大切な赤ちゃんを失った悲しい経験をした女性が、死産の過程や感情をつづっています。次の妊娠に対する不安や希望も述べられています。

hmg、hcg、セトロタイドの注射をしながら、やっと授かった大切な赤ちゃんが亡くなりました。
先週18週で死産してから１週間がすぎました。
健診の日に「昨日か2〜3日前まで生きていた」と言われ、頭が真っ白になりました。
丁度その健診の日が1年前に8週で流産した日と同じ日でした。

色々死産の処置とか聞きましたが、自分で主人に伝えられず、次の日に主人と一緒に外来でお話を聞かせてもらいました。病院が妊婦さんと会うのは嫌だろうから、とはからってくださり、誰もいない、1番最後にゆっくりと話をしてくれ、もう一度エコーもしてくれました。
私にしがみつくみたいな体勢でした。
正直、実感が湧かず、夜もあまり眠れなくなりました。
最後の土日で家族写真を撮ったり、お腹の子と家族3人で美味しいものを食べに行ったり、色んな景色を見せてあげたり、おうちに連れて帰ってあげる小さなベッドを主人とつくったり。もっと一緒にいたいのに、時間が過ぎるのは凄く早くて、あっという間に入院となりました。

何週間か前に前置胎盤といわれ、子宮口のど真ん中にあるから、週数が過ぎてもこの位置だと上がるのは難しい。帝王切開になるといわれていましたが、こんなにも短期間で胎盤が上がり、子宮口の上はあいてる。経膣で分娩できると言われました。
それでも、子宮口はしっかりと閉じていたので、ゆっくりと開けた方がいいと判断してくださり、2日かけてラミナリア？を増やしていきました。
私がまだ出て行かないで、寂しい、とさよならがなかなかできずにいたからこんなにしっかり閉じてしまっているのかな。いつまでもごめんね。キレイに出してあげるから、一緒にがんばろうね、と何度もお腹に話しかけながら、いざ分娩予定日。
多分2回目の膣錠で産まれると思うと先生にも言われていましたが、1回目の膣錠で陣痛がつき、短時間で、とてもキレイに産んであげることができました。
本当に寝ているみたいな小さな小さな私と主人の赤ちゃん。目を開けそうに眠っていました。主人にそっくりでした。家族3人で一緒に満月を見て、一緒に寝て、一緒に朝焼けも見ておうちに帰りました。
赤ちゃんの顔を見て、少しホッとしたのか、その夜は数日のうちで1番よく眠ることができました。
かわいいかわいい赤ちゃん。燃やさないで！と涙が止まらなかったけど、火葬も終わり、骨が残るかわからないと言われていたけど、小さな小さなお骨も何個か拾うこともできました。探しているときは、なんだかかくれんぼしてるみたいでした。

最後まで本当に優しい子だったなあと思いました。
名前は、太陽に向かってまっすぐお空に行けるように、次に産まれて来るときは太陽に向かって大きく成長できるように、「陽向（ひなた）」と主人と一緒につけました。
産まれた日、おうちに帰って過ごした日、火葬した日ともに、青空がとてもきれいで、太陽の陽がとても暖かい3日間でした。
欲を言えば、泣き声を聞きたかったし、手足を動かす姿も見たかった。元気な姿で会いたかったし、もっと一緒にずっと一緒に過ごしたかった。短い間だったけど、ひなちゃんのママとパパでいさせてくれて本当にありがとう。

まだまだ涙は止まりません。
トツキトオカも消すことができません。
ママリでも、まだ生きていたら同じくらいの週数の方をみかけると、かなりしんどいです。
次、また授かることができたとしても、怖くて、不安な気持ちが大きいです。
エコーも怖いです。
それでもやっぱり、私は赤ちゃんが欲しいと思います。
しばらくゆっくり過ごしてから、また主人と頑張って歩んでいきたいと思います。

かなり長文になりましたが、自分の気持ちを整理するために書かせてもらいました。
コメントの返信はできないかもしれません。
不安な日々を過ごした妊娠期間、先輩ママさん方にはとてもお世話になりました。
ありがとうございました。

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