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ペンママ🐧
雑談・つぶやき

6月25日 私にとって特別な日初めて、主人のご両親と逢った日主人との…

6月25日 私にとって特別な日

初めて、主人のご両親と逢った日

主人との交際が始まり、日に日に主人への想いが強くなっていく中
「ちゃんと体のことを話さないと…」と、言わなければいけないのに、なかなか話せなかった毎日

交際して3か月が過ぎた頃

「君との将来を真剣に考えている」と言われた。

主人から、この言葉を言ってもらう前に、私が話さなければならないことを話さないといけなかったのに…と、後悔した。

「私は幼少期から腎臓が悪くて、移植しなければ透析を受ける将来が待ってる。
こんな身体の私に、妊娠出産はできない。
あなたとの赤ちゃんを授かることはできない。
一緒にはなれない…」

そう言った時の主人のショックを受けた顔を、今でもはっきり思い出すことができる。

けれど、主人はそれからも根気強く何度も

「一緒になりたい」と言ってくれた。

私は「はい」と返事ができず「両親に逢ってほしい」と言う主人の想いも「結婚できないなら逢えばお互いに辛くなる」と、ずっと断っていました。

そんな時、主人のご両親から「逢いたい」と言って下さった。 もう断れなかった。

14年前の6月25日 主人の実家へ行った。

玄関を開け、主人が「ただいま」と言うと、お義父さんが「おかえり」と出迎えて下さり、私と目が合うと

「いらっしゃい。よく来てくれたね」と笑顔で言ってくれた。

主人のご両親はとても穏やかで優しくて、私はその当時、すでに実父を病で亡くしていたので、嬉しかった。

そろそろ帰るとなった時、お義父さんが

「体のこと、息子から話しを聞かせてもらったよ
 息子からは「孫を見せてやれないかもしれない。それでも彼女と一緒になりたい。失いたくない。だから、結婚を認めてほしい」と言われた。
私達は息子を大切に育ててきた。その息子が、そこまでの強い想いで選んだ女性に逢えたことを嬉しく思っているよ。
親として、我が子が心から愛する人と一緒になれないのを見るのは辛い
○○(主人)と、一緒になってもらえませんか?
それが僕と妻の希望です」

「俺と結婚してください。
子供を望めなくても、君だけは絶対に失いたくない」

嬉しかった…。
私の体のことを分かっても、それでも私を受け入れてくれる優しさに、もう迷う気持ちはなくなっていました。

主人と結婚して、子供がたまらなく欲しくなった。

反対されたが、今度は私が根気強く何度も話しをした。

二度の流産を経て、何とか息子を出産できた。

それから一年後、お義父さんの病が発覚し他界した。

あの時のお義父さんの言葉がなかったら、私は頑なに主人とは結婚しなかっただろう。

こうして、今、主人と息子のそばにいることもなかったはず。

亡くなる数ヶ月前

「孫に会わしてくれたこと。抱きしめられたこと。
息子が心から愛する人と出逢えたこと。
その全てを叶えてくれた○○(私)ちゃんに心から感謝している。
息子を孫を妻をよろしく頼みます。
○○ちゃんならきっと、孫を大切に育てあげてくれると安心してる。
天国に行ったら、○○ちゃんのお父さんにもお礼を言わないといけないね」

と、初めて逢った時と変わらない優しい笑顔で言ってくれた。

お義父さん

私は辛くなると、お義父さんが残してくれた言葉をいつも思い出してます。

あれから14年

時に前進し、時に後退しながら、日々何とか進んでいます。

お義父さんが大切にしてくれた家族を守るために。

どうか、これからも見守っていてください。

私を家族にしてくれて感謝しています。

さぁ、そろそろ私の大切な宝が公園から帰って来る。

いつもの休日が始まる。それが何よりの幸せだ…。

コメント

∞こつぶ∞

ペンママさーん😭😭😭
いつもいつも泣ける😭😭😭
温かい気持ちにしてくださってありがとうございます☺
ペンママさんも周りの方たちも温かさに溢れているな~💓

  • ペンママ🐧

    ペンママ🐧


    こんにちは😊

    こちらこそ
    いつも温かいコメントを
    ありがとうございます😌

    恵まれている環境であることを、ただただ有り難く思うと同時に、守っていかなければ…と、気持ちが落ち込む時は奮い立たせています。

    何気ない日常だからこそ大切にしないと…ですねっ🥹

    • 6月25日