妊娠・出産

10月23日に2,974gの男の子を出産。17時間の長い分娩だったが、赤ちゃんのために乗り越え、幸福感を味わった。立ち会いをおすすめ。がんばってください。

やっと生活が少し落ち着いていたので、遅くなりましたが出産レポート書いてみます。
10月23日に2,974gの男の子を出産しました。めっちゃ長いしまとまりない文章ですが、お時間のある方読んでもらえたら嬉しいです。

出産予定日は10月13日だったけど、出てくる気配が全くなく、10月23日に入院して促進剤で産む予定になってた。
10月22日午前1時ごろ、夜更かししてて、トイレに行ったら出血してた。生理みたいな出血。慌てて病院に電話したらおしるしとのことで、陣痛が来て規則的になったらまた電話してください、とのこと。赤ちゃんは入院ぎりぎりでやっと重い腰をあげたみたい笑
ドキドキしながらちょっと寝て、朝方規則的な痛みが出てきた。生理痛みたいなのが10分間隔くらい。8時半ごろには5分間隔くらいになったので病院に電話したら、入院準備して来てくださいとのことで、旦那に乗せてもらって病院へ。生理痛みたいな痛みから徐々に腰へ痛みがシフトしてくる。車の中ではまだしゃべれるくらい。
母に病院行くよと連絡していたので、病院に着いたらすでに待っていた。
病院についてパジャマに着替えて内診。子宮口が少しずつ開いてきているみたい。5㎝くらいだったかな。NSTを着けられて張りの間隔を見る。痛くなる時に数値が上がっていく…。痛い時間は腹式呼吸をしてねと言われ、ゆっくり吸って長く吐くのを意識。痛い時は助産師さんが腰をさすってくれた。めっちゃ上手。まだこの時は呼吸できた。
30分くらいNSTやってから病室へ。旦那と母と話したりしてると規則的にやってくる陣痛。「う…痛い。すぅ～ふぅ～～～～」と途中で腹式呼吸。
お昼ご飯はまだ騙し騙し食べられた。全部は食べきれなかったけど。
夕方頃母は一度帰宅。旦那は横のソファーでうたた寝。この後長いだろうからどうぞ寝てくださいと心の中で思っていた。
18時に夜ご飯が出てくるが、痛みがけっこう強くなってて、グラタンとか白身魚のムニエルとかめっちゃおいしそうだったのに食べられず悲しかった…。旦那に食べてもらう。
20時頃旦那と母と一緒にLDRへ移動ってなったけど、同じ時間にもう一人妊婦さんがいたので、オペ室みたいなところへ行かされた。持ってきたw-inds.のCDをかけてもらう。その前に元々かかってたクラシックのCDのバイオリンの音がなぜかすごく耳障りに感じた。
そして下の毛を剃られる。
子宮口8㎝。確かここから長いって聞いたので、ちょっと心が折れそうになる。
陣痛が痛くて、息を吐く時に声が出るようになる。「ふぅ～～」ってやってたのが「あ゛ぁ～～」って言ってた。
陣痛と陣痛の間に意識が飛ぶ。何回も夢を見てた気がするけどよく覚えていない。そして痛みで起こされてまた声を出して、痛みがひいたら意識飛ぶの繰り返し。
旦那は腰をさすってくれていた。正直助産師さんのマッサージと比べると全然痛みひかないんだけど、気持ちが嬉しかったし心強かった。
時間を覚えていないけど、お産が進まないらしく途中で人口破膜。破水させて、お産を進ませるらしい。助産師さんが長いハサミを出してきて、少し怯む。
破水させたら陣痛が強まってさらに痛くなり私の声も大きくなる。
この辺からいきむ練習になり、今まで息を吐いていたところを「ふぅ～～、んー」って最後に止めていきむのに変更。
それを何回かやって、しばらくしたら子宮口が全開。分娩台が斜めになって脚が上がる仕様に。バースプランで立ち会いは旦那のみとしていたので母は退室。
痛みがきたらいきんでいいよと言われ、旦那の手を握る。一度の痛みで2回～3回いきむ。吸って、んーーー！すぐ吸って、んーーー！って感じ。いきむときは声出さずにと言われる。
いきみ方が難しく、便を出す感じとはまた少し違って、なかなか進まない…。「赤ちゃん苦しいから切りますね」と言われ、麻酔されて会陰切開。痛いのわかったけどそんなことより陣痛の方が痛かった。
何回か繰り返すうちに助産師さんに「そうそう！それそれ！その方向だよ！」と言われいきむ。
でもちょっとずつしか進まなくて、途中で「赤ちゃんがんばってるから最後に赤ちゃんにごほうびで酸素入れます」と言われ酸素マスクを着けられる。その時は言われなかったけど、時間かかってたから多分赤ちゃんが苦しいサイン出てたんだと思う。
分娩台の脚かけてるとこから引っ張るやつが出てきてそれ引っ張ってたけど、最後は自分で膝を抱える形に。
「頭見えたよ！髪の毛たくさん生えてるよー！」と言われ、「髪の毛のこと今いる？笑」ってちょっと思った笑
頭出てきて「いきまなくていいよ！ハッハッハッハッって言って！」って言われて「ハッハッハッハッ」ってやってたら「お母さん！赤ちゃん出てくるよ！下見て！」って言われて見たら、赤ちゃんが助産師さんに抱きかかえられて上がってきた。泣き声が聞こえて旦那と顔見合わせた。ほとんど分娩中しゃべらなかった旦那がうるうるしながら「がんばったね」と言ってくれて、嬉しかった。
お産に時間がかかったので、状態を確認するために赤ちゃんは一旦運ばれて行き、私は後処置。何されてたか良くわからなかったけど、胎盤の処理も縫合もさっきまでの陣痛があったので、どうぞどうぞって感じになってた。でも縫合はちょっと痛くて「痛っ！痛っ！」って言ってしまった笑
旦那に「本当に人出てきたね…」ていう会話をした。
しばらくして、赤ちゃんが戻ってきて旦那が抱っこ。嬉しそう。その後三人の写真を撮ってもらい、カンガルーケア。胸の上に赤ちゃんを置かれ、こんなに小さいのに息してて目を開けてて感動。かわいい。隣の部屋もお産が進んでて、私は一旦そのまま放置されて、赤ちゃんと旦那と過ごした。赤ちゃん温かくて私の汗がすごい。助産師さん戻ってきて赤ちゃん預けて、私の熱測ったら38℃あった。びっくり。その後出血が多かったことを聞かされる。病室戻る時に車椅子に乗せてもらおうとするが、分娩台から起き上がった瞬間視界が狭まり耳が「サーーー」と言って聞こえなくなる。そのまま部屋まで運んでもらってベッドに寝る。貧血がひどかったらしい。
この時点で朝5時。旦那に飲み物とかメガネとかいろいろ用意してもらって、そのまま仕事に向かっていった。徹也だったのに…感謝。
ベッドでさっきまでのお産を思い出すけどなんだか夢みたいで、言い方は変だけどライブに行った後みたいな気持ちだった。
でも夢じゃなくて、ここからまた赤ちゃんと旦那と新しい生活が始まるんだなと思って感慨深くなりながらうとうとした。

長いしつらいししんどくて（母子手帳に分娩所要時間17時間って書いてあった）、途中でもう無理だって何回も思いましたが、赤ちゃんの方が苦しいしがんばってるんだと思って乗り越えました。
赤ちゃんが出てきた瞬間の幸福感は他の何にも変えがたいです。
旦那もずっと一緒にいてくれたので心強かったし、父という自覚も芽生えたようなので、旦那さんや自分が良いなら是非立ち会いをおすすめします。
これから出産を控えている方、がんばってください！

• 陣痛
• 旦那
• 病院
• 着替え
• 出産予定日
• おしるし
• マッサージ
• パジャマ
• エル
• バースプラン
• 会陰切開
• 子宮口
• 胎盤
• 内診
• 破水
• 分娩所要時間
• 母子手帳
• 妊婦
• 赤ちゃん
• おすすめ
• 車
• 男の子
• 髪の毛
• 生活
• CD
• 椅子
• 熱
• 写真
• ベッド
• LDR
• 飲み物
• カンガルーケア
• お産
• 分娩中
• いきみ
• いきむ
• トイレ
• NST
• 助産師
• 入院準備
• 促進剤
• 出産レポ
• 出産しました