退会ユーザー
何もしていないのに、急に片側の腕や足がむくむことがあります。このむくみは特に女性に多くみられるもので、ほとんどの場合は”リンパ浮腫”という病気が該当します。
病気といっても、これは一つの症状であり、リンパ浮腫から重篤な病気に移行することはなく、リンパ浮腫そのものも自覚症状がないことや、生活に支障をきたさない場合が多いため、放っておいても問題はありません。
し かしながら、人におっては放置することで、むくみがだんだんひどくなり、生活に支障をきたすことがあります。そんな場合には、マッサージなどによってリン パ液の流れを良くしてあげることが必要です。ここでは、女性に多いリンパ浮腫の概要や原因、改善法などについてご説明します。
退会ユーザー
通常は、手術などによりリンパ管の一部が障害されても、なんとかリンパ液を流そうとして、体内では副行路(バイパス)が発達してきます。
バイパスの働きが不十分だと、むくみがひどくなります。バイパスを含めたリンパ管を、いかに活発に働かせてリンパ液の滞りを改善することができるか、それがリンパ浮腫治療に取り組む上で大切なことです。
具体的には、腕や脚を上げたりマッサージをしたりして、たまったリンパ液を心臓方向へ流したり、圧の強い弾性ストッキングやスリーブを着用します。このような地道な努力でかなりむくみは改善できます。
マッサージは、むくみが現れている部分だけでなく、体全体に行いましょう。強くこすったりせず、心臓の方向へ軽くさするようにします。脚のむくみの場合は太ももの付け根を、腕のむくみの場合は脇の下を、それぞれ心臓へ向けてマッサージし、順次末端のマッサージに移っていきます。
また、リンパ液の流れをよくするため、できるだけ体を動かすようにしましょう。立っているときに軽く足を動かしたり、手を上げてブラブラと動かすだけでも効果があります。眠るときは腕や両脚の下にクッション、枕などを置き、心臓よりも高く保ち、リンパ液が流れるようにします。
日常生活では肥満の予防も心がけましょう。脂肪がリンパ管を圧迫して、リンパ液の流れを悪くすることで、マッサージや弾性ストッキングなどの治療の効果が現れにくくなってしまうためです。また、わずかな細菌が体内に侵入しただけでも症状はすぐに悪化してしまうため、常に清潔を保つことや過労を避けることも大切です。
リンパ浮腫の治療は、短時間で終わるものではありませんが、続けることでむくみのない腕や脚を維持することができます。焦らず、根気よく、治療に取り組んでいきましょう。
R.ma
コメントくださりありがとうございます!今日整形外科に行ったら軽い炎症と言われました((´д`))ありがとうございました!
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