雑談・つぶやき

主人が出張でいないので、息子と二人で、亡き実母のお墓参りお墓の前で…

主人が出張でいないので、息子と二人で、亡き実母のお墓参り

お墓の前で

「空を飛ぶ鳥のように、自由に生きる〜
今日の日はさようなら〜また逢う日まで〜」

と、息子が歌い始めた。

母が大好きだった「今日の日はさようなら」

7歳の時に初めて出場したピアノコンクールで演奏し、
両親にたくさん誉めてくれた曲

父が亡くなる最後の入院

もう、おそらく入院したら家に帰ってこれないだろう…と覚悟を決めていた父に

「お前のピアノを聴きたい」と言われ、演奏した曲

涙を流しながら、静かに聴いてくれた後

「お前が結婚するまでは生きていたかった…」と号泣した父

私が見た最初で最期の父の涙でした。

結婚式の披露宴で、私はこの曲を演奏しました。

「たくさんの愛情を私に与えてくれた母と、天国にいる父に届け…」と、何度も弾いてきたこの曲を心を込めて演奏した。

息子の歌う「今日の日はさようなら」は、とても力強くて、けれど、音痴だけど懸命に歌う姿が主人にそっくりで微笑えましく、私の心は温かくなった。

天国にいる、お父さん、お母さん

息子の歌声は届きましたか？

私を愛してくれる家族がいること
愛したい…守りたい…と思える家族がいることを、私は感謝しています。

今、少年から青年へと階段を登り始めた息子が、いつか大人になり、心から愛する女性と出逢える日が来るまで、私なりに、母親をがんばろうと思います。

昨年９月に受けた乳がんの経過観察も今のところ大丈夫だからね。

お父さんとお母さんの年齢を超えて生き続けて、おばあちゃんになった私で、お父さんとお母さんに会えるように…。

そして、息子よ。いつもありがとう。

さぁ、久しぶりにママと二人で、これからゆっくりとデートをしてね😊

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