し合いの結果が早くまとまりやすいという利点もあります。
与党が弱く議会の力関係が拮抗すると、よりじっくり議論を重ねることになりますが、なかなか話し合いが
まとまらず法案も通りにくくなるため、一長一短です。
色々回りくどくなってしまいましたが、
・国会で話し合う議会には一つの党だけでなく色々な党の人がいる
・選挙で決めるのは議会のメンバー
・国の決め事は2つの議会でそれぞれ話し合い多数決をとって決める
・国のトップである内閣は議会の中でいちばん多い党(与党)により決められる
って感じですかね😶
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ママリ
すごくわかりやすいです!!!😳ありがとうございます🥹💓💓
- 7月11日
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しとろん
私も勉強になりました。ありがとうございました🥰
- 7月13日
ママリ
なるほど!!ありがとうございます!何人選ばれるとかはあるんですか?