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だいちゃん
産婦人科・小児科

舌小帯短縮症の手術記録上唇の裏とベロの裏の筋が人より長く、舌が自由…

舌小帯短縮症の手術記録

上唇の裏とベロの裏の筋が人より長く、舌が自由に動かせないので、生後2ヶ月で筋を切る手術しました

舌がハート型につれる
おっぱいを上手く飲めず、途中で何度も口からはなす
浅吸いで乳首が傷つく
飲んでいても口から母乳が漏れ、口がベトベト
ゲップがでにくい
将来滑舌や歯並びが悪くなる可能性がある
赤ちゃんのうちなら日帰り手術ができる

などから、今手術をすることに決めました
何より、あかちゃんのうちに手術をすれば良かったというの人は見かけましたが、やらなければよかったという人はいなかったことが決め手になりました
命に関わる絶対必要な手術ではないのでほとんどの小児科では推奨しておらず、一部の賛成派の口腔外科や耳鼻科で手術をするしかないのでなかなか予約が取れず、早めに決断した方がいいです
私は通っている母乳マッサージの先生に近くの病院を紹介してもらいましたが、全国から患者さんが来るそうです
小児科では「様子を見ましょう」「喋るようになってから必要そうならやればいい」と言われますが、喋るようになってからでは筋に神経が通ってしまい太くなるので全身麻酔だそうです
うちは2ヶ月過ぎてハンドリガードが始まってしまいましたが、1ヶ月とかで手術すれば手を口に入れる心配もないので早ければ早いほどいいと思います

病院へ行って、まずは赤ちゃんの診察をします
赤ちゃんの口の中を見て、おっぱいを飲む時の様子を聞かれました
その後はママだけ呼ばれて、ママのおっぱいの診察です
舌小帯短縮症の子は上手く飲めないから、乳首に傷がないかとか、おっぱいにしこりがないかとか調べているようでした

その後は授乳するように言われ、授乳室へ
術後1時間は飲めないとの事で、たっぷりあげます

遂に手術
手術は10分もかからないくらいでした
うちの子は手術中にちょこっと泣いて、終わったらすぐ寝ていました
口の中や周りが血まみれで見た目は可哀想でしたが、本人は平気なようで、その後4時間もグッスリ寝ました

最後にまた診察室へ行き、どういう手術をしたか説明を受けたあとに注意点(手を口に入れないように、おっぱいを1度にたくさん飲まなくなるけどその分回数を増やすように、抗生剤の飲み方)を聞いて、終わりです
また抜糸に行かなくてはなりませんが、その時は予約しないでサッと抜くだけだそうです

術後初めて母乳をあげた時は、最初は乳首を口に含んでは泣いて上手く飲めませんでしたが、一旦吸い始めると普通にごくごく飲みました
うちの子は特に食い意地が張っているので平気でしたが、食欲が落ちて元気がなくなる子もいるそうです
そういう時は回数を増やして量飲ませるしかないです

こんなに小さいのに口の中を切るなんて可哀想と当日朝まで迷いまくっていましたが、案外あっさりいきました
術後の授乳や、抜糸までの間に手を口に入れさせない努力の方が大変です(ミトンは買っていましたが、ミトンごと口に入れてしまい急遽スワドルを購入しました)
ハンドリガードが始まっている子は、アームカバー(抑制筒)などを用意するといいかもしれません
切らなかったらどうなっていたか分からないのでなんとも言えませんが、こんな感じなら切ってもよかったのかな、と思えました

質問などあればお気軽にどうぞ

コメント

だいちゃん

ちなみに上唇小帯も切りました
そっちもひどくて、歯が生えると歯並びが悪くなるような筋の付き方をしていました
おっぱいをアヒルのお口で飲めないのはこのせいでした