直腸がんの診断を受け、抗がん剤治療を選択しました。五年生存率や再発の可能性について不安があります。抗がん剤治療の効果はどうでしょうか。
写真のような直腸がんの結果でした。
大腸カメラでポリープを取りそれががんで、リンパ管にいってるから腹腔鏡ロボットでの直腸切除。
一時ストマで、その病理検査結果が写真です。
これから抗がん剤3ヶ月で4回します。
これは肝臓や、肺に転移しない予防としてですが、
五年生存率は低いんでしょうか?
再発の確率はやはり結構あるんでしょうか??。。
抗がん剤をしても再発確率は高いんでしょうか?
抗がん剤はしない選択するもあるけどしたほうが良いと言われてすることに決めました。
いま50後半でまだまだ子供も小さいので不安です。。
- はじめてのママリ🔰
はじめてのママリ🔰
画像から読み取れる範囲での回答になりますが。。
直腸がんの術後病理でpT1b、N1、M0、ステージ3a。
つまり、原発巣そのものは比較的浅い一方で、リンパ節への転移が確認されたためステージ3になったケースです。
肝臓や肺などの遠隔転移は確認されていません。
結論からいうと、かなり悪い状態の大腸がんではありません。
ステージ3ではあるものの、その中ではかなり早い側に位置します。
ただし、リンパ節転移が実際にあった以上、手術したからほぼ100%大丈夫と言える状態とは言えません。
画像では、
T1b、がんは粘膜下層深部まで
N1、所属リンパ節転移あり
M0、遠隔転移なし
ステージ3a
術後補助化学療法あり、3か月
となっています。
Stage3と聞くとかなり進行していると思いがちですが、リンパ節転移が見つかったため、ステージ3になっているだけで、腸壁への浸潤は浅いです。
一方、N1なので、がん細胞が原発巣だけにあるわけではなくて、この意味で再発リスクはゼロではないです。
手書きで、切除後再発率 約20%書かれています。
これをそのまま、はじめてのママリさん?の再発確率と考えない方がいいです。
Stage III全体の数字と、T1b、N1、M0の、条件の良いステージ3aを一緒にしてはいけないからです。
古い日本の全国集計でも、ステージ3aの5年生存割合は結腸癌77.3%、直腸癌76.0%。
これは3a全体の古いデータで、今と違いますし、国立がん研究センターも、生存率は過去の患者集団のデータで、治療法の進歩などから現在の個人にはそのまま当てはまらないとしています。
術後抗がん剤を3か月行うのは「もう転移しているから抗がん剤で治療する」という意味ではありません。
手術で目に見えるがんを切除した後、検査では見つからない、ごく小さながん細胞が残っている可能性、再発を予防するための後処理の治療です。
ステージ3a大腸癌では、治癒切除後の術後も化学療法が標準なので、はじめてのママリさんの肝臓や肺に転移しない予防として抗がん剤をする。という理解で合っています。
ご質問の、
「抗がん剤をしても再発確率は高いのでしょうか?」
→高いとまでは言えないです。
抗がん剤をしても再発する人はいます。ただし、この内容だけを見る限り「再発する可能性の方が高い」という状態では全くありません。
むしろ再発せずに経過する可能性の方がかなり高い側にいます。
「5年生存率は低いのでしょうか?」
→5年生存率が低いとは全く言えない。要は低くない。です。
ただ、正確な個人の再発率を出すには、画像にはない転移リンパ節の正確な個数・郭清リンパ節数、脈管侵襲、組織型、切除断端、CEA、直腸内の位置、術式、使用する抗がん剤なども必要になります。
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